パイオニアレッドウィングスについて書き忘れていたことがあったので補足です。
久光製薬スプリングスのサーブレシーブ練習を見ていて感じていたこともあったので合わせて。

パイオニアとJTの試合。
JTの石原監督はサーブで徹底した吉田真未狙いを指示していました。
吉田真未といえばガッツ。

ガッツはディグ型リベロでよく走り回るのですが、サーブレシーブは昔からもうひとつ。
サーブで栗原を潰したら次は吉田・・・というのが昔からパイオニアをサーブで攻める時の対戦相手の基本です。
今は手っ取り早く崩しやすい栗原がいないのでガッツ狙い。

反射能力を買われた小型リベロにはありがちなのですが、ガッツもボールの入射威力を相殺したりボールを運んだりするための意識的な荷重移動の能力を問われるセットプレイがあまり得意ではないタイプ。
体が小さいということはレシーブの面でもいろいろ不利があるのです。

サーブレシーブがうまくなりたいという女子の現役選手は久光製薬スプリングスの狩野美雪をお手本にしろというのが今回深谷で出した結論。
頭の位置がぶれない落下点への移動。ボールに対する足の位置。上体をしっかりロックさせて下半身でボールを運ぶ。
こういうレシーバーがサーブを受けると、チームに攻撃のリズムが生まれます。
サーブレシーブ技術について書きかけのシリーズがあるのですが、このページで書いている「ん」がある。

久光は石井美樹も同じ方向性のタイプ。狩野美雪のほうが一枚上手だけれども、試合に出ていない場合は石井を見よう。
石田瑞穂は荷重移動範囲の外でも積極的にボールをコントロールしようという、方向性が異なるスタイルです。男子の現役選手は石田を見ることでいろいろ考えるきっかけになるかもしれません。

ただ単にセッターに正確にボールが返るAキャッチではなくAキャッチ+アルファがあるから、レセプション参加するからこそエースというのは特別な存在になっていったりするのです。
だからスーパーエースよりもレセプションの核になるエースのほうが偉い。
深谷では久光がバタバタした状況で狩野美雪が入った時に、1本のサーブレシーブからチームが落ち着きを取り戻した場面がありました。
地味だけどエースのお仕事。

成田郁久美も上手いのだけれども、彼女は「ボールの正面」という間違った指導への対応を努力とセンスと体の厚みでカバーしてしまっている。詳細は省くけれどもちょっと普通の人は真似できない。
男子バレーと女子バレーのサーブの威力の差はあれど、自分が半年あれこれやってみてできなかったことを平然とやっている。
武富士バンブーの吉澤智恵もサーブレシーブが上手いと言われていましたが、彼女もお手本にはしてはいけないと自分は主張していました。
彼女もバランス感覚の良さと上半身の強さで落下点への入りの遅さを気付かせずにカバーしたりしていた。これも誰にでもできることではない。
「上手い」と評価されているからといって真似しようとしてはダメで、まずはその選手の上手さの質をきちんと考えてから真似するかどうかを決めることが大切です。
スポーツは知・心・技・体。

あ、地球最強リベロの佐野も絶対に真似しちゃダメよ。
荷重移動でボールを運ぶことができないので、腕や上体を振ったり、時にはジャンプまでしながらボールに余計なエネルギーを与えている。
佐野はうまくボールをコントロールしているけれども、ディグ型小型リベロはこれをやらざるを得ないからサーブで崩されやすいのです。
そしてなによりも、上体をロックして下半身でボールを運ぶということをしていないので、セッターがボールコントロールをしにくい球質になる。
つまり「愛のないサーブレシーブ」になってしまう。
まぁこれは小型なので仕方がない部分はあるのですけれどもね。

試合開始直後、吉田・成田の2枚レセプションのローテーションで、JTの意図に気付いた成田はすぐに対抗戦術を立ててきました。
このあたりが成田の最も恐ろしいところ。
そして数字しか見ていないと永久に気付く事がないバレーボールの面白いところ。
「この日の成田はサーブレシーブ成功率が0%じゃん」なんて言うのは馬鹿げています。

なんと成田が吉田にぐぐっと寄って、コートの3/4を一人で守る構えをみせます。
吉田はレフト側サイドライン寄りで真っ直ぐに飛んでくるボールにだけ対応する構え。その範囲はコートの1/4。
成田を避けようとすればするほどサーバーにとってはサイドラインを割るリスクも増えてくる。
実際はエンドライン際のボールなど、もう少し広い範囲を吉田が動き回って対応したりもしていたのですが、試合開始直後なのでその時点ではそこまでわかりませんでした。
これでこのローテ、パイオニアのサーブレシーブの守備範囲は、せいぜい2.5m×9mの狭い範囲に限定されていきました。
JTのサーブも基本的にはその範囲を狙って打ち出される。

このJTのサーブの狙い・成田の素早い対応・見た目に極端な守備陣形なんかを面白がっていたのは我々くらいでしょうか。
さすがに対応が早すぎるので、今までの試合でも同じ状況があったのでしょうかねぇ?

翌日の久光はもう少しサーブの狙いををばらかしていました。
我々はそれを見て「久光のサーブの狙い、間違ってるよねぇ」なんて言いながら楽しんでいました。
成田がレセプションから外れているローテで確か杉本が狙われて崩され、成田が「私やる。あんたはここにいなさい」というような指示を出してフォーメーションを変更している場面がありました。
こうしたディフェンスコントロールも本来はリベロのお仕事。まぁ成田は別格ですが。

こうしたポイントを観客にも気付いて楽しんでもらいたいのですが、余程意識して見ていないと難しいかな。
今後パイオニアの試合を見る予定がある方は是非こうした成田の動きを楽しんでください。
少なくとも大勢観戦にきていたバレー部員たちには気付いて「おおー」なんてざわめいてほしいポイントなのですが。
中学生なんかだとただの有名選手の追っかけになってしまっていたので、引率の監督が教えてあげないと無理かな?
まずは「メグ見た!?」と騒いでいる選手に「メグはあそこのアップゾーンで『私を出せ』オーラを出しまくっている選手だよ」と教えてあげてください。ポジションは炎の控えセッター。
それからメグといえば四国にも声のでかいリベロがいます。
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フローターサーブでの変化が大きく、Vリーグからジャンプサーバーを一掃してしまいそうなニューボール。
もし元々フローターサーブでリーグ屈指の効果率をあげていた足立留美がこのニューボールでサーブを打ったら・・・
そんな事を考えると夜も眠れなくなるので、試合が退屈だとあくびが出てしまうのが日本のバレーファン。

↑前回書き忘れたのでちょっと書いておきました。

考えてみたら、今回深谷に集まったのはサマーリーグ決勝に進んだ4チームのうちの3チームとパイオニアだったのですよね。
ちなみにサマー決勝に出たもう1チームはKUROBEアクアフェアリーズ。
アクアのことはまとめて必ず書きます。

で、今回の深谷で試合を退屈なものにしてしまったのがNECレッドロケッツとパイオニアレッドウィングスでした。
現時点でのチーム力の差がはっきり出てしまった。

今回はその2チームの深谷での戦いから、両チームが何をしようとしているのかうだうだ考えます。


NECレッドロケッツ
山田監督が何をしたいのかさっぱりわからなかった初日。

レフトのスタートはサマーリーグでチームをまとめる役回りを期待するような起用法だったと見ていた内田ではなく澁澤。
あのサマーリーグでの内田の起用法は、成田がいなくなったし、コート内でのリーダー的役割を今後松崎と内田に任せるための布石だと思っていたのですよ。

ミドルは杉山・内藤で行くんじゃないのか…でも松崎、もうすっかりミドルの動きだよなぁ・・・なんてことを思って見ていたのでした。
赤ロケのミドルブロッカーはこの3人でプレミアリーグの中でもかなり充実しています。
杉山・内藤がベストだとは思うのですが、松崎も切れのある目で切れのあるプレイをしていて、コンバートして昨シーズンすっかりミドルブロッカーらしくなったので、誰を起用するのか迷いどころ。

ちなみに土曜日の第3セット、スプリングス相手に松浦・八幡を起用して22点まで攻め上げることができたのは、久光がセッターを古藤に変えたから。この件は久光の回に書きます。
ちなみに自分、サマーで八幡をほめていたらしいのですが、覚えていないのですよね。
よほどインパクトが無いと、少しくらいのいいプレイは記憶からすぐに飛んでしまう。
サマー決勝はつくばユナイテッドの加藤陽一の二段トス1本で、ほとんどのプレイが吹っ飛びました。

