職場の親善旅行会に行って帰って寝て起きてイラン戦を見たのですが、寝起きでぼんやりしてしまって、宇佐美のエンドライン際から対角へのランニングバックトスに度肝を抜かれた以外は記憶が怪しいのです。
あとは前田の相手ライト側コート隅へのサーブがピンポイントを狙った感が出ていてかっこよかったくらいかな。

ゴッツが初戦よりも長く使われていたとか、いいねぇ松本だったこととか、崩れた場面でもコータがしっかりクイックのタイミングで跳んでいて縦のBが使えたとか、断片で記憶には残っているのだけれども、試合全体の流れなどは一切残っていない。

あ、地上波中継で取られた第3セットを丸々カットされたことは覚えています。

取られたセットを放送しないってことは、強い相手にきちんと対応して勝利した姿を見せないことになるので、勝利の喜びが安っぽくなるんですよね。
放送時間の都合もあるので仕方がないのだけれど、選手紹介VTRを繰り返し流したりカンペを読むタレントを映したりする時間があるのであれば、経過を伝えたり部分的にカットされてもゲームを最優先に流してほしい。
でもまぁ今回は放送枠自体が短く、無駄なVTRやカンペ棒読みは無い。

こんな時はあまり字数制限も厳しくなく試合のポイントを教えてくれる、ネットニュースを見ればいいんだ!

日本、イラン退け2連勝 バレー男子世界選手権予選<2009/08/29 18:21 【共同通信】>
日本、イラン下す=男子バレー・世界選手権アジア予選<時事通信(2009/08/29-18:21)>
男子バレー:日本は勝って2戦2勝 世界選手権アジア予選<毎日新聞 2009年8月29日 18時46分(最終更新 8月29日 20時42分)>
日本、唯一の2連勝で優位に/バレー<サンスポ 2009.8.29 18:37>

昨日良かったサンスポが日本の予選勝ち抜けの条件に視点を変えてしまったので、試合の内容は見えず。
ちょっとがっかり。
時事と共同は例の作戦を感じさせる記事なので試合展開はさっぱりわからず。

今日は毎日の記事がGOOD。
他チームの試合結果にも触れて他チームの結果を含めた予選勝ち抜けの条件を示している。
短い文章だけれども、過去の対戦成績から見たイランとの実力関係が見え、その相手にリードを奪われたりセットを取られたりした批判も感じられる。
試合の流れというのはわからないけれども、村社拓信氏、いいんじゃない。

今回はこの4社だけで他社の配信は追っていないけれど、どこかお勧めの記事あります?

あ、そういえば8月25日付けでSPORAのコメント投稿ルールが変更になったようです。
でもまぁ、絡みはついったーで。
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長いタイトルが好き。
なんだかとても権威のある大会っぽいでしょ。実際大切な大切なバレーボール単独では最も大切な大会の予選。
CSの放送を見るまで予選が日本で開催するなんて気付いていなかったけれども。

JVAの大会情報ページ
放送スケジュールしか見ていなかった・・・

フジテレビ放送の全日本女子『バンチリード』問題に関してはとりあえず老舗のsuis annex weBLOG「バンチリード」・・・言葉だけが一人歩き・・・(その1)と動き出してくださいまして一安心。

gabanさんが2ちゃんねるのまとめ記事をアップしてくれていますが、こうやって間違った知識が広まっていくんだよなぁ。
ぎゃばんさんが書いている『トスを見て跳ぶ』という書き方がとてもシンプルでわかりやすい。
ある方からも『see & responseだよね』という内容のmixiメッセージを昨日いただきました。スタンバイ時のアジャストのための移動とか、戦術としての予測の導入についてなどは別の問題としていることにきちんと気付いていただけている。

T.wさんの続編に期待しつつ、当方は男子全日本のカザフスタン戦を見ていきます。

えっと、カザフスタン戦はTBSチャンネルでの中継をすでに見ました。
地上波での放送をもう一度見ようと待機しつつこれを書き出しています。

ちなみにネットニュースの報道はこんな感じ。
日本、スケールの大きな相手に対応/バレー<サンスポ 2009.8.28 22:14>
男子バレー:日本はカザフに快勝 世界選手権アジア予選毎日新聞<2009年8月28日 21時16分(最終更新 8月28日 22時52分)>
日本、カザフ下し白星スタート=バレー男子世界選手権予選<時事通信 (2009/08/28-21:36)>
日本、カザフ下し白星発進 バレー男子世界選手権予選<2009/08/28 21:07 【共同通信】>

サンスポはセッターの交替を試合のターニングポイントと見た記事。
毎日は選手・監督コメント記事は追加分かな?主記事は『強打』しか触れていない。
時事は「高さに対してスピードで振り切った」という、実際に試合を見ていたのかわからないような記事。
共同は「福沢、清水(ともにパナソニック)らの活躍で」という、スコアで得点の多い選手の名前を入れ替えれば使いまわせる記事のパターン。このパターンね。

相手チームの特徴にも触れ、試合の展開やターニングポイントが感じられるサンスポの記事が一番いいね。


さて、試合の感想。
いろいろ記事を読んでいたら、地上波はあっという間に放送が終わっちゃった。

サンスポのセッター阿部投入は確かに大きなターニングポイントでした。
ワールドリーグでもこのセッター交替はうまく機能していたのを見たし、今回もどうもイマイチだった清水が阿部の投入で息を吹き返した。
阿部がレフト方向コート外に走りながらのライトへのランニングバックトスだとか、1枚ブロックだとか、阿部好きには面白い場面がたくさんありました。
ツーも出たらしいんだけれども、その時は何かやっていて見逃した…
宇佐美&朝長の頃も宇佐美&阿部の今も、セッターを変えてチームを変化させられるという点は相変わらず良いところです。

でも自分がこの試合で最も印象的だったのは、日本がサーブで攻め続けることができた事。
特に福澤はスパイクを見ても跳べている福澤だったので、サーブのほうもとても良かった。

サーブっていうのは攻めていく意識を常に表に出していないと、いつの間にか入れてけサーブになっていってしまいます。
いつの間にか相手のペースっていうのはこういう所から始まります。
そして完全に相手ペースになってしまうとますますサーブミスはできなくなる。

この試合は久々に見たゴッツ石島のサービスエースも序盤から見られたし、タイムアウトの折に触れ監督からも「サーブとブロック」と意識の表層に常にサーブで攻めることを置くための言葉が出ていました。
実況アナウンサーが言葉を被せるので具体的な指示は聞き取れませんでしたが。

面白かったのは第3セットかな?
「サーブを入れていかなくては」的なコメントを解説者がしたばかりのTO中に、「サーブ、入れていくのやめよ」というベンチの声が響いた場面。
あの声は山村宏太かな?

えっと、立場を失った感じの解説者は…川合俊一。
またあんたか。

川合もサーブを入れろというのは2度サーブミスが続いた後の場面だったり、1本サービスエースを決められても次でしっかり切ればOKと割り切ったりと、サイドアウト獲得率に基づく攻撃的サーブの重要性は理解しているようなのですが。
「8割くらいの力で」とか、なんとなくデータバレーっぽいというオリジナルな言い回しを持っているのだから、それを使えばよかったのですが「入れてけサーブ」を連想させる言い回しをしていたので面目丸つぶれでした。

「入れてけサーブ」を強調するのは古き悪しき昭和の考え方。今の男子バレーでそれを連想させてしまう解説は悪い解説。

インドアバレーの川合解説はもう5試合に1回くらいにしたほうがいいと思うのですよね。

こう書くとまた単純な方から「あいつはアンチ川合」とレッテルを貼られそうですが、そういう訳ではありません。
でも今日はそろそろお出かけなのでこのへんで。
注目のイラン戦は深夜の地上波で見ますが、またカットされまくるのかな?
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ワールドグランプリ決勝ラウンド最終日。東京体育館に行ってきました。



本当はいつものようにだらだらといろいろ思ったことを書いていきたいのですが、

今週末は今年の全日本男子の本番の試合!

男子は世界選手権の出場をかけてガチンコで戦わなくてはいけないので、すでに意識はそちらのほうに向かっています。



それにしても本番なのに地上波放送は深夜か…

金曜・日曜はTBSチャンネルのライブ、土曜の試合は地上波で見ることになるかな。

とても大事な試合なので、放送予定を…



8月28日(金)

18:29〜20:10【LIVE】 TBSch 日本×カザフスタン

27:55〜28:50      TBS 日本×カザフスタン

8月29日(土)

14:29〜16:10【LIVE】 TBSch 日本×イラン

27:13〜28:40      TBS 日本×イラン

8月30日(日)

14:29〜16:10【LIVE】 TBSch 日本×韓国

27:12〜27:42      TBS 日本×韓国

 *9月3〜5日にBS−TBSにて再放送



イランがクセモノってダルさんが言ってました。





ええとまぁ、本番に向けて男子モードに切り替え中なのですが、フジテレビ実況が連呼した「バンチリード」という言葉が完全に誤解をあたえている状況を数多くのブログで見ております。



長くバレーブログをやっているような所でも「きれいなバンチリードブロックが決まった」というような表記があったり。

おそらく3枚ブロックでキルできた場面を見て書いているのでしょうが、このように「バンチリード」という言葉が単独で間違った用法で広まり始めています。

ブロックが決まる場面の事を言っているのであれば、待ち受け陣形用語である「バンチ」は関係ないだろう?とか思うわけでして。



このように「バンチリード」という言葉が独り歩きしはじめることでますます混乱が拡大して、今後修正に時間がかかることになりそうです。



とりあえずはてな別館のほうでブロック用語の解説をしておきました。

これを順番に読めば今回のフジテレビの中継が何かおかしかったことがわかるはずです。



ブロック用語 分類

ブロック用語 目的による分類

ブロック用語 跳び方による分類

ブロック用語 守備範囲による分類

ブロック用語 防御陣形による分類



チームの基本ベースとして「バンチリード」を選択するというのは(ようやく)バックアタックが前衛攻撃とコンビネーション化されつつある女子バレーにおいて有効な策だと思いますが、さまざまな選択肢を組み合わせて、相手チームの攻撃戦術や試合中の状況に対処していく…というのが高いレベルのバレーボールの考え方であり、「バンチリードシステムの完成」=「全日本女子の強化」=「オリンピックでのメダル」では決してありません。



当ブログよりもバレーファンへの影響力がはるかに大きい戦術的にバレーを扱っているブログで、ライター本人が誤解をしているかもしれないと感じた表記を見つけてコメントで指摘したのですが、ご本人はきちんと用語を理解されているようです。

ただ、ライトなバレーファンへ誤解を生みかねない表記というものへの問題意識はあまり感じていらっしゃらないようなので、自分のコメントへのレスが自分のコメントが誤読だという指摘と以前から(自分も読んでいる)いくつかのブログできちんと理解しているというものでした。



本当はアクセス数の多いそのブログのようなところで、戦術的な視点の薄いバレーブロガーやライトなバレーファンへの、正しいバレー用語の浸透と戦術的にバレーを見る視点の波及を担っていただきたいところですが、ブログを書く目的も人それぞれなのでこの件に関しては引いてきました。



ちなみに自分のリードブロックの解説では、意識的に「読む」という日本語表記を排除して、「予測」「反応」という単語を使い分けています。

これなら割とバレー初心者にも用語が誤解無く簡単に伝わりやすい。



優れた本を読んでしまうのが一番手っ取り早いと思うのですけれどもね。

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はてな別館にはこの後に攻撃と防御の進化の変遷を追記するつもりですが、その前に生で見てきた全日本女子vs.ブラジル戦で、ちっともリードブロックをしていないのを見てあわててメモを取ってきた極端な事例がいくつかあったのでこちらに書き記します。



8月23日ブラジル戦

この日のセンターには「日本一ブロックがいい」とアナウンサーに言われるキラが起用されていました。

キラというのは井上香織。デンソーの8番で全日本の4番の人妻です。



まぁ、何をもって『日本一』とか『世界一』という言葉を使っているのかは、アナウンサー本人を問い詰めてみないとよくわかりません。

でもまぁ、キラといえばデンソー鬼ブロックの要。

そしてそのブロックに多く見られる傾向は「バンチリード」ではなく「ゲス(guess)ブロック」であることは国内女子バレーを解説の川合俊一や中田久美より数多く見ている戦術系バレーファンには周知の事実です。

まぁ確かにキラのサイドへのチャージは速いのですが、速いがゆえにゲス(guess)であることが見ていてわかりやすい。



あらかじめ「予測を元にしたブロック」をいけないとは自分は思っていないことをあらためてここに書いておきます。

その予測がデータに基づいたものだったり、何らかの狙いがあった上ならば、状況によってそれを上手く使おうとすることが『戦術』です。



いけないのはそうしたプレイを実況ばかりか解説者までも全て「バンチリード」と括ってしまっている事。

これが間違った形で浸透してしまったら、10年後シニアに出てくる選手の多くが間違ったリードの解釈を持つようになってしまい、修正に余計時間がかかることになります。



ブラジル戦ではやはりキラにリードブロックをしていない場面がわかりやすい形で見られたので、メモを取ったわかりやすい場面を列記しておきます。

放送を録画してある方はこの辺を意識してもう一度中継を見直してみると面白いと思います。

この日の放送は見ていませんが、その場面で実況や解説が「バンチリード!」と叫んでいたら、目一杯馬鹿にしてやってください。



第1セット、中盤2度目のTTO前。

ブラジルにトスミスが出たのですが、センターのクイックのタイミングでブロックに跳ぶ。

これはリードブロックならばあり得ない反応であり、コミットも用いているあるいはコミットになってしまっている、ということがとてもわかりやすい。



少し後の2度目のTTO明け。

センターのクイックに反応(あるいは予測)してブロックに跳んでしまい、相手ライトからの攻撃に大きく遅れて1枚ブロックにしてしまう。

これも「リードブロック」ではない証明です。

TOでベンチから「キャッチが返ったら相手センターにコミット」などの指示が出ていたりする事もありますが、そのあたりを中継では何か伝えてくれていたでしょうか。



第4セットでのキラが相手レフト攻撃に対し、ライト側ストレートでブロック。(センターブロッカー:テン/竹下佳江)

その直後、今度は同じく相手レフト攻撃に、センター側クロスで立て続けにブロック。(ライトブロッカー:テン/竹下佳江)

この場面などは柳本カントク時代のブロックスイッチ策が相変わらず使われています。

場当たり的な策も戦術のひとつですが、システム化できない戦術は安定した戦闘力にはならない。



全日本初選出のアタッカーを多く起用しようとして、セッターは全日本暦が長い竹下で行くというのはもっともな選手起用だと思います。

まぁ竹下のセッターとしてのポテンシャルが急降下している部分もやたら目立ったのですが、その辺は機会があれば書きます。

ただ、あえて低い選手を選んでいる以上、バンチリードブロックシステムの完成どころかスタートにも立てていない。



初選出のアタッカーも国際試合で戦闘力が発揮できた場面が多かったので、秋の大会にはブロックの高さをある程度揃えられるセッターを起用してブロックシステムに着手してもらえればいいなと思っています。

