アップゾーンでギラギラと出番を待っていたのは米山裕太だったわけですよ。



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「日本に何かが起こった」/世界バレー 日刊スポーツ



大きな大会で勝ち上がっていくためには、ラッキーボーイとかラッキーガールのような、その大会で輝きを見せるプレイヤーが出てくることが不可欠。

そういう選手はアップゾーンで「俺が出ていればこうやってやる」とギラギラと目を輝かせながら出番を待っている。

バレーの神様はこういう選手が大好き。



そしてちびっ子レフトがギラギラしていると、私が憑依する。

実況でちびっ子レフトエースのメンタリティが爆発した。







日頃、全日本男子実況をやる時には、「まずは俺」などツーを繰り出す阿部裕太をいじりながらやっているものだから、「俺に持って来い」と始めた時に「俺」が誰だかわからなくなったようで、ちょっとタイムラインを混乱させてしまったようです。

応援しているチームにチビっ子レフトエースがいて、チームが負けそうになったりすると、「俺に持って来い!」って始めたりすることがたまにあります。

たとえ女子の試合でも。



それをたまたま見かけたお知り合いの方、そんな時は「レフトに集めろ!」と、全力でフォローしてください。

たぶんそういう時は、『エース』にバレーの神様が降りかけている場面ですので、みんなで乗っかっちゃうとバレーの神様が面白がるので大逆転劇が見られるはずです。

エースとはキチガイ稼業。そしてバレーの神様はバレー馬鹿が大好き。





少し気になっていた石島雄介

私、ついっとの最初のほうでつぶやいていますが、この世界選手権一次ラウンド1・2戦やインタビュー映像などを見ていて、ゴッツが内側を向いていることが気になりだしたのですよね。

イラン戦敗戦の後に『気持ちの問題』を口にしたゴッツ。



きちんとモチベーションが高まって、コンディショニングを整えて大会に入ることができたプレイヤーは、もっとこう「みんなでぶつかっていけばなんとかなる」というお気楽さに「あとは俺がなんとかする」という自尊心が溢れてきたりして、それが伝わってきたりするものです。

自分のコンディション的に何かあるのか、チームの中に自分が前に出られない何かの要素があるのか、そういったことはわからないけれども、エースがエースとして『オラオラ』を出せない雰囲気を感じ始めた。

何かこう、『自分はやるべきことをやっているから悪くない』と、自分を守りに入っている感じ。



センター・ライトで賑やかして勝てる相手だったら、エースはレセプションに集中していればいいのよ。

『清水が大活躍!』なんてのがそういう試合。

レセプションに入らないプレイヤーは1セットに30点取っても所詮『ポイントゲッター』。

『エース』ってのは目立たない部分でチームを背負っているからこそ、勝負どころでバレーボールの神様が降りてくるポジション。

全体のために黙々とレセプションをしていたり、スタメンではなくても常にチームが前に進むことだけを考えていたり。

『いざとなったら俺が』そう思いながら目立たないことをきちんとやっているからこそ、いざという時にバレーの神様が降りてくる。

それが『エース』。



スタッツは見ていないけれども、ゴッツはとりあえず1・2戦では、コートから下げられない程度にきちんと個人の数字はまとめてきていたのではないでしょうか。

負け試合でも個人でやるべき事はきちんとできているという数字で、『スパイクが明らかに弱気』とか『効果率が低い』とか『スパイクミスが多い』などのメンバーチェンジする決定的な要素が見えてこない状況。

何か問題を抱えているのだとしても、数字をまとめるところまで持ってきているのであれば、それはそれで立派なこと。



でも、センターやライトのプレイヤーなら自分の責任範囲をまとめればそれでよいのでしょうが、エースの出番は試合が苦しくなってきてから。

無難にまとめる『だけ』ではプレイヤーにはバレーの神様は降りてきません。

ゴッツは荻野がいた時代に、その背中をじっと見つめ続けてきたプレイヤーなのだから、もっとチームを背負わせてしまっても良いと思うのですよね。

植田監督は何かと福澤・清水の名前を出しすぎ。

まぁこれは同じVTRを何度も見せられていて、そういう刷り込みをされてしまっているだけかもしれないけれども。



チームの中で自己の存在証明をしなくてはいけない立場の選手の場合は、放っておいても自覚があればギラギラしてくる。

難しいのはそこである程度立場を確立してしまった選手。



根っからのバレー馬鹿だと、そこでも相変わらず突っ走っていくのでしょうが、なかなか今時そういう破滅型芸人的なキャラクターはいない。

いれば『突破者』として君臨して、こんなに試合のたびに苦しまなくても済んでいる。



越川の役回りはスター。魚顔だけど。

自分でルートを切り開いて我が道を行くイメージを持っているけれども、それだけに『背負う』のはちょっと違う気がする。

ぐゎっ!と来るものはこれまで試合で何度も見せてもらっているので、自由にさせながら、チームとリンクをした時にガツンとやってくれればいい。



やはりゴッツ。

実際はどうだかわからないけれども、清水・福澤中心と聞かされ続けて、立ち位置に迷ってしまっているのではないかな。

ゴッツの繊細さというかナイーブさというのは、ブラジルに行っていた頃の映像などでよく感じるところだけれども、まぁ『男子三日会わざれば刮目して見よ』なんて言うし『立場が人を作る』なんてことも言う。



もうゴッツをチームの真ん中に据えちゃっていいと思うのですよね。

ホンモノ…というか真性ならば、肩書きとかはむしろ邪魔になるのだけれども、この大会でこのまま終わってしまうならば『「エース」の自覚を持たせるために「キャプテン」』という肩書きを与える必要が出てくるのかもしれない。

肩書きを与える必要がある『エース』っていうのは二流なんだけどもね。



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チーム作りってのは難しいね。



でもなんとか二次ラウンドに進出した全日本男子。

ようやくラッキーボーイも出てきたし、これから試合を積み重ねていけば、越川がスターらしさを発揮する試合も出てくるだろうし、D作がギラギラする試合もあるかもしれない。



本番だからね。

守りに入らないで、やれそうなことを全部やらかして見せて欲しいものです。


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試合内容も痛かったし、試合中継はもっと痛かった。



試合中継とは言っても新タ悦男アナウンサーの実況はバレーボールをとてもよく勉強しているし、伝えるべき情報を伝えてくれようとしている。

問題なのはお前だ。

川 合 俊 一



結局ブロックを一発決めて自分が注目を浴びてちやほやされることしか考えていなかった元プレイヤーには、バレーボールに必要なブロック戦術をベースとした解説は無理ってことだ。

ブロックを1対1の駆け引きでしか見ようとせず、試合序盤から「コミットしろ」の連発。

新タアナウンサーが序盤から「ブロックとレシーブの関係は良いように見えますが」と、トータルディフェンスの意識の観点から川合にブロックの話をさせようとお膳立てしているのに。



川合は2ちゃんねるでアンチ俺活動やついったーバレークラスタを馬鹿にする活動をやっているヒマがあったら、ブロックやレシーブフォーメーションについて書かれた最新の本を読んで、1試合でも多くバレーボールの試合を見たほうがいいのに。

バレー解説者としての立ち位置が怪しくなってきたからこその根が恥部キャンペーンなのだろうけれども、バレー人気が底にある今ならイメージをそれほど損ねず次のステージに間に合うと考えているから言っている。



少し前の本で最新ではないけれど、ブロックの配置やその意図についていろいろ書いてある本があるから紹介しておく。

全部丸暗記なんてしなくていい。

トータルディフェンスのためにいろいろなブロックシフトがあって、それをチームの意図として使い分けながら組織で戦うのがバレーボールだってことに気付ければ充分。

" target="_blank">バレーボール百科事典バレーペディアは自分の解説がダメ出しされているから、どうせ読まないんでしょ。



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世界選手権 予選一次ラウンド 日本vsイタリア

川合解説者の言っていることと現実に目の前で起きている問題との間に、劣勢になればなるほど乖離が見られ、3セット目あたりには脳みそが分裂しそうになって中継を集中して見ていられなくなってしまった。



まずはスターティングオーダー。

石島  清水  山村

松本  阿部  福澤

リベロ:酒井




昨日イタリア戦との違いは、リベロは永野→酒井。それから2と5のポジション、福澤と石島を入れ替えた。

新タアナは毎セットかならず日本チームのスタートのオーダーに触れてくれていた。

セット序盤の3点目、だいたい2分くらいは時間を使っても、両チームの情報を伝えて当然のなのだけれども、まだそこまではなかなか期待できない。

1回目のTTOくらいまでは両チームのオーダーを肴に実況と解説者があれこれ語るようなバレー中継があってもいい。





前日のサーブレシーブの問題。

レシーブをネット際に寄せるAパスを意識しすぎるがゆえに損をする。

ここはまずまず修正できていたと思います。



阿部のセンターへのトスは高さも落下率もよかったのではないかな。

試合中盤でBクイックにブロックが2枚反応しはじめたところで、川合解説者が「相手ミドルブロッカーがセンターをマークしはじめているから、サイドを使って」というようなことを言いはじめたのだけれども、ブロックはリードで反応しているのでBを止めるために必要な高さにも到達していないし、2枚が揃っているわけでもないので、サイドを使い始めるのは早計。