セット毎のスターティングメンバーを少しずつ入れ替えながら戦っているのを見て、山田監督は本番を2レグ以降と考えているのかななんてことを試合後仲間と話しました。

連勝で追い上げなんてことも赤ロケはいつもして見せるので、スタートダッシュよりもじっくりとチーム作りをしようとしているのかな。
ミドルを松崎/杉山にして、内藤がミドルとオポジットのバックアップという形でいいんじゃないか。
それで、この日あまり活躍していなかった有田が調子が上がらないと判断したらすぐに内藤投入。
これが土曜日の形だったのではないか・・・と仮定する。

まぁそんな風に考えていたら、次の日、山田監督はやはり精彩を欠く有田を第2セットで外してきました。
有田も故障がちな選手だから、現状のコンディションを確認しておきたかったのだろうな。

しかしここで投入されたポジションはミドル杉山&内藤。オポジット松崎。
松崎は決して器用な選手ではないと思っているだけに、ミドルとオポジットの兼用というのは大変だと思っていたのですが、松崎のポジションを動かしてきたことにびっくり。
しかしこれで赤ロケがまともに回りだします。
えらいわ。松崎。ついでにジャンプサーブ復活しない?

それでもまだ秋山−内田のホットラインをなかなか使わない山田監督。
でもセッター秋山、レフト内田にするのがこのチームの完成形だろうなと想像する。

少し前に控えとなる若手選手の意識の問題について、赤ロケをきっかけにして書いたのですが、完成形をイメージしながらも部分的に選手を変えてみるような起用法なら若手選手たちも「試合に出る」という意識付けをできる。
リーグを長いサイクルで考えて、試合を通じてリーグ後半で実戦に耐えられる選手の厚みを増そうとしているなら、山田監督はかなりのやり手です。
主戦クラスのチーム構想は山田監督の中にあるけれども、とりあえず今は種を蒔いているのではないかと見ました。

ちょっと心配なのはフェヘイラ。
入れ替わり立ち代わり選手器用をしている中で、彼女だけはずっとコートの中にいます。
一人だけ外国人選手ということもあって、どうしても勝利を背負う形になってくる。
どうも彼女らしくなく攻め急いでいるようで、これまでほとんど印象になかった攻め急いだスパイクミスが多く見られました。
一人で戦っているような切羽詰ったような感じにさせないことが大事。
井野ちゃんがこまめに声をかけるようにしたら良いのではないかな。

それからタイムアウトの時、松崎がもっともっとしゃべってもいいんじゃないかな。
今回はほとんどコートに入らなかったけれども、入った時は内田もね。
成田がいた頃は松崎ももっと楽にいろいろしゃべっていました。成田が言った事の間違いを指摘したり。
両ポジションスタンバイであまり余裕が無いのかもしれないけれども、そこまでやれ。


パイオニアレッドウィングス
「多治見、記録席じゃん」・・・これで始まったパイオニア。

選手の大量離脱の中、残った選手でよくやっていると思うけれども、どうしても全体的に1軍半という印象はぬぐえない。
ええと、佐々木みきも含めて1軍半という印象。
佐々木は深谷では全く飛べていませんでした。
どう見てもキャプテンの役回りも成田がやっているし、もちろんムード作りなんて佐々木にははなから頭にない。Going my wayなところが1軍半。
クールなポイントゲッター。職人としては良い状態の佐々木みきは面白いとおもうのだけれども、悪い状態なら悪い状態なりにチーム全体を動かす役回りも求められているだけにとても物足りない。
対角の杉本早希もあまり飛べない選手だなぁ。

板橋恵がチームに入ったものの板橋はバックアップ要員。
でも、これはいいと思うんだ。
チームの目的があって控えにされたとしても、腐ったりせずにいつだってスイッチを入れた臨戦態勢でスタンバイできるのが板橋恵のすごいところ。
今回もアップゾーンで「いつでも行くよ」オーラをぷんぷんさせていました。
しかし残念ながらピンチサーバーから投入された時、「おりゃー」の掛け声をやったのは、会場で自分ひとりでした。
パイオニアファン、やれよ。メグがサーブの時のお約束だろ。

佐藤監督は冨永こよみを本気でセッターとして育成しようとしております。
これはいい。冨永が本物になったなら175センチのセッターが誕生です。
175センチ級セッターなら全日本でもブロックシステムの構築にようやく着手できる。

冨永はまだまだルーズボールへの動き出しの一歩がアタッカーのリズムだったりして、崩れた場面でチグハグな感じがすることも多いのですが、コート内にも成田郁久美といううるさい先生もいます。
「うるさい」が失礼だったら、しゃべり続ける先生。
崩れた場面でトスを上げるポイントになぜか成田がいるというのも相変わらず。
トスミスが一個あったけれども、愛のある二段トスを上げていました。

冨永−成田のラインを見ると、冨永のバックトスはニアネットで安定している感じです。
成田もちょっと飛べなくなってきているようで、おっつけてプッシュフェイントというスパイクが多くなっている。
成田へのトスは別に速い必要は無いから、アンテナまでしっかり伸ばして斜角を生かせるスペースがあるトスを供給できるようになれば、パイオニアは試合がずいぶん楽になってくるはずです。

冨永教育体制を考える上で一番残念なのは多治見がコートに立てていないこと。

多治見がコートに立っていれば、久光で成田が橋本を育てた年のように、先野の役回りでセンターに上げればなんとかしてくれる・・・という役回りが期待できる。
今年のパイオニアには多治見復帰後に冨永を徹底的にセッターとして鍛え上げることに期待します。

パイオニアを全体的にひとつのキーワードでくくると『1軍半』という印象は拭えないのですが、見ていて楽しみも少しありました。

佐々木に憧れ佐々木を追いかけ、スパイクフォームが佐々木そっくりな今野加奈子のプレイを一昨年のサマーリーグ以来見ることができました。
途中出場だったのですが、テンション上がりましたよ。
佐藤監督、彼女ムードもあるし、今野をもっと使おうよ。佐々木が飛べない時は今野で。飛べている時は対角で。

それからミドル勢も高橋美帆と香野晶子がかなり頑張っていたのですが、池浦文香っぽいほんわかフェイスの香野がけっこうお気に入り。
ねぇ、今回ホテルの朝食一緒だったの、香野だよね。

とりあえず今シーズンのパイオニアには冨永セッター育成を期待します。

成徳1年生の時の都大会の放送で、「将来はセッターに」と全日本ジュニアではセッターとして招集されていた紹介をされていた事をを深谷で思い出しました。
でも実はその時、自分は文京の色摩知美(シカマックス/現:KUROBEアクアフェアリーズ)や実践の鈴木裕子(現:デンソーエアリービーズ)を面白がって見ていたのでした。
八子大輔と狩野舞子の春高の年。
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今年も高崎線に乗って深谷まで行ってきました。
Vプレミアリーグ女子は今シーズン初参戦。
上野駅で乗るべき快速アーバンを見送ってしまい、到着が予定より40分ほど遅れるという失敗をやらかしましたが、高速の降り口を間違えて二年連続して深谷を通り過ぎる失敗をやらかした観戦仲間の一人よりはちょっとマシ。

パイオニアレッドウィングスで成田郁久美が板橋恵が、何をやらかすか!
久光製薬スプリングスは大村加奈子がラストシーズン!
石原監督が指揮する少し先の未来が楽しみだったJTマーヴェラス!
いかにして愛のある二段トスをフェヘイラに繋げるかのNECレッドロケッツ!

とりあえずVプレミア所属の女子チームの半数を、すでに2試合ずつ生観戦したことになります。
いやぁ、リーグが8チームだけだと、一通り生で見るのも簡単です。残り4チーム。

ネギ王国のネギ王国によるバンブーファンのためのバレー大会。

Vチャレンジリーグのほうですでにお会いしていましたが、武富士バンブーの部長だった永田さんは今シーズンはVリーグ機構の理事として会場に来ています。
武富士バンブーの広報だった西尾さんもVリーグ機構の事務局員として会場に来ています。

深谷でも永田さんを見かけて声をかけました。
「今日はホームですからちゃんと緑を着てきましたよ!」「私もネクタイを緑にしようと思っていたんだけど忘れちゃいました…」
永田さんはどなたかとおしゃべり中だったので、割って入ったけれどもこんな軽い挨拶で下がる。
ええ、JTマーヴェラスの明るい緑じゃありません。きちんと深い緑を着ていきましたとも。
武富士バンブーのホームゲームですから。

バレーのことは置いておいて、元々武富士バンブーのホームゲームだった深谷大会。
今年は会場に深谷を売り込むネギ王国の横断幕が無く、なんとなく寂しさを感じていたのですが、なんとかなりのサプライズが。

永田さんに挨拶した後、ドリンクを買いに階段を下りていたのですが、1階入り口付近に座っている足立留美を発見。
驚いて立ち止まって見ていると、永田さんが降りてきた。
「永田さん!なんでルミさんいるの!?」と、テンションが上がりすぎてタメグチになってしまう。
永田さんはニコニコして「OG会です」と言ってました。

とりあえずあわててドリンクを買って一度席に戻り、観戦仲間に報告してもう一度そちらに戻る。
落ち着いて見ると『受付』というところにバンブーOGたちが座っていている。
足立留美の横に針谷マネージャー。さっと見渡すと池浦文香がいる。アヤは体は大きいけれど、ちょこんとしてかわいい。
篠原トレーナーもいる。通訳をやっていた人もいる。

この受付、いつもの大会ならば女子高校生バレー部員がやっているのですが、年齢は女子高生の倍でもバレーファンならテンションが通常の3倍上がるはずです。
ええと「年齢が倍」表現は岡山シーガルズの神田千恵を紹介する時にGAORAのアナウンサーが使っていた表現なので、「失礼だ!」というクレームはGAORAにお願いします。

足立留美のところに真っ直ぐ向いたいところですが、ほら、「ルミ姐、50本打て」だの「ルミ姐、バックアタックも打て」だの「ルミ姐、あと5点サーブで決めちゃえ」だのさんざんコートサイドで煽ってきた選手です。
少し離れたところでプレイを楽しんできたので、接触して何を話したらいいかはちょっと迷う。
「健祥会で谷口の姉ちゃんとレフト対角を組んでください」と無責任に言い出しそうな心配もある。

そこで、一番顔を認知してもらっているルミ姐の横に座っている針谷さんのところにまずは挨拶に向かいました。
軽い挨拶のあと、ルミ姐に話しかける。
「国に戻っちゃったんですか」と聞く。
話の流れでやはり「バレー続けてほしいんだけど…」って言ってしまった。
大ベテランエース対角が萩生田弘美のトスに振り回されながらヒーヒーとスパイクを打ちまくるネタは飲み込んだのだけれども、本人が希望してもファンが望んでも今のバレー界はプレイする場が充分にあるわけではないので、しんみりしてしまう。

会釈して立ち去ろうとした時、ルミ姐の隣を見てびっくり。
「ええー!ハルさん!気付かなかった!」
ルミ姐の左隣には針谷さんが座っていたのですが、右隣に座っていたのがなんとハルさん。
ええと、ハルさんと言えば小松留美です。
大声を出したら、ハルさん上目づかいでこちらを見てニヤリとするんだもの。

針谷さんからも「えー、ハルに気付かないのはまずいんじゃないの!」とすかさずツッコミが入る。
ルミ姐も乗っかって「ダメだよねぇ」とか言わない。
「だってハルさん、日焼けしてるんだもの」などと苦しい言い訳をしつつも「思い切りポイント下げちゃった」と自己申告。
しんみりさせちゃったけど最後に受付に集まるOG会の面々の笑いを取ったので、まぁよかったかな。
ナイス。針谷さん。

ちなみにこの受付、二日目に立ち寄った時に机の上の書類を見たら、報道関係者用の受付でした。知らなかった。
ええと二日目は8社くらいのサインを確認した。少ないな。
ちなみに二日目はフジテレビのENGカメラが来ていたので、バボチャンネル用かな?
自分が報道関係者だったら、この受付で3時間は取材する。そして『企業スポーツの終焉 廃部と選手のその後』というタイトルでドキュメンタリーの制作企画を会社に出す。
現状で泣かせながらもスポーツ界の明るい未来を予感させるようなテイストで。

自分は見かけていませんが、初日の会場には現在全日本女子コーチをしている安保さんも来ており、試合後JT石原監督以下元バンブーメンバーが集まってちょっとした同窓会になっていたそうです。

二日目の受付には山中綾乃を発見。体は小さめだけど態度は大きい。受付っぽくなかった。
この日は一瞬受付に立ち寄っただけですが、ルミ姐にポケットに入っていたココアキャラメルを1個おすそ分け。
「ココアキャラメル、おすそ分けするのは足立留美と君だけだよ」と言って、観戦仲間の女の子にも分けたのですが、「嬉しくない」とバッサリ斬られました。