個人的には岡野弘子推しで。横山だとますますセンターが使えない気がする。使ってもブロード。

この日つるじが東京体育館に来ていた…って唐突に小声で言っておく。フールマンの追っかけをしていた。



リードブロックが出来上がってくると、サイドへのブロックの後、ブロッカーが着地してコート内に振り返るタイミングまでがきれいに揃うブラジルのようになってくるのかなぁ…なんてことを感じました。

動きに無駄が感じられず、キレイなんだ。これが。

相手攻撃枚数が多いところをなんとか全てワンタッチしてカウンター…これがバンチリードブロックの主目的だと思うのです。



一方日本は相手レフトから3枚ブロックで跳んだ後、着地がバラバラになる。

しかもレフトブロッカーは自分の攻撃ポジションに戻りきれず、センターもクイックも入れない。

結果的に見え見えのバックセンターからのオープン攻撃となり、ブラジル3枚ブロックが付いてきれいにシャット!なんて場面が第3セットにありました。

第3セットは中継されなかったんでしたっけ?



3枚ブロックを使うならばキルを狙いたいよなぁ。あるいは相手アタッカーのスパイクミス。

でね、カウンターが失敗する可能性が高くなる以上、これはバンチリードの主目的から外れてくると思うんだ。
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中央の狭い範囲に前衛3人のブロッカーが並んで、3枚が右に左に動いて3枚ブロックをするのがバンチリードブロック。

こんな風に理解していませんか?みなさん。



これまでモントルー数戦を見た後はポーランドラウンドからワールドグランプリを地上派で見てきましたが、ある試合で実況アナウンサーがこのように理解して中継を行っていることが気になっていました。



バンチリードブロック。

全日本だけがバレーだと思っているライトな女子バレーファンには全く馴染みが無いこの言葉。



新しいブロックシステムを導入する新生全日本。

完成するには最低3年はかかる特殊な技術のように実況アナウンサーばかりか解説までが語っています。

バンチリードは特殊なブロックシステムではなく、相手攻撃パターンに合わせたブロック戦術のひとつなのですが。



ワールドグランプリファイナルラウンドオランダ戦。

この元凶をしっかりと見つけました。



川合俊一。



スプレッドマンツーマンコミットブロック時代のブロックの名手であった彼ですが、その後の戦術の変遷とブロックの用語を正しく理解していない。

ブロックの名手だっただけに彼が話すブロックの話はどうしても尊重しないわけにはいかず、これが混乱を引き起こしている。



泣き虫森昭一郎アナウンサーあたりはその辺をわかってうまいこと川合を立てつつ実況しようとしているように見えるけれども、ハゲの竹下陽平アナウンサーはバカだから混乱に拍車をかけている。

ポエム三宅正治アナウンサーはバレー好きで、国内リーグ戦の会場でも見かけることがあるのでわかっているような気もするのだけれども・・・よくわからない。「あなたはただの女子バレー好きなのか、いや必ずや正しくバレーボールを伝える伝道師としてスポーツアナウンス界に君臨してくれるはず」(ポエム風味)



一番手っ取り早いのは、しばらく川合を解説から遠ざけて、きちんと現代インドアバレー戦術を学ぶ時間を与えること。

まぁ勉強しないんだろうな。男性解説者のライバル的な人がちっとも出てこないし。

数字取りたいから川合なのだろうけれども、その間のブロック中心の解説は大竹とかノブコフとか呼んでみるとかすればいいじゃん。

ノブコフなんかは見た目で充分面白い。

本当は吉田清司にお願いしたいところなのですけれども、地上波バレー中継キャスティングを担当している人、なんとかなりませんか?

バレーボールが予測を元に戦術的に行われているスポーツであることが、今のままでは展開が速すぎることについて来られず、普通の視聴者には永久に伝わらない。


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戦術的なことを理解してバレーボールを長く楽しみたいと思う方にお勧めなのは上記の3冊。

観戦用には吉田氏の本を特にお勧めします。

プレイヤー向けの技術部分を飛ばしてコラムなどを読むだけでもバレーを見るスキルは格段にアップします。



バレー好きだけれども、本を買うほどじゃないよ…というような方のために、強行突破 はてな別館のほうでブロック用語解説を始めています。



ついったーでコアなバレーファンたちと楽しくおしゃべりしながらワールドグランプリを見ていて「あぁ戦術的にバレーを見られる人も混乱しているし、ライトなバレーファンに地上波中継が間違った知識を植えつけてまた日本のバレーがおかしな方向に進んでしまう!」と、危機感を持ったのでした。



相手サイドプレイヤーにブロックが3枚付くのは?

