今日の敗因はサーブレシーブ。

引き続き状況を想定して本当の敗因を考えていきます。
今回は一人のレシーバーが徹底的に狙われて相手に10本のサービスエースを与えてしまった場合。

これも話は簡単。
お前たちは小型だからサーブレシーブからの速いコンビネーションバレーが生命線だ。
そのためにはまずサーブレシーブ。

日本人である以上、プレイヤーとしての経験があれば必ず言われるこのセリフ。
日本人としてはどれほど大型であっても、国際舞台に立てば必ず言われます。

チームの基本方針がサーブレシーブからのコンビネーションで高いサイドアウト率を維持することであれば、その方針に沿った選手起用を考えるのが大前提。
その基本方針に合わない選手を試合を左右する状況まで起用し続けた時点で、今日の敗因はサーブレシーブではなく監督の選手起用上の問題。
これは典型的なチーム戦術面での問題ですね。

今、その時にバレー部に所属している選手だけで試合に出るような一般的なチームはともかく、有力な選手をスカウトしているようなバレー強豪チームであるならば、チームの基本方針に沿った選手獲得という事をおこなわなければならない。
もしこのようなチームに交替できる選手がいなかったのだとすれば、チームの戦略面での問題も浮上してきます。

選手のセレクションができない多くのチームではチームの戦略的な要素は減ってきます。
しかしたまたまある選手の調子が悪くサーブの集中砲火によって徹底的に崩されたとして、交替できる選手がチームに存在しなかったとしても、その選手をレセプションから外すフォーメーションを組むことも、レシーブ受け持ち範囲を狭くするフォーメーションを組むことも可能です。
そういう対応を考えていないのであれば、それは…もうわかりますよね。
チーム戦術の問題です。

今日の敗因はサーブレシーブ。

これを言われる試合のほとんどが事前の構想・準備段階の問題と状況対応の問題ということができますよね。
つまり戦略面戦術面

お前たちは小型だからサーブレシーブからの速いコンビネーションバレーが生命線だ。
そのためにはまずサーブレシーブ。


サーブレシーブからのコンビネーション攻撃で確実にサイドアウトを狙う事をチームの最重要戦術と考えている以上、それが機能しない・対応ができないということはそのほとんどが戦略面戦術面の問題なのです。

長々と何を言いたいのかというと、『もしあなたのサーブレシーブが悪くて試合に負けたと感じていても、負けた責任はあなたじゃないよ』という事。
変に構えすぎていてサーブレシーブに苦手意識を持ちすぎている人が多いと感じたので、まずは余計な力を抜くところからはじめてみました。
少しくらい上手くいかなくても責任は他にあると考えられればかなり気が楽になります。
「おまえのサーブレシーブが悪いから負けたんだ」と監督やコーチに怒鳴られても気にしない。
チームスポーツですから、個人の一技術に敗戦の責任を集約するのはおかしな話です。

それでも日本でバレーをやる以上、サーブレシーブは最重視される技術です。
サーブレシーブが悪いチームメイトをスタメンから引き摺り下ろすのは簡単。
あ、こう書くとまた余計なプレッシャーになるか。
でもこれも真実。

上手になれば試合出場の機会は必ず増えるし、他の選手のフォローをしてあげられるようになれたらいいですよね。
フォローできるところまでいけば戦術的な対応ができる選手として監督からも重宝されると思います。
調子が悪い日は他の選手にフォローしてもらうこともあると思うし、そのへんは持ちつ持たれつ。

あまりサーブレシーブを特別な事と構えずに、日本でバレーをする以上は当然のたしなみとして気軽に取り組みましょう。
考えながら技術を追求していくのは楽しい事なのです。
プレイできる環境にある人は、ぜひその過程も楽しみましょう。

長くなりましたがこれでようやく序論は終わりです。
次回からいよいよ技術面に入っていきます。
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今日の敗因はサーブレシーブ。

簡単に使われるこの言葉を、もう一歩踏み込んで考えてみます。

例えば相手チームの一人のサーバーが10本サービスエースを決めて負けたとしましょう。
今日の敗因はサーブレシーブ。
まぁ一言で言うならそうでしょう。

でも敗因をもう一歩考える。

一人のサーバーにこれだけやられるということは、事前のリサーチ不足という事が第一に考えられます。

出場チームの多い大会のトーナメント戦などでは相手チームの戦力を把握して試合に臨むというのはなかなか難しいものがあります。
それでも2回戦以降であれば次に対戦する可能性のあるチームの試合をチェックしておくことくらいは当日会場でもできること。
その選手が控え選手ではなくスタメンだったのであれば、1セット見ただけでもサーブを見る機会が2回はあったでしょう。
試合前の練習をチェックするだけでも得られる情報は数多く転がっています。
もしこうした簡単なことすら怠っていたのであれば、今日の敗因はサーブレシーブではなく情報収集を疎かにするチームの基本姿勢の問題。
チームの大会時の行動方針、スカウティングスタッフの不備など、チームの戦略面での問題と言えるでしょう。
つまり責任はプレイヤーではなく主としてチームを統括する人にあります。

トップリーグや国際大会などでは限定された選手が出場していることもあり、上記のようなケースは考えられません。
全く無名の新人が出てくることは無いのですから、過去のデータに無いサーブをその選手が打ってきた場合を除いて何らかの想定ができるはずです。
その対策を怠っていたのであれば、今日の敗因はサーブレシーブではなくただの準備不足。
想定を元に対応を考えた訓練を行っていてこのような結果になったのだとしたら、今日の敗因はサーブレシーブではなく対応策の練習計画の問題。
これらはさらに要因を突っ込んでチームの戦略面での問題チームの戦術面での問題両面でいろいろ考えられますが、話がサーブレシーブから逸れるので控えます。

こんなケースではなかなか今日の敗因はサーブレシーブにならないですね。

では相手チームの一人のサーバーが3本サービスエースを決めて、それをきっかけにことごとく流れを持っていかれたというケースで考えてみましょう。

これも単純。
今日の敗因はサーブレシーブではなく、サービスエースごときで相手に流れを渡してしまうチームのメンタリティの問題。
これは選手自身のメンタリティの問題ももちろんですが、サーブレシーブが重要だということを強調するばかりに選手に必要以上のプレッシャーをかけている指導者の問題とも考えられます。

サーブで崩された局面で選手自身が何をすればいいのか。
こうした場面での方針をチームとして持っていれば、コートの中の選手たちは難しいサーブに対してその方針に従った意思統一をしていけばいいだけの話。
Bキャッチからでも速攻を使ってくるチームに対して、相手はサーブ失敗率の高い攻撃サーブで攻め続けるのは損だと考えるかもしれません。
Cキャッチだろうと二段トスを決めきれれば話が早いですが、決めきれなくても相手を崩してブロックで仕留めるとか、チームの特徴を考えて何か方針を持っているだけで話が変わってきます。
チャンスボールを返すだけにしても、例えばファーストボールを相手セッターに触らせるというチーム内の意思統一があるだけで状況は大きく変わるはずです。
こうしたものがあれば、選手たちもサーブで攻められて精神的に追い込まれるケースは激減するはずです。

こうしたものが無くて精神的に追い込まれるのであればチーム戦術の不備。
これは完全にチーム指導者の問題です。
対応策が上手くいかなければその対応策の内容と精度の問題。
戦術面の問題が主ですが、ここにきてようやく選手の技術の問題も出てきます。

しかし今日の敗因はサーブレシーブどころか、もはや別の問題ですね。

次回は味方のプレイヤー一人が相手チームに狙われたという状況でもう少し考えていきます。
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今日の敗因はサーブレシーブ。

バレーボールの試合を見ていて監督やプレイヤーがこう言っているのをよく耳にすることと思います。
プレイヤー経験がある方ならば、多くの負け試合で監督やコーチ、OBなどにこう言われてきた経験があるでしょう。
で、その結果としてサーブレシーブの問題点を追及するのではなく何故かワンマンになったり…
これもプレイヤー経験があれば何度も喰らっているはず。

サーブレシーブがまずいと監督本人が言っているのに、どうしてワンマンをやる?

こうした指導を受けていて唯一良かった点は、『監督の言うことやることはかなりおかしい』という考えをベースにあらゆることをあれこれ考えることでバレー脳を発達させることができた点だけです。


今日の敗因はサーブレシーブ。

この言葉をやたら耳にするのは、サーブレシーブからのコンビネーションで確実にサイドアウトを取ろうとする事を多くのチームが戦術の中心に据えているから。
サイドアウト制の頃であれば、確実にサイドアウトを取って行くことで相手に容易に得点を与えない試合ができました。
これなら小型選手中心のチーム編成でも大型チーム相手に競り合ったようなゲーム展開ができます。
なので日本では昔からサーブレシーブからの攻撃を重視した考え方でチームを編成していくことが主流です。
これには異論を持っていますが、話が横道に逸れるので今回は控えます。

サーブレシーブさえセッターに返ればコンビネーションを使って確実にサイドアウトが取れる。

しかしサーブレシーブが返らないからコンビネーションが使えず、サイドアウトが取れない。

相手に得点が入る。

今日の敗因はサーブレシーブ。


そして敗因を数人、あるいは一人のサーブレシーブ担当選手に押し付けることで思考を停止する。
はい。サーブレシーブ成功率が低かった根本要因を分析することすらまず行われません。
個人技術以上にさまざまな要因がある事をまず知っておくべきだと自分は思います。
原因を特定しなければ対応策も取れない。
それじゃいつまで経っても敗因はいつもサーブレシーブ。
これじゃ進歩がありません。


今日の敗因はサーブレシーブ。

毎度毎度同じことを聞かされているバレー経験の無い実況アナウンサーが「今日の敗因はサーブレシーブでしょうか」と解説者に問いかけるのはまぁ仕方が無いところです。
ただ、トップレベルでのプレイ経験のある解説者がこの言葉を簡単に使うのはいかがなものかと思います。
サーブレシーブ成功率が低かったことが敗因のひとつであったとしても、サーブレシーブの『何』が要因なのかをきちんと提示してこそ解説者だと思います。

自分の場合はどちらかと言うと攻撃型思考なので、たとえサーブレシーブ成功率が低くても違う考えがまず頭に浮かびます。

Bキャッチなら攻撃の起点であるセッターの位置が動くので、そこからコンビを使えば相手ブロックがマークしにくくなる。チャンスじゃん。
アタッカーがクイックに入っているのにどうしてセッターはトスを上げないの?
崩されたからってどうしてアタッカーがクイックに入ることを簡単に放棄するの?

Cキャッチなら二段からエースが決めればいいじゃん。これこそエースの見せ場。
決めきれなくても相手を崩すような攻撃ができればラリーを制するチャンスが広がる。
エースにオープン上げろよ。
簡単にチャンスボール返すなよ。
エースは二段トスを声が枯れても呼び続けろよ。
イージーなアンダートスを上げるなよ。
見え見えのフェイント落とすなよ。

状況に対応できるような準備をしていないから負けた。
サービスエースの連続で手も足も出ないで負けるなんていうことはなかなか無い以上、「敗因はサーブレシーブ」なんて解説者が一言で済ませられるケースは本来ほとんどないはずです。

このような考え方から「敗因はサーブレシーブ」という言葉にいつも違和感を抱いていたのですが、この思考だけではまた一方的すぎるので、サーブレシーブ側からも問題に触れていきます。
次回はサーブレシーブ失敗の原因をいくつかに分類していこうと思います。

サーブレシーブを重視しながら、次回やろうとしている簡単な分類すら行われていない思考停止ぶりこそが最大の敗因。
本当は本職解説者が発言するほうが説得力もあるのですが、20年前とほとんど変化がないのでとりあえず自分がやります。
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まだ黒鷲旗というイベントを残していますが、リーグ戦も終わり入れ替え戦の狂騒状態も終えました。

硬派でいくつもりのSPORAブログでしたが、かなり横道に逸れていると自分でも感じているので少し軌道を元に正したいと思います。

mixiのほうで先行して少し書いたりしていたのですが、説明用の画像を作成する方法が見つかりましたので、こちらでバレーボールのさまざまな技術について持論を展開していきたいと思っています。

バレー経験が無い人もバレーを観戦する上で技術的な視点を持つのに役に立つようなものにすることが第一目的です。
見た目に派手に見えるプレイをする人が「上手い」ともてはやされがちですが、少しでも技術的な視点を持つことで同じプレイを見ていても受け止めかたが変わってくることが増えるはずです。

また、現在プレイしている人の考えるヒントにもなればいいなとも考えています。

注意点としては、プレイヤーは自分の言うことを鵜呑みにしない事。
自分にとっては真理と言える事を書いていくつもりですが、それが他の人にとって正解かというと必ずしもそうでは無いはずです。

例えばスパイクのバックスイングで自分が久光製薬の橋本直子(ムック)の真似をしようとしても、背筋から肩関節の柔らかさの違いでそれは無理な話。
射角を生み出す方法にしても、レフトからストレートにスパイクを打つ時に、成田郁久美や吉澤智恵のように体の真横に繰り出すような肩の旋回ができないので、腰の旋回角を最重視した考え方をしています。

このように身体の使い方にしてもそれぞれ個人差があります。
突き詰めて行くと、生まれてから育った環境などによって運動を掌る脳細胞の発達具合や神経の接続具合も全員違います。
さらにポジションが異なれば求められる技術スタイルも変わって当然。

そういったことを踏まえて『これが正しいからこれをやれ』ではなく、『あぁ、こういう考え方もあるのか』という風に理解をした上で、実際にちょっと試した上で自分なりの方法を確立するための考えるヒントにしていただければと思います。
現役プレイヤーに対しては個々の技術向上のためのお手伝いをするというよりも、バレー脳の育成のためのきっかけになれば良いなと考えております。
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大会時期なのに練習見学の機会を設けてくれた武富士バンブーに感謝。

徹夜明け&二徹明けで、しかも途中で帰らなくてはいけない状況ではありましたが、さっそく金曜日・土曜日と練習見学に行ってまいりました。
あと1日、見学の予約を入れてあります。

この時期の練習見学で最も楽しみにしていたのはブロック練習。
昨年の練習見学ではブロックの個人技術の練習に入ったばかりの段階で練習見学時期が終了してしまいました。
大会時期にどのようなブロック練習を行っているのか、自分が組織的なブロックの発想の無いチームにいたこともあってとても興味があったのでした。

結論から言うと、両日ともブロックを主体とした特別な練習は無し。
やはりブロックは台上スパイクからの連携練習で反復していくしか無いのかな?
これは多少やり方が違っていても、自分たちも昔やっていた。
試合相手を想定した攻撃パターンとブロックシフトを考えた練習などもやっているとは思いますが、これはさすがに見学禁止になるのでしょうか。
それでも見たい。

ブロック主体の練習は無かったのですが、アップ程度で行うブロックイメージの練習方法を見て、関心させられる手法がありました。
小さな発見が練習見学の喜び。

アンテナの低い位置にゴムを張り、ネットの白帯とゴムの間から手を出す…というもの。
これはお金もかからないし、ネットとブロックの手の隙間を作らずに前に手を出す事を意識するのに簡単な手法です。
バンブーの場合はあらかじめ規定の高さにゴムを張ったアンテナが用意されていて、その練習の時にはアンテナを取り付けるだけなのでとてもお手軽です。
予備アンテナを用意するかどうかは別にして、これなら予算の無いチームでも真似ができます。

川合俊一がコーチングキャラバンなどで高校生にブロック指導する時の第一歩で、ネットに手が当たってもいいから手を前に突き出すことを意識させる…というものがあります。
でね、この方法は真理をついていて効果的な一面もあると同時に、実戦的には疑問もあったりするのです。
例えば昨年の共栄学園がこの指導を受けていましたが、共栄の選手たちは試合直前になってもこの方法でブロックイメージの練習をしていました。
ここがダメ。

川合指導は極端な物言いと割り切った発想の面白さがありますが、受け手に言葉の本質を考えさせるバレー脳を求めます。
それが無いと、ほら。練習の目的がタッチネットすることになっている選手もいる。
タッチネットをするために煽るような手の軌道の選手も出ている始末。
それじゃ川合解説者が一番バカにするブロックフォームだって。

個人差はあるでしょうが、結局大会期になっても技術指導の目的を第一歩の段階から自分で考えて次のステップに進めない、高校女子レベルのバレー脳の低さを感じることになってしまうのです。
高圧的な監督の指導がまかり通っているチームでは、選手のバレー脳の育成は阻害されます。

実は自分も一日だけ行われたブロック練習で、OBから似たようなブロック指導を受けたことがあります。
タッチネットすることに最後まで抵抗を示していたのですが、「空中での正しいフォームを身に付けることが練習の目的だから」とOBに言われてしぶしぶ開始。

それでも日頃からネットを張る時と外す時以外は、ロープが緩んだり曲がったアンテナを直す時を除いて絶対にネットに触らないと意識しているため、ネットには簡単に触れません。
スパイクの時だってトスが乱れようが空中でフォームを崩そうが、大怪我をしてでもネットに触れない意識。
ニアネットの二段トスなどに対処するために、壁に向かって全力で助走の侵入の練習もしていました。
壁なら激突してもこぶができたり血が出るだけで済みます。
ネットには高圧電流が流れているのだ。触れたら死ぬ。
だからネットではこの練習はしない。
死なないギリギリの所で相手を圧倒して相手をやっつけるのがバレーボール。

「触ってもいいからもっと突き出せ」
そう言われても難しい。
だって練習の時からネットには高圧電流が流れているから。触ったら死ぬ。
死ぬのはいいけれども、タッチネットで点を取られたら死んでも死に切れない。
だから試合中に自分のタッチネットという判定を下した審判は明らかにジャッジミスなのです。
日頃からこういう意識で練習していても、ユニフォームがカスっただのでタッチネットを取られることもあります。

その時は練習をしながらグチグチ言っていたのを聞いた1期上のセンターの先輩がニヤリとしながら「だったら一回死んでみろ」と言ってきたのでした。
そのニヤリに先輩も『高圧電流』という意識を持っているのを感じたので、その次に迷わず死んでみたのでした。
数度目にOBから「それだ!」と声。
後は高圧電流デスマッチで死なないようにするにはどうすればいいか考えて実践するだけ。

高さを稼ぎ出すにはどうするか。
手を突き出す軌道をどうするか。
最も突き出した状態での理想的な手の形。
そのための準備段階で必要な事は何か。

ちびっ子レフトなのでそれほどブロック力を求められることも無く、他のプレイのように徹底的に考え抜いたとまでは言えませんが、それでも多少は考えてやってみたものでした。

話を戻すと、バンブーがやっていたゴムを張る方法ならば、手の軌道や腕を突き出す意識を高圧電流で死ななくても身に付けられる方法だなと思って見ていました。
練習見学に行くと、こんな発見がいろいろあります。
学校バレーの指導者とか選手がもっと見学に行けばいいのに…と、思っています。
何か感じた時は2階の見学席であれこれ真似してみたりしていますので、冷たい目で見ないで一緒にやりましょ。

昼休憩の時に一部選手がやっていた軽い自主練習にも「なるほど」と思えたりするものがありました。

練習見学に行くようになってから、別メニューで練習している選手がいない状態というのは初めてでした。
これは喜ばしいこと。
ボール練習をしている仲間を見る別メニューの選手の目というのは、その選手が前向きであればあるほど痛々しかったりするものです。
そんな過程を経た選手が元気にバレーをする姿を見られるのは、ファンの喜び。

二日間の見学で関心したのはアユ(服部安佑香)。

日頃はタクマという甥っ子が自分にもいるような気にさせるような洗脳ブログを書いたりしているのですが、新年やリーグ終了などの挨拶などはわりときっちりした文章を欠かさず書いたりしているのでよくわからない人です。
『チームの顔』では「周囲のすごい人」にハルさんをあげるあたり、いろいろ考えているのかなと感じたりしてはいたのですが、チームが最悪の状況でもアホブログを更新し続けていたりして、よくわからない人。
消沈しがちなチームを盛り上げるために一人アホを演じていたのであればそれは凄い事なのですが、なかなかそんな風には見えないよくわからない人。

国体関東予選の前日に練習をしているのを見て以来、その肝心な試合当日から所沢の試合前練習までボールを使った練習に参加する姿は全く見ていなかったのです。

最初に感心したのはサーブレシーブのフォーム。
金曜日の午前中はサーブレシーブ練習を重点的にやっていたのですが、落下点への移動や体軸の安定、荷重移動などを誰よりも一番意識して練習している姿を見て「アユがすごくイイね」と言ったのでした。
スパイクの空中姿勢やキレなども見て取れて、期待度が一気に急上昇しています。

おそらくボールに触れられない長い間、いろいろな事を見て考えてきた成果でしょう。
故障期間を無駄にせず、きっちりとバレー脳を熟成させてきたのかな?
でもよくわからない人です。

黒鷲で起用されるかどうかはチームの目的もいろいろあると思うのでわかりませんが、アユはサマーや国体では若手の期待株としてきっとかなり起用されると思います。
最近はファンの前に堂々と姿を現す姿も見られるようになりましたが、そのあたりも練習で手ごたえを感じた充実ぶりから出てきた変化でしょうか。
よくわからない人ですけれども。

ちょっと余談。
嵐のような金曜日、同じデザインの色とりどりの長靴が選手たちの下駄箱に並んでいました。
派手なピンクとイエローの長靴が目を引いたのですが、イエローはどう考えてもつるじ。誰が何と言ってもつるじ。
そうじゃなきゃイヤ。緑でもいいけど。
で、食事の時に誰が何色の長靴を履くのかチェックをしたのでした。

イエローはレオさん(今村直美)。
遠目には幼稚園児。
青い長靴のトミさん(田向友美)と一緒に水溜りで水を跳ねさせながら歩いて行きました。

外してショックだったので、つるじに「黄色の長靴、絶対ケイさん(鶴田桂子/原桂子)だと思ってた」とツッコませていただきました。
「長靴、持ってないもの」というありがたいお返事。
つるじは自動車通勤だしね。

ちなみにピンクはcap.カナ(内藤香菜子)…



いつもファッショナブルなカナさんが…これには絶句。
本人にツッコんじゃいけない気がしたのでブログに書き記しておきます。

犯人が選手かスタッフかわかりませんが、この人ったら置いておいた傘を勝手に使われていました。
とりあえず面白いから容疑者を細かい事を気にしないサト(金子美里)としておきますが、同色の自転車に乗るシエリ(和久山志恵里)も好みそうな色の傘なので、サトを犯人と断定したりはしません。
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