当ブログに来る人の検索ワードというのがチェックできるのだけれども、本日一番多いのは『大村加奈子』。
うん。脇役の女王様みたいな加奈子はんを面白がるところは案外少ないからね。
これはかなり嬉しい。
以下『デンソー 岡野知子』『岡山シーガルズ』『久光製薬スプリングス』などが多い検索ワード。
この辺は今日が女子ファイナルと3位決定戦だからかな?東レ関係が無いけれど。
それにしても『武富士バンブー』で検索して来る人がいない・・・
前回エントリーでも入替え戦でのPFU対抗戦術を書きつつ、PFUの面白さアピールのほうを強く出しちゃった気がするし…
07/08Vプレミアリーグ女子は東レアローズが優勝しました。
東レアローズ3-1デンソーエアリービーズ
http://www.vleague.or.jp/data/result/2007/15651_1.pdf
http://www.vleague.or.jp/data/result/2007/15651_2.pdf
ファイナルなので簡単に戦評。
フジテレビ739で表彰式まで見た後、NHK総合で後半をもう一回観戦。
デンソーは第1セットのサーブミスの捉え方を間違ってしまったかな。
中田久美(フジテレビ739)・大林素子(NHK)両解説が言っている「サーブミスもったいない」では今のバレーは通用しないよ。
デンソーはブロック&レシーブが最大の持ち味なのに、サーブでブロックの的を絞り込まないでどうする。
第1セットはサーブで攻めていて悪くない落とし方だと思ったのですが。
サーブで攻めきる気を失った事で、逆に「キャッチをとにかく真上に上げればいい」と言うようなサーブで追い込まれた状況になってしまった。
サイド陣がスパイクで一歩も引かずに攻撃しているのにフォローがまずいとか、細田絵理が印象に比べると数字が驚くほど悪いとか、キラ(井上香織)のブロード系が最後までタイミングがイマイチだったとか、木村と片下の起用意図がよくわからないとか、石田さやかがTO明けの声かけのタイミングを間違えたとか、課題に感じる部分はいろいろありました。
石田がちょっと照れたようなTO中の表情が可愛かった。
片下はサーブがいいのはよくわかるんだけど、この舞台でレセプションは荷が重かったね。
東レサーバーがスッと片下集中砲火した意思統一ぶりがお見事でした。
でもね、オカトモ(岡野知子)の序盤のスパイクはこれ絶対に止まらないと感じたし、エビさん(櫻井由香)の闘志あるディグとたくさんの二段トス、よしこさん(矢野美子)のキレのあるクイックなど、いいところもたくさんありました。
それにしてもチャミ(横山雅美)に万一のことがあったなら、セッターどうするつもりだったのでしょう?
去年のJTvs久光製薬と比べてしまうと若干物足りなさは感じられますが、それでも岡野キャプテンを先頭に戦う姿勢を見せてくれて面白かったです。
ここにきてちょっと脆い部分も見えてきたのですが、黒鷲ではもう一回チャレンジャーとしてサーブから攻めていくことを考えていこう。
アタッカー陣の攻撃姿勢は面白かったよ。
東レはレギュラーラウンドを戦ったパターン通りでしょうか。
前回のデンソー戦では西脇メイさん(西脇万里子)→ネネ(冨田寧々)で流れが変わったので、今日はそのネネからスタート。
こういう選手起用法ができるのが層の厚みというものです。
木村沙織→向井久子という起用法ができるのも層の厚み。
東レはCS実況が言っていた『若さと勢い』ではなく、『攻めるサーブとブロック』を核としたバレーになってきています。
解説では素子が言っていた「女子では新しいタイプのバレー」と言うのが比較的的を得ているかな。
このへんは女子オンリーの久美さんに対して男子のコートサイドレポートもする素子のほうが勉強ができている点。
ただ、ラリーポイント制になって10年。別に新しくはない。
勝負どころがデラ(デラクルス デ ペニャ ベタニア)というケースが多すぎるのがちょっと日本人として面白くありませんが、デラから絵里香(荒木絵里香)への二段トスを絵里香が気持ちよく打ち切る場面も何度か見られたし、とにかく東レ初優勝おめでとう。
ただちょっと…木村沙織の今年の働きぶりでベスト6は納得いきません。
木村にはもっと高いレベルでシーズンを通した安定した活躍ぶりを期待しているのです。
去年引退を考えていたダンさん(向井久子)は今年で終わりかな?
久光に来て『青二才』『若手』と呼ばれるなんてどう?
3位決定戦は久光がようやくシーガルズに勝利。
久光製薬スプリングス3-1岡山シーガルズ
http://www.vleague.or.jp/data/result/2007/15650_1.pdf
http://www.vleague.or.jp/data/result/2007/15650_2.pdf
これはもう、シーガルズのブロック戦術に対して久光がどれだけ突破力を見せて打ち勝つか…という意味で楽しみにしていたカード。
ライスコ観戦でしたが、TV中継をしてほしかったなぁ。深夜に録画中継でも構わないