全日本女子の全戦試合戦評をする気はありません。
ポーランドは世界ランキングでいつも並んでいる相手で、相性的にも対戦相手として面白い。
アジアバレーをどうも苦手とするポーランドですが、どちらが世界の頂点に近いかと聞かれればロシアとがっぷりと戦えるポーランドと答えますが文句あります?
全日本の今シーズン最初の試合でもあって今年のチームの方向性を見ていくのに重要な一戦。
ベリーロールな日々の
『続・月バレ6月号 学習したフジ、何も分かっていないTBS』という記事でTBSとフジの番組制作方針について触れていて、その点でも興味がありました。
千酔亭氏がコメント欄で鼻水と涙と汗と涎を流しております。原因は花粉症の気もしますが…
そんなこんなのあれこれで、大会初日はしっかりと振り返っていきたいと思います。
TBSチャンネル(CS)
・タイvsドミニカ共和国
・韓国vsプエルトリコ
まず何故セルビアvsカザフスタンを中継しなかったのかが大きな疑問。
日本国内リーグを見るファンにとっては武富士バンブーvs久光製薬スプリングスの代理戦争の側面もあって、関心も高かったはずです。
Wイェレナのエース対決。
黒鷲旗ではバンブーが勝った。
この大会で大きな脅威として日本に立ちはだかるのもポーランドを除くとこの2チームのはず。
韓国・ドミニカはやや脅威度は低い。
国内リーグファンならCS加入率も高いはずでバレーファンにTBSチャンネルをお気に入りチャンネルに登録させる絶好の機会になったはずなのに。もったいない。
観戦仲間の女性はこの一戦を見に東京体育館に行ったそうな。いいな。
日本戦は家に帰ってTV観戦かな?W杯の日本戦に行って引きまくっていましたから。
5,950という公式発表の観客数はジャニーズ目当ての客ばかりではないはずです。
今日の海外戦はフジテレビ739が担当。これは3試合とも放送されます。
放送された2戦については
千酔亭氏がすでに書いています。
放送については書く事ほとんど無くなっちゃった。
なので簡単に試合を振り返ります。
・タイvsドミニカ共和国
http://www.fivb.org/vis_web/volley/WWOQT08/pdf/P2-001.pdf
http://www.fivb.org/vis_web/volley/WWOQT08/pdf/P3-001.pdf
共和国ってリパブリックって言うのね。
ドミニカが半分日本代表みたいな感じ(東レの人・デンソーの人・上尾の人)だったのですが、小型のアジアンバレーを応援目線で見ていました。
『半分全日本』とは呼ばない繊細な言語感覚。
タイは試合序盤でBクイックが合わず、W杯では執拗に突破口を開けようとして上げ続けたA・Bクイックを封印してしまう。
あの強引さが魅力的だったのですが、プルームジットにキレが無かったから無理だったのでしょうか。
プルームジット、顎のラインが二重になってた。体もでかくなっていた。
パワフルなオヌマーがスタメンから外れていたのもちょっと残念。
彼女はなんとなくPFUブルーキャッツが似合いそうな選手。餅田っぽくもあり、佐々木っぽくもあり、河合っぽくもある。体格は佐藤っぽいかな?
後半試合に出てきましたが、あまり活躍は目立ちませんでした。
千酔亭氏が書いているように、ヌットサラに替えて7番の長身セッターが前衛に入った場面は明らかにブロックの高さを揃えたかった場面。
登録選手をフルに使う傾向で、3枚替えなどもして見ていて混乱することもあるナタポン監督の選手起用ですが、あの場面はワンポイントあるいは前衛ローテだけの起用となることは明らかだったはず。
解説の落合真里のコメントが自分にも痛々しく感じられた場面でした。
最近まで現役だった割には解説に中身が無い。
実況アナが「日本の小沼さんみたい」って言っているのは自分のネタレベルで、実況アナウンサーが電波に乗せる言葉じゃないだろうと自分も思いました。
「○○だそうです」という実況アナの伝聞調の話し方は無責任にも聞こえました。
声を張るポイントといえば「17歳!」とか「16歳!」。
若ければいいのか?
知らないおじさんにアメを貰ったらついていってしまいそうな岡野弘子さんの試合は絶対に実況させない。
試合のほうは接戦でけっこう面白かったのですが、タイはA・Bクイックを封印しただけにタイのCクイックもつかまりまくる。
頑なに中央突破を図るタイこそがタイらしいと思うので、そのあたりは残念でした。
一方のドミニカはバルガスがデンソーの岡野知子に見えてしょうがなかった。
速いサーキュラースイングが印象的な選手。
ドミニカなのにディグが良かったのも印象的。フェイントは落としまくっていましたが、中南米のチームがディフェンスも良かったらこれはもう反則。
ブラジルだけでおなかいっぱいです。
センター攻撃がやや沈黙気味でしたが、タイのCクイックを潰したようにブロックで目立っていました。
相手を振り回すようなトスワークは全く考えていないセッターですが、球出しに手首の粘りのようなものがあって、ちょっと面白かったのも印象的でした。
・韓国vsプエルトリコ
http://www.fivb.org/vis_web/volley/WWOQT08/pdf/P2-002.pdf
http://www.fivb.org/vis_web/volley/WWOQT08/pdf/P3-002.pdf
オリンピックイヤーにも関わらずこれまでの主力選手を4人も欠いての最終予選とのこと。
ちっとも外国人選手の名前は覚えられませんのでキムヨンギョンもハンソンイしかわかりませんが。
ヨンギョンは膝の手術をしたとの事。3度目じゃないか?
こうなると韓国はハンユミを中心に見ることになる。
こうならなくてもハンユミ中心なのは内緒。
体つきは違うけれども、目元が成田郁久美に似ている。
コート内を低い姿勢で動き回る姿は狩野舞子ちゃんのお姉ちゃんに似ている。
彼女もこの試合中に故障箇所の痛みが出てきたのか顔を歪めていました。
この故障者の多さというのはリーグ戦を終えたこの時期だからでしょうか。
でも韓国は多すぎなような気がします。
故障者が出るということは若手にチャンスが巡ってくるということになります。
韓国はこの点、次々と長身の若手選手が出てきます。
このあたりはうらやましいところ。
若いキムミンジがかなり目立った。この日は最多得点かな?
韓国はかなりブロックが出ていました。
髪型がようやくおとなしくなったキムセヨンがブロックで目立ちまくっていました。
奇抜な髪型や髪の色で目立つよりプレイで目立ったほうがいいよね。ね。ね。
キムサネは何もしなくても目立つ。これは顔立ち。
アジアのチームが中米チームに倍以上のブロックを出せればこれは楽勝です。
この試合の解説はヨーコ・ゼッターランド。
古いバレーファンには堀江陽子という名前のほうがおなじみでしょうが。(つるじ紹介風味)
そういえば草野さんになったんじゃないの?
こちらの放送はヨーコの低いテンションで淡々としゃべる芸風もあって、落ち着いて聞いていられました。
サーブレシーブが乱れている場面で「誰がトスを上げて誰に打たせるという約束事がきちんとできていることが大切」と淡々と話していたのが印象的でした。
少しずつ日本の解説者は変わってきたかな?CSのバレー中継こそバレー思想の点で地上波の先を行かないとね。
サーブミスについての考え方ももう少し攻撃的にシフトしてもいいところ。
プエルトリコについては何か書こうかと思っていたかどうかすら忘れてしまいました。
長くなってきたので2部構成にします。
どうもサーバーが調子悪いようなので、その2は少し遅れるかもしれません。
もうちょっとジタバタしてみます。
カブラルのスパイクフォームはバックスィングを下から円運動で出してくるサーキュラーというタイプです。
助走のエネルギーをジャンプに転換する時に、通常だと腕の振りも上へのエネルギー転換につかうので、もともとジャンプ力が無いとなかなかこのフォームでは打てません。
メリットはいっぱいに振りかぶる状態というのが発生しないので肩に抵抗が発生しない事。
腕が一定の曲線軌道を通ることで加速のための距離を長く取ることができて、スパイクの威力増大にもメリットがあります。
ブロッカーが打ち出しのタイミングを取りにくいという人もいるかもしれませんが、本来スパイクの射出のポイントは一点なのでボールをきちんと追っていればブロッカーに与える影響はそれほど無いはず。
技術面で面白い選手なのでちょっと意識してみてください。
スポッチャに行ったらサーブ練習しましょう。
サーブで連続25点取れるようになれば、あとはコイントスで絶対に勝てるキャプテンを探すだけで無敵のチームが作れます。
ブロックもサーブレシーブもスパイクも不要。セッターも不要。
これこそちびっ子が世界と戦うための究極のチーム作り。