コミットされているわけでもないし、もっともっとクイックとバックセンターを使って相手のバンチを寄せてから、サイドだろう。

ブロックをアタッカーとブロッカーとの1対1の勝負としてしか考えられないから、アホな解説をする。



阿部のトスに多くは期待していないけれども、センターへのトスに比べるとサイド、特にはやいテンポを意識したレフトへのトスが割れていた。

『はやくて高い』をやりたいがゆえの福澤だったりするのだろうけれども、これがあまり効いてこない。



結果、「越川を使え」ってな話になるのだろうけれども、その後、越川投入後もあまり効いている感じはしていなかったのは、問題が福澤ではなかったりするから。

越川はブロックを見てからの判断で優れた部分を見せてくれてはいたけれども、なんかこう「越川来たー!」というオーラが今回来ないんだよなぁ。

もうちょっとギラギラしようぜ。越川優。



サイドへの阿部のトス質も悪くはなかったと思うんだよなぁ。エンド側からの映像が流れたのを見る限り。

きれいに決まった場面だからエンド側からのリプレイが流れるっていうのもあるけれど。



結局セッターとサイドアタッカーとの間で「はやさ」についてのコンセンサスが取れていないことが問題なのではないかという印象。

もう本番が始まっているのだし、とりあえず長野からミラノに向けて清水を「速さ」の縛りから部分的に解放したように、レフトも部分的解放をするしかないのではないかな。

その代わり、サードテンポのトスが上がってきて、ブロックを見ずに安易に直撃を喰らったりしたら許さない。

チームの目指している方向性とは違うけれども、すでに本番だし、時間が無いからそんな方向で行ったほうが対処としては良さそう。



それから日本が劣勢になってきた2セット目以降、ミドルブロッカーがコミットに行っているので二度跳びしている場面が目につくんだよなぁ。

リードで行ってる時に、そこそこワンタッチ取れているじゃん。

それがレシーブで上がらないからコミットの指示が出たりしているのだろうけれども、そのあたりの戦術ミスも日本がジリジリいく原因の一つじゃないのかな。



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日本はイランよりもレセプション成功率が高いのに負けている。

日本はセンター攻撃が決まっているのに負けている。




つまりこれって、レセプションからの攻撃成功率しか考えてこなかった日本バレーの歪みが出ているってことではないのか。

サーブでいかにイニシアチブを取るか。

ラリーをどう制していくか。

攻撃的なサーブとブロック&レシーブのトータルディフェンスからのカウンターだよなぁ。



「これ!」と断言できる原因がはっきり言えず、不完全燃焼で気持ちが悪いので、メディアがどうこれを分析して伝えているか、リンクを張っておきます。



バレーボール:日本2戦2敗に 男子世界選手権 毎日/共同

【世界バレー】日本男子、イランに敗れ2敗目 産経/共同

【世界バレー】イラン監督「これが最初で最後の勝利にならないことを願う」 産経/共同

【世界バレー】植田監督「大切なところでミスが出た」 産経/共同

【世界バレー】格下イランに屈した日本、課題の多さ浮き彫りに 産経/共同



本番だし追い込まれているけれども、集中力を切らさず、まず自分ができることを確認しながら、しっかりとそれぞれが出していこうよ。

フルセットやってしまったらいろいろまずいけれども、試合は5セットまである。



はぁ…エジプト戦は実況:土井/解説:川合かぁ…


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さあ、いよいよ世界選手権開幕です。

世界選手権を楽しみにしている多くのバレーファンが、大会開幕前日に放送予定を探し回っている今回の世界選手権。

バレーファンですらこんな状況だから、きっとバレーファン以外の視聴者はまず見ないってことだよね。



つまりメインターゲットは放送予定を調べてまで見ようとするコアなバレーファン。

バレー観戦初心者向けにアイドルを用意したり、初心者向けの感情移入用のVTRを作成する必要も無い。

バレー好きに向けたバレー好きのための放送をきっとTBSは考えてくれているはず。



男子の地上波放送枠は小さいし、事前の特集なども直前でもちょびっとだけど、そこはコアなバレーファン向けだから仕方がない。

直前になっても『女子の開幕まであと○○日』というトーンなのは、きっとライトなバレーファンの目をカモフラージュするために違いない。

地上波でもこれだけバレーファンにターゲットを絞り込んでいるのだから、きっとCSの生放送は、マニアックすぎるぐらいのバレーボール中継が見られるに違いない。

今回はTBSチャンネル。

見たい放送にお金を出す習慣がある視聴者を、きっと存分に楽しませてくれるに違いない。



ほら。夏のワールドグランプリでもフジテレビのCSは試行錯誤しながらバレーボールを楽しませる方向で放送してくれた。

参考:フジテレビが放送した2010ワールドグランプリ中継の感想・意見・希望など



これを受けて、TBSはきっと、面白いバレー中継を我々に見せてくれるはず。

参考:2010世界バレー男子 イタリア大会(9月)

【放送カード】

9/25(土)深夜3:50〜翌午前6:00(生) ※延長の場合あり

第1次ラウンド「イタリア×日本」

解説:柳本晶一 実況:土井敏之



9/26(日)午後11:50〜深夜2:00(生) ※延長の場合あり

第1次ラウンド「イラン×日本」

解説:川合俊一 実況:新タ悦男



9/27(月)午後11:50〜深夜2:00(生) ※延長の場合あり

第1次ラウンド「日本×エジプト」

解説:川合俊一 実況:土井敏之




…………求めているのはそういう面白さじゃないのだけれどもな。

TBSがコアなバレー中継に『笑い』を求めるなら、徹底的に面白がってやる。

どうせ柳本も川合も『アンチ俺』だ。



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世界選手権 予選一次ラウンド 日本vsイタリア


柳本晶一 6点

いやいや、柳本が解説ということで、どのようなヘンテコ解説をするのか、手薬煉引いて待っていたのですよね。

下手な事を言ったら吊るし上げて晒し者にしてやろうと準備していた。



ただの30年前の古臭いバレー解説じゃねーか。



序盤はフェイにトスが集まる。

これをしのぐには「サーブレシーブ」。

1セット目を落としたのも2セット目を落としたのも3セット目を落としたのも原因は「サーブレシーブ」。



解説中、1回だけサーブレシーブが悪い状況を変えるために、「サーブでもっと攻めてみてもいいかもしれません」と言った時は「おっ!」と思ったけれども、その根拠は語らず。

そりゃそうだ。

レセプション成功率だけを見て、「Aパスが入ったら日本はコンビバレーができる」としか言っていないのだから。

サーブ効果・ブレイク率・サイドアウト率も見ていないし、何をもってAパスとするのかという定義すら無い。

伝える側に無い価値観は、当然視聴者にも情報が伝わって来ない。

あ、TBSの中継では「Aパス」という用語は一切使われていませんでした。

男子バレー標準の「Aカット」も使われず、「Aキャッチ」。



全ては女子大会のために。

選手紹介VTRは無かったけれども、柳本紹介VTRは2タイプ流れた。



あ、そうそう。リベロがジャンプトスでバックトスをした事に驚いていましたな。

当たり前のことなのですが。

本来解説者として言及するべきは、リベロ永野が長野でのワールドリーグ予選からそのトスを少し変化させていたこと。

まぁ、『はやさ』を全く理解していない解説者には、その意味を正しく伝えられるとは思っていませんが。



それからさぁ、イタリア女子のピッチニーニが観戦に来ていることくらいは触れようよ。

カメラFIXで何秒ももアップが流れていたじゃん。



土井敏之 6点

一番困惑したのは第2セットのスターティングオーダーの伝え間違い。



第1セットで福澤→越川の交替があって、第2セットは越川がスターティングと伝えたから、米山投入時に当然石島と交替と考えるじゃないか。

今回のTBSのメインターゲットであるコアなバレーファンは、オーダーを意識しながら見るんだぜ。

情報を見誤って間違えた情報を伝えてしまうことはライブなのだからあっても仕方が無い。

でもさ、間違えた情報は迅速に訂正しようよ。



視聴者には限られた情報しか伝わってこないのだから、間違えた情報の訂正は大切。

言葉を噛んだり言い間違いをしたりしたことをあげつらっているわけじゃないんだ。

『スポーツ中継を伝える』事の根本の部分を指摘している。



それから、おそらく試合開始前に場内アナウンスで紹介されて挨拶していた人、イタリア在中の日本の領事か何かじゃないの?

『世界選手権が最も権威あるバレーの祭典』って100回言うよりも、この大会が国際政治における社交場としての役割も果たしていることに触れたほうが視聴者はこの大会の重要性を感じ取るんじゃないのか。



他にも「この人はイタリアで有名なモデルじゃないのか?」なんていう美人がアップになっていたりしたのだけれども、どうなのだろう。

著名人やVIPも見に来ている大会だぞ!ってやるのはTBSは大好きじゃなかったのか?



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10000字超えたので、試合に付いては追記へ。
全日本男子チーム 45点

長い戦いの開幕戦。

はるか格上の強豪相手にアウェイで選手を全員使い切ったところで30点。よくやった。

控え選手が「俺の出番はいつだろう」とドキドキを引きずらなくて済む。

「ここは俺だろう」くらいの気持ちでアップゾーンでギラギラとスタンバイするのがリザーブ選手のあり方。

その準備はできた。



長野では『低くて速いトス』を随所で見せていた全日本男子ですが、間違った事や頭の悪い事は修正していかないと。

ってことで、長野のワールドリーグ予選ではダメだった二段トスが修正されていた点は良かった。

プラス5点。

特に永野→清水のトスは、『低くて速いトス』を止めて、清水の打ちやすさを優先していたところはOK。

アタッカーの選択肢が無いところで単発の『低い速さ』を追求したって、攻撃力が落ちるだけ。



第2セット、イタリアが9点で日本が4点目の場面。

ボールが弾き出された場面から永野がボールをコートに戻して攻撃に繋げた場面。

あれは素晴らしかった。プラス10点。

センターがなぜかトスを上げる前からブロックカバーに入っていたけれども、あのサボりが無ければプラス20点でも良かった。



「Aキャッチなら日本はコンビバレーができる」というレベルで解説している柳本は全く気付いていなかったけれども、「コート中央付近にボールが上がれば日本はシンクロ攻撃ができる」の良いお手本。



ビデオを録っている人はリプレイを。

レフト・バックセンター・ライトから、アタッカーが同じタイミングで助走を切っている。

相手ブロックはデディケート。

選択はライトかな?と思ったところでファーストテンポのバックセンターが来た!