初日は特別何も触れていなかったけれども主催者からもちょっとしたサービスもありました。
勝利チームの選手インタビューを元武富士バンブーの選手から選ぶ。
JTマーヴェラスからは石川友紀。
久光製薬スプリングスからは原桂子と石田瑞穂。
NECレッドロケッツが勝っていたら内藤香菜子が選ばれていたはず。

試合のほうは土日合計4試合とも全てストレートと、対戦チーム同士のチーム完成度の差が完全に出てしまった物足りない内容でしたが、チームがいないホームゲームのバンブーファンを喜ばせるあれこれをあちらこちらに感じた深谷大会でした。
名物の勝利チーム賞、深谷ネギ贈呈が無くなってしまったあたりが、ゲームを白熱させることができなかった原因ではないかと冷静に分析しております。
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ついったーでの開幕レポートをお読みいただいたように、11月28日にVリーグが開幕いたしました。
まずは女子から。
翌週が男子プレミアで、年が明けてから男子Vチャレンジ。

『キミの街にVがいる』という09/10シーズンのキャッチコピーに「僕の街からVがいなくなった」と拗ねていた観戦仲間が「『チームの顔』に武富士バンブーが載っていない」とさらに輪をかけて拗ねながら迎えた開幕。
「落丁は『チームの顔』の得意技だから」と慰めつつも放っておいて、11月28日・29日と開幕戦を観戦に行きました。

そういえばVリーグ公式サイト、バンブーと同じ会社に制作依頼していると思うんだよね。
リニューアル後は同じ考え方でデザインされている気がする。
でも右クリックできないのは不便だよ。選手の名前の誤記が無いようにコピペしていたりしていたのだけれども・・・


関東開催はVプレミアリーグの有明コロシアムとVチャレンジリーグの柏市中央体育館。

有明コロシアムは家から30分ちょっと。
トヨタ車体クインシーズがセンターの大穴をどのように埋めるのか。
パイオニアレッドウィングスがセッター板橋、エース成田で成田に猛烈にトスを集めるのか。
なんて興味はありました。
成田はライトか。これは相手エースとのブロックでの対決が楽しみ。
この件は話が横道に逸れて長くなったので、深谷で試合を見てから別エントリーで。

あ、ちなみに車体のセンターはアイドルの名前の飯田リカと女優の名前の山本よーこ。
飯田は入籍が済んだらしくて名前が変わっていた。
ブロックの組織化できるのか?できればサイドは強力なので面白くなる。


有明にもこうした興味はあったのですが、自分は開幕戦は柏を選択しました。

ちなみに翌週は秩父へ。
開幕戦の大野石油広島オイラーズに続き、バカウケ製菓BBスターズにも新型インフルエンザが出て、なんと試合は1試合に。
『チームの顔』や『V公式パンフレット』での1番 門間希の写真が激ヤセしていたので、注意してもつまみ食いが止まらないのでついに生産ラインから外されたのかと噂していたのですが、スマートになった門間を確認できなかったのは残念でした。
ちなみに門間希選手のコートネームはホシ。星たべよの生産ラインで働いているのがコートネームの由来(と、いつもどおり勝手に決め付けている)。

秩父は1試合だけになってしまいましたが、最大の目的の日立佐和リヴァーレが見られたからまぁ満足でした。
今年の日立佐和リヴァーレがどんなチームだったかはついったーの手抜きレポートをご覧ください。

あと、書き忘れていましたが、リヴァーレの団長はセンターで応援するのをやめて太鼓を叩いていました。
センターは通称『なんかモッサリした人』。
この人は応援の直後、待機で通路に座る瞬間のスイッチの切れ方加減が見ていて面白いのです。
それから『通常の3倍のスピードで応援する人』も健在。

1試合だけだったけれども、一応埼玉開催ということで、試合が無かった上尾メディックスの選手のサイン会が行われたようです。
リヴァーレの選手たちが雨の中、荷物をバスに運び込む様子や、選手たちが個々に応援団に挨拶に来る姿、それから勝利に盛り上がる応援団の皆さんを見て楽しんでいたので、サイン会の様子は知りません。


ああ、前フリから長くなってしまった。
KUROBEアクアフェアリーズの特集に入ろうと思っていたのですが、次回にするか。


これだけだと短いので、最後に開幕1・2週で見た、各チームのバス情報を。
バスの種類についてはこのページが参考になります。

上尾メディックス
大型ハイデッガー。武富士バンブーが使っていたのよりも世代が新しい三菱エアロクイーンかな?
色はチームカラーの深いブルー。
こういうところからも上尾のプレミア狙いの意欲は感じられるのですが、間接的には選手のコンディションなどにも影響があるとはいえ、あまり身の丈に合わない事に予算を使いすぎていると、結果が伴わない時に周囲の反動が心配です。
遠隔地までバス移動なのかな?
秩父の会場はこんなバスが入ってくることを想定して作られてはいないので、出入りが大変そうでした。

四国Eighty8Queen
大型ハイデッガー。なんと日野セレガかいすゞガーラ。
色はレモンイエロー。
上尾と違うのは、バスには四国のバス会社の名前が入っていたところ。
四国の地域密着型クラブチームですからね。高速観光バス会社の名前もスポンサーに入っています
おそらく無償か格安でバスとドライバーを提供することでチームを応援してくれる形のスポンサードなのだと思いますが、こういう現物支援はバレー界にとって実にありがたい話です。
選手もバス移動が基本なのだとしたら、四国から関東まで来るにはやはり大型のメリットはあるか。飛行機や新幹線の交通費も浮く。

日立佐和リヴァーレ
昨年と同じ中型ハイデッガー車。
秩父の会場規模には一番適したサイズでした。ハイデッガー車は床下に大きなトランクルームを持っているので荷物もたくさん載る。
もしチャレンジリーグがどんどん拡大して東部・西部と分かれたりすれば、超長距離移動の負担も少なくなるのでおそらくこのサイズのバスが適正となるでしょう。
応援団の機材もこのバスに積むのかと思っていたら、応援団は応援団で車があるようでした。
「じゃぁそろそろ車を回してくるか」と言って、応援団の人たちがいっせいに雨の中を走っていったので、バスじゃないのかな。

フォレストリーヴス熊本
電車か飛行機で移動して、現地でレンタルのマイクロバス。
荷物がコンパクトで、中学・高校バレー部の練習後のようにあっという間に撤収していきました。
まぁ広いチーム応援席に応援数名という状況だったので、出待ち対応も楽。
四国・関西方面だとバス移動になるのかな?

健祥会レッドハーツ
うーん。バスを見た気もするのだけれども記憶に無い。
関東で萩生田弘美が見られるのはありがたいことなのだけれども、チャレンジリーグごときで全国巡業方式というのはチームの負担を考えると大変だと思うんだよな。
四国88や熊本もそうだけれども、応援してくれる企業や地元ファンもなかなか応援できなくなるし。
全国巡業にこだわるなら、プレミアが全国巡業方式・チャレンジは東部と西部に分けて巡業範囲を半減したりするといいと思うんだ。

KUROBEアクアフェアリーズ
チャレンジリーグでは名物となっている昭和の中型バス。
サマーリーグ決勝リーグ前日、ファンベルトあたりのトラブルで新潟で立ち往生するという話題を提供してくれた。
「うちの会社よりゴム臭い」と言っている選手がいたらしい。(参考:アクアのスポンサー企業/選手たちは日ごろはスポンサーの各企業で働いています)
インフルエンザよりも、バスのトラブルで試合棄権が心配。
でもそうなったらなったで、女子バレーファンは猛烈に納得する。納得せざるをえない。

柏エンゼルクロス
まぁ普通はバスの話をすると、アクアがオチとなるのですよ。
でも今回は違います。
柏の2日目、颯爽と体育館に入ってくるジョーこと山城未沙を発見しました。

なんとチャリ。

「ジョー、チャリかよ!」と叫ぼうとしましたが、この日は風邪をひいていて声が出ませんでした。
まぁ地元も地元のホームゲームだからなぁ。
柏在住でエンクロを応援しているファンに聞いたところ、体育館のすぐそばのリハビリ系病院が選手たちの勤務先なんだそうな。
でもサマーリーグで見たGSSの選手たちのように家族の車に便乗しあって集まるのをイメージしていました。
なんか練習見学に来た気分でした。


ええと、明日・明後日はネギ王国にVプレミアリーグを見に行ってきます。
パイオニア・JT・久光・NECがネギ王国に集う。
なんか、ホームチームがいない。

一応ホームチームからプレミア他チームに出している監督やら選手やらが全部集まるのだ。
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