「3枚ブロック」観戦仲間の女の子は即答できました。えらい。

3枚付くことがバンチリードなのではなく「バンチ・リードから3枚ブロック」をやろうとしているのです。



全日本女子は今、相手が崩れた場面などで遅いサイド攻撃に対し3枚ブロックを多用する狙いを持っていますが、レシーブとの連携がうまくいかない事も多いので、前衛2枚ブロック+1枚レシーバーを選択することも併用しています。

これはブロックシステムとは別の話。ディフェンスフォーメーションのお話です。

サーブで崩してブロックで仕留めるというサーブ&ブロックの発想から行われていることであり、岡谷のチェーンブロックのようなブロックシステムとして極端な事をやろうとしているわけではありません。



はてな別館はバレーボールがどういう競技であるのか、ということをできるだけ主観を排除する形の文章をストックする場所にしようとしているので、読み物としては面白くありませんが、参考にはなるはずです。

ほぼ同時に歩観n普及が始まって、開始早々「やられた!」って思いましたけれど。

6人制バレーボールのローテーションとはを次のテーマに考えていたのですよね。まぁそのうちものすごくシンプルなのを書きたい。



ではそろそろ東京体育館に行く準備をします。



昨日はタイムアウト中に相手センター(特に2番=セツメイちゃん)へコミットで対応する指示が出ていたにもかかわらず、その貴重な情報を聞き逃して「バンチリード・バンチリード」と騒いでいた実況と解説のため、相手センターにいかに対処するかという根本的な問題があやふやになってしまった中継でした。

今日は雑音無しでブラジルの同時多発攻撃vs.日本のブロックをコートエンドから見てきます。
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ちょいと夏休みを取ってブラスト!見に行ってきました。
ブラストの感想を一言で言うと、音楽の海老一染之助・染太郎。

あまり予備知識を入れずに行ったのですが、ボレロでシンバルの人が何回仕事をするかとか、変な楽しみ方をしてきました。
序盤一瞬落ちかけたけれども、ドラムバトルで目が覚めてからは一気!面白かった。
音楽系はローリング・ストーンズの東京ドーム以来か。
スタンダードなマーチングドリルバンドも見たくなりました。

バレー以外のイベントはずいぶん久しぶりだったので、いろいろ思うところがありました。
客層はバレーと比べて大人です。うん。通路を走り回る小学生がいない。
価値を知る大人は2時間のパフォーマンスを楽しむために1万円を惜しみなく出すってことがよくわかった。

バレーボールは価格設定を見直せばもっと収益を上げられるんじゃない?
ワールドグランプリ決勝ラウンド、3試合も見てコートエンド席で3000円って、安すぎでしょう。
国際大会3試合ならコートエンド席で6000円でも安い。
ブラジルとかロシアとか中国とか世界選手権やオリンピックのメダリスト候補がいるのよ。
日曜日、東京体育館に行ってきます。


サーブレシーブ技術のところで書いていて、少し別枠で触れておきたいと思った言葉があります。
「意識化」「無意識化」という言葉。

ここに出てくる『意識』というのは、ユングだとかの心理学の用語とは関係ありません。
心理学用語とも関係があるのかもしれませんが、フロイトの本を少し読んだところで飽きてしまった自分には関連付けて話せません。

前回のサーブレシーブの手の組み方のところ意識化→選択→無意識化という流れについて触れました。

バレーボールでは流れの中で無意識に行っている動作があります。
こうした日頃は無意識で行っている動作を定期的に意識化して見直していく作業には意味があります。

武富士バンブーの夏場の練習を頻繁に見に行っていた年がありましたが、オーバーパス・アンダーパス・スパイクフォームを分解してポイントごとの体の動きを意識して確認しながら練習をしておりました。
本番の試合から離れた夏の時期にこうした練習をじっくりと行って、徐々に分解したものを再統合していく個人技術育成のスケジュール。

残念ながら学生時代から頭脳を鍛える訓練をする機会を与えられずに、長い長い練習時間をひたすら耐えてきたタイプが多い女子選手の中には、こうした練習の目的も理解できず、実際のプレイへのフィードバックが全くできていない選手もいました。
「夏場の練習は強度が低いから楽」なんてことを思っていたのでしょうか。

自分の目にもがっかりだったのですが、やはりコーチ陣も気になったようで、かなりマンツーマンで考えるヒントを与えていました。
でも考えるという土壌が学生時代に養われていないと暖簾に腕押し。

こうした分解(意識化)→再統合(無意識化)という作業を武富士バンブーの石原監督はJTでも行っているようで、少し前に「ああ、石原イズムの練習方針でやらせてもらえているんだ」と安心できるようなJTファン系ブログの練習見学レポートを見かけました。

こうした練習方針で伸びてくる選手ってのはね、不調の時に自分の技術の見直しも早くできるようになるし、故障も少なくて息の長い選手になれる期待も持てます。
そして何より技術を論理的に考えることができるので、将来は指導者としての期待も膨らんでいきます。

試合時期から遠い夏場の今の時期に、こうしたステップを無視して監督がいつもいつも怒鳴り声を上げているようなチームもシニアレベルですらまだまだあるんですよね。
こんなのは義務教育を終えていない中学生までだろうと思っているのですけれども。
高校男子ではさすがにそんな学校は通用しませんが、高校女子だとそのようなチームがほとんどです。

怒鳴り声のショック効果で一時的に好成績を上げる場合もありますけれども、選手の主体性を奪うような方針では長期的な目で見た時にはさらに意識の低い選手を生み出すだけで良い事ではありません。

面白いのはこうしてスポーツで培った習慣が実社会で仕事をする上でも生きる事。
数ヶ月前、猛烈に書類を扱っていた時期に谷間があって、自分の作業工程を見直す余裕が生まれました。
「あれ?この作業、自動化できるじゃん」
自分がこうつぶやいたのを聞いていた当時よく話をしながら仕事をしていた女性は「その前の段階できちんと一緒にチェックしていれば大丈夫ですよ」と即答。

自分の言う「自動化」というのは分解・再統合後に無意識化できることで作業効率が上がる所。
彼女の言う「チェック」というのは再統合の後の意識の持って行き所。

だいたいどんな仕事をしてもポイントを早めに見極めて作業スピードも速いほうに入る自分ですが、彼女はずば抜けて速く、しかも正確だったのでした。
最初はスピード勝負を挑んで張り合ったりもしていたのですが、エースポジションで培われた『無理でも行っちゃえ』的なA型らしからぬ自分の性格もあって、彼女ほどの精度を保てないため、その時はすでにスピードで張り合うのはやめていました。

ああ、この人はスポーツ的に仕事をしていると思ったので聞いてみたところ、やはり学生時代はバドミントンに入れ込んでいたとのこと。
しかもスポーツ名門校でもなく指導者がいない中で、勝ちたいのでいろいろ考えながらやっていたというタイプ。
スポーツの実社会における効用ってこういう所にもあるんだなと思ったのでした。

スポーツチームはこういう事をもっとアピールして自らの存在価値を高めていけば良いのに。

きちんと考えてスポーツをやってきた人は、全く別の仕事でもポイントの認識が速くて仕事の効率が高まるよ。
と、引退したバレー選手たちの再就職の援護になりそうな事を言いながら今日はおしまい。
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