これこそが『早くて高い』同時多発のシンクロ攻撃。最終的に植田体制が目指すブラジルスタイル。

はい。ブロックはアタッカーに対応できません。



崩れた場面で3ヶ所からのシンクロができている。

本来ならば常に前衛センターを含めて4ヶ所からシンクロできるのが完成形。

『自分たちの形』ではないところから、シンクロをやってのけたところは自信を持っていい。



でね、自信を持っていいところで自信を持たないから、『間違った考え方』でもったいない状況を作り出す。

この試合、確かに「サーブレシーブが良くない」と言ってもよいのだけれども、「サーブレシーブの何が」良くないのかという点を見誤ってはいけない。

数字が悪いのが問題じゃないんだよ。



第2セットが象徴的でした。

レシーブをネット際でセッターに取らせようとするあまり、ニアネットのボールが多くなり、そのためにジタバタする場面が多すぎた。

セッター阿部がジャンプトスでなんとかしようとしてオーバーネットになること1回。

ノーカウントになったけれども、トスを上げようとしてネット上の押し合いになった場面が1回。

セッターが今村に替わって、ボールに届かずダイレクトという場面が1回。

またネット際にボールが来るので苦しいセットアップを余儀なくされる場面も多かった。



「何がAパスなのかという考え方」が、今回のサーブレシーブの悪かった点。

アタックライン付近にレシーブを上げておけば、シンクロ攻撃ができる。

だったら、『カットそこそこ』のほうが攻撃力が増すじゃん。

少なくとも相手ブロッカーが困りだす。

こういう考え方ができないところが敗因。



柳本の解説で言っている「サーブレシーブが悪い」は日本を負けに追い込んでいくのです。

つまり敗因の一つは『日本の持ち味はAパスからの速いコンビバレー』という思想



第3セットでは指示が飛んだのか、『サーブレシーブそこそこ』に修正されて序盤は落ち着きを取り戻したように見えた。

しかしね、速くて高いトスを理解せずにセンターを使っているから、1本目にはへなちょこが決まったものの、2本目の山村宏太はリードでキルブロック。

これでだいぶ心が折れたねぇ。清水がサーブを入れていったあたりがその証明。

福澤のブロックアウトと強いサーブで立て直しかけたのだけれども、イタリアのフェイを止めた気になって気を抜いたところでボールが繋がったラリーを取られたのが決定的。

続けざまに松本への3本目が合わなくてダイレクトでブロックされたところで完全に折れた。

その後立て直せっていうのはギラギラしたリザーブを一気に大量投入したところで難しい話です。ジ・エンド



『低くて速いトス』ってスパイクの白帯通過点を考えるとネットに近くならざるをえない。

アタックライン方向からのトスでは使いにくいし、ブロックが完成する高さも低くて良いのだからつかまりやすい。

バレーボールをお仕事にして、24時間バレーボールのことだけを考えていれば良い、うらやましい身分なのだから、そろそろ気付こうよ。



ああ、清水。

長野に比べるとだいぶトスが打ちやすそうに見えたのだけれども、それでもやっぱりスパイク準備できてないのな。

第1セットはパスで返したのが3本あったかな?

決めなくてもいいから、きちんとスタンバイして、打って崩しにいこうぜ。



1・2セットはもうちょっと面白くできたと思うんだ。

セットを取っていれば、流れも変わってくる。ギラギラしていこうぜ。

本番の時だ。
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いよいよ男子世界選手権の開幕ですが、昨日の続き。

一応B帳票のリンクを張っておくかな。



9月11日 対JTマーヴェラス戦

9月11日 対東レアローズ戦

9月12日 対パイオニアレッドウィングス戦



オーダーも入れておくと話がしやすい。



基本オーダー

13石田小枝  6都澤みどり  8佐藤瞳

2戸崎琴美  14横山雅美  12遠井萌仁

Li:11中村かおり




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相変わらずウィークポイントはミドルブロッカー

帳票を見るとJT戦での戸崎琴美はブロック8本と大活躍。

しかしスタッツを見て戸崎すごい!なんて言っていてはいけない。

JT戦ではセンターへの出会い頭なブロックが多発して笑っていたけれども。

おそらく最大の被害者はマッチアップの加藤千尋。



リヴァーレは3枚ブロックを意識して多用するような試合をしていたけれども、戸崎絡みでひどい場面を何度も見た。

相手レフトにトスが上がる。

戸崎の動きが遅く、なんとレフトの石田小枝(こえだちゃん)が詰まってしまって、戸崎を押しながら3枚ブロックに跳ぶ。

たまたま1回ならまだしも、同じ試合で何回かあるようでは、ブロックディフェンスの要のミドルブロッカーとして大問題です。

ミドルブロッカーってのは3枚ブロックの3枚目をブロックする役割じゃないんだって…

前2枚を担当しているのなら、せめてセカンドテンポのトスには2枚きっちり揃えてもらいたいものです。



佐藤瞳はフルでプレイを見たのは初めて。



攻撃での打開役でワンポイント起用された場面を見たことがあった気がする。

戸崎が戸崎なのでいきなり前3枚担当となって、頑張っているなとは感じたのですが、経験不足もあるでしょう。



彼女の印象としては立ち姿・歩く姿が美しくないって感じなのですよね。

長身の女性にありがちな乙女メンタリティなのかもしれませんが、『内股がかわいい』という刷り込みからか日頃の動作から体の使い方が不自然になっている。

基本的な体の動かし方をしないと着地の時に怪我をしそうだし、そういうところから整えていったほうが良いのではないか。



んー、とりあえず今シーズンもリヴァーレセンター陣にあまり高い期待はできない。





セッターは横山メインでいいんじゃない

初日の第一セット、内田がトスを上げていたのだけれども…

今のリヴァーレのセンター陣には内田役子はもったいなさすぎる。



内田には日頃の練習でセンター陣を徹底的に絞る役目を担当してもらいつつ、試合ではベンチから中村かおりにコーチング。

そして横山雅美が判定で揉めた後にキレて、ツーをぶち込もうとしたらコミットでキルブロックを喰らうような場面で、クールダウンのために途中交替。

仕事は多いけど、こんな感じでどうでしょう。



あ、今書いた横山のケース。どの試合か忘れたけれども春日井で実際にあったのよ。

ミスジャッジは実際あるけど、イライラするなって。面白かったけど。

横山雅美のセンター攻撃発生率の傾向はリヴァーレの攻撃陣の実情向き。





見所はやはりウィングスパイカー陣

いやいや。都澤みどり加入はよかった。

社内のクラブチームでバレーは続けていただろうけれども、ここまですぐにポテンシャルを見せるとは思わなかった。

狙ってネットにボールを当てる9人制ならではのプレイを見せてくれたりして面白い。

JT戦の3〜4セット目あたりではバレーの神様が都澤に降りてきていた。

出しっぱなしだと疲れるので、後衛に下がった時には吉田あいの出番です。



夜の日本バレーボール楽会で否定はされたけれども、都澤レフト起用も面白いと思うんだ。

全体のスタッツの流れを見ると、連戦だときつい部分も感じられるし。

足立留美的な役回りで、途中投入で2セットくらいまでならあの手この手でどうにも止まらない感じでどうだ。



石田小枝(こえだちゃん)は3戦通じていい仕事したねぇ。

コートでも声もアクションも大きくて元気者で、きっとファンになった人も多いはず。

私的にはブロックの着地後などに、リズムを取るように手を叩いて声を上げる姿がツボでした。

コトを押しながらの3枚ブロック着地後でも「おらおら!二段持って来い!」って感じ。



ちょいと心配なのはサーブレシーブ。

今回はリサーチが足りなかったようで、定番のモエ狙いだったのだけれども、試合前練習をしっかり見ていたらこえだちゃんが狙われていたかもしれない。

ボールを運ぶ動きを上半身に頼りすぎているのが気になった。

リーグまでにしっかり練習して、サーブの集中砲火にも耐えられるようにしておこうぜ。



そしてモエ。遠井萌仁。

やればできるじゃないか!と、叱っておく。

今回はスズがアナリストに専念していたので、自分が崩れても交替は無いっていう緊張感がよかったのかな?

サーブで狙われ続けても、レシーブも安定していたし、初日はえらい打数を打っていた。

スズがリーグで選手登録されるのかどうか知らないけれども、やればできるのだからやれ。



2日目は攻撃のほうはパイオニアブロック陣に潰されて、3セット目からは都澤に替わってオポジット投入。

この多様性も武器だぞ。モエ。



で、後衛に下がって早々、普通の感覚でバックライトに入っていたら、横山はバックセンターにトスを上げた。

バックセンターにいたのは川原愛璃。パスで相手コートに返す。



ラリー後すぐに選手同士で声をかけあって調整に入ったのだけれども、菅原監督がここでタイムをすぐに取ったところなどは「やるなぁ」と思った。

菅原監督はモエの顔を見て一声かけたら、後は選手同士で話し合わせる。

このローテーション、モエはバックセンターに位置することになった。



実はリーグではこのパイオニア戦第3セットのオーダーがベースになるんじゃないかなぁ。

江畑幸子が川原の位置でスタメン。

都澤がレフト&ライトのバックアップ。

エバも数ローテレセプション参加しようぜ。たぶんすぐに上手くなる。

きっとサラが守備範囲を調整してバックアップしてくれるよ。



川原愛璃は少し出番があったけれど、今ひとつアピールを感じられなかった。

シーズン通してアップゾーンでアピールしていこうぜ。

まずはタイムアウト中にぴょんぴょん跳ねるところから。



ああ、ここに高崎紗緒梨も加わるんだった。

どうするんだろう。

高崎妹、センターできないかなぁ。でもコチキャラに出てた頃もレフトだったしなぁ…

江畑-高崎でフロントオーダーのレフト対角とかやるか。

FC東京のポジティブなフロントオーダースタイルで。



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だんだん漢字が面倒になってきて、後半コートネームになってきてしまった。

ま、いいか。

さて、世界選手権開幕だ。
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毎年毎年、どうしてこうも退部者が出るかな。

なんてことを思いつつ、まぁ夏場は選手が足りなければマネージャーが出場するだろうと、それはそれで楽しみだったりしたリヴァーレ。

そんなこんなで守備力が売りだったチームだったけれども、次第に「このチームは守備力がスゲー」とは言いにくくなってきたのですが。



しかし藤崎朱理のラグビー転向は頑張って欲しいけれどもチームにとっては大打撃だし、加えて城美鈴がアナリスト?

まぁ生きのイイ小型サイドアタッカーは次々と出てくる、Vチャレンジリーグ向けの日本最大のエース生産工場だったりするのであまり心配はしていない。

石田小枝(こえだちゃん)もいるし、サイドはまたいい選手が出てくる。



手薄なセンター陣がかなり問題。

なんとか計算できる張芳赫もNECレッドロケッツに。

そしてさらに山本友里恵も上尾メディックスに。



セッター松浦麻琴も赤ロケか。けっこう仕掛けるタイプで面白かったのだけれどもなぁ。

江畑幸子が全日本でキャリアから考えると充分なほどの活躍中とはいえ、今度のシーズンはどうなるんだ?

ミカマネももういないし、夏場の大会だけ考えても戦力はヤバイぞ。



あ、セッターだけは贅沢な補強。

内田役子に横山雅美。

うふふ。全日本に直結する日立リヴァーレ。



それから都澤みどりが復帰。

プレイを見るのは数年前の皇后杯関東ブロック予選に日立のクラブチームで勝ち上がってきた時以来になるかな。

大沼綾子と一緒に高校生と戦っている試合を見た。



ということで、まだタイムアウト中に跳ねているところしか見たことがなかった石田小枝(こえだちゃん)を楽しみにしつつ春日井行き。

2日目は男子の試合を見る予定だったのだけれども、結果的に日立リヴァーレの試合は3試合とも見てきました。

東レ戦だけは少し遠目で。その時は男子コート側にいた。



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久しぶりのリヴァーレ。

まず驚いたのはリベロ中村かおりの体格の変化でした。上半身の厚みが増してかなりがっしりした体格になっていたこと。



体の厚みというのはレセプション時のボールコントロールに良い影響があると、根拠は薄いながらも考えている。

まずパワーサーブに負けないし、重心の移動によるボールコントロールの時に、厚みのある選手のほうが微調整を繊細にできる。

また、基本的なパス力の点でも体格のしっかりしていない選手の場合はボールコントロールが心もとない。



サラぁ。がっしりしてきてなかなかいいんじゃないの。と、期待が膨らむ。

もう八重歯が可愛いだけじゃない。

アスリートらしくてカッコイイ。



見た目の変化といえばあと二人。

一人は贔屓目の遠井萌仁。

22歳デビュー。金髪。

今年のキャッチコピーは『ハンパしちゃってゴメン・遠井モエ』。



そして期待の石田小枝(こえだちゃん)。

マッシュルームなヘアスタイルに足のサポーターの感じがすっかり小っちゃいキム・ヨンギョン。

ヨンギョンを見た時に「こえだぁ、大きくなったなぁ」と声をかけてももちろん構いません。



城美鈴はアナリスト『兼任』で選手も続行するんじゃないの?という期待もあって、動きも見ていたのですが、とりあえず今回はアナリストに集中。

で、その横にどこかで見た顔。大爆笑顔。

高崎紗緒梨じゃねーか。リヴァーレのチームウェアを着ている。

公式戦に帯同している以上、単にチームの発表が遅れているか、チームが発表を忘れているかなのだろうけれども、こういう事は悪いニュースじゃないのだから、きちんと発表しようよ。



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リヴァーレはこの時期引き抜かれている選手が全日本に行っている江畑だけだったので、主力が根こそぎ持っていかれているJTや東レ相手に良い勝負ができました。

Vプレミアで戦ってきた中心選手がしっかり残っているパイオニアにはストレート負け。

まぁ勝った・負けたはサマーリーグなので二の次として。



基本オーダー

13石田小枝  6都澤みどり  8佐藤瞳

2戸崎琴美  14横山雅美  12遠井萌仁

Li:11中村かおり




第1試合のJT戦第1セットはセッターが14→10内田役子。

二日目のパイオニア戦第3セットは都澤を休ませてモエをオポジットに。こえだ対角には7川原愛璃を起用。

江畑幸子がもどって来た時に、チームにどのように融合させるのだろう…なんてことは、みんながけっこう関心を持っているところです。



でもまぁ、その辺は次回。

今回は中村かおりについて。



いやいや。アスリートっぽい体格になったのも良かったのだけれども、リベロとして期待したい行動が取れていた事が嬉しい。



●リベロはコートに入ったり出たりを頻繁にする

リヴァーレはスタンダードにミドルブロッカーが後衛に来ると、サーブを打った後はリベロと交替するスタイル。



1試合目第1セットでセッター内田役子がベンチに下がった後、アップゾーンに行かずにベンチの一番隅(エンド寄り)に座っていたのですよね。

どこか怪我でもしたのかと気にして見ていたら、リベロの中村かおりがベンチに下がるたびに内田の所に来て何かを話している。



そうか。コートの外から見た客観的情報を毎度コート内にフィードバックしているのか。



この内田が座っていたポジション。相手サーブの伸びや落下傾向をチェックするには良い位置だし、エンドラインのインアウトのジャッジをするにも良い位置なので、ひょっとしたらそうした声も飛ばしていたのかもしれない。

うん。こうやってチーム全体で戦う形っていうのはいいね。

判断力のあるベテランが出場しなくてもベンチにいる意味がとてもある。



リヴァーレは相変わらずミドルブロッカーが弱いので、ブロックディフェンスの組織化なんてことは遠い先の話ですが、比較的ブロックディフェンスもチェックしやすい位置だし、アナリスト情報を元にブロックディフェンスにも指示を出していけるようになると強い。



リベロは「スーパーディグ」を求められているポジションではない。

「スーパーディグ」が発生しなくても機能するブロック&フロアディフェンスをトータルにコントロールする役割であってほしい。

リベロは「ナイスレシーブ」を求められているポジションではない。

レシーブ成功率はそこそこでも、チーム全体のレセプションをトータルにコントロールする役割であってほしい。



そこで必要になってくるのはコミュニケーション能力。

中村かおりはコートの中でけっこうおしゃべり。

そしてちらりと見える八重歯が可愛いと、コートの中のチームメイトも言う事を聞いてくれるのは成田郁久美と一緒。

ディフェンス全体をマネージメントできるリベロを目指してくれ。



2試合目の東レ戦ではこの内田役子がやっていたポジションを誰がやっていたかチェックしていませんでしたが、2日目のパイオニア戦では1樽谷真由美がやっていました。

けっこうこのポジション、勝敗に影響するかなり重要な役割なんじゃねーか?





10000字超えたので、残りは追記に。
●リベロはオーバーパスを使ってもいい

バレーボールを初めた時に、いきなりブロックやスパイクから教わった人って、おそらく世界中を探してもあまりいないと思います。

まぁ通常はパスから。

体育のバレーなんかは即製チームなので、サーブとアンダーパスだけを教えることはあるけれども、競技バレーをしたことがある人なら、大多数はオーバーパスからスタートしたと思います。



しかし今時の日本の女子リベロ、頑なにアンダーを使い続ける選手が多い。

まぁ今年のワールドグランプリで、あの佐野優子ですらオーバートスへの意欲を見せたので、今後は少し変わってくるかな?

少なくともこのコメント欄でのやりとりのような面倒なことは減るはず。



中村かおりがチャンスボール処理で自然にオーバーを使っているのを見て「おっ」と思ったのですよね。



チャンスボール処理に関しては、相手がオーバーパスでのコントロールを難しくしようと、ものすごく高いボールで返球する場合もあって、「オーバーで取らなくてはいけない」なんていう風には考えていません。

こういう場合は落下加速度が付くので、しっかりとエネルギーを体で吸収しようとするとホールディングを取られやすかった。

ダブルコンタクトの危険性もある。

ファーストタッチのこれらのルールは緩和されているけれども、正確なコントロールのためにはアンダーのほうが都合が良いこともある。



また、味方の攻撃のリズムを整えるために、充分な間合いを作ってアンダーで低い位置からセッターにボールを運ぶ…という考え方もある。

こうした『間合い』が好きになったリベロが以前は和久山志恵理(武富士)。最近は永野健(パナソニック)。



しかしオーバーを使うのが適切なボールは、できる限りオーバーでボールを処理したい。

中村かおりはこれが自然にできていたので、逆に「おっ」と思ったのでした。

それだけチャンスボールの処理をアンダーでしかやらないリベロが多いということ。



こういうプレイヤーなら、必要に応じてオーバーを使える。

ほら、少し距離のあるバックゾーンからの二段トスも、正確にレフトにオーバーで送り届けた。

体の厚みが増したのも、オーバーパスのコントロールに良い影響を与えているかな?



ということで、シニアレベルに求められるリベロの能力を、かなりバランスよく持ったリベロとして、今後は中村かおりを基準に考えていこうかと思っています。

ディフェンスのトータルコントロールとしての能力で最も強力なのは成田郁久美(パイオニア/今はリベロをやっていないけれども)。

フロントゾーンでのジャンプトスを普通にやってのける、第二セッターとしてのオーバーパス能力を見せつける井上琴絵(JT)。

声の出し方は櫻井由香(デンソー/二段トスも美しく、トータルで優れているけれども)。

リベロをやっている女子の学生プレイヤーは、中村かおりを含む、以上の4人の仕事の仕方を中心にVリーグを見ていくと、今後求められるリベロの具体像が見えてくるはずです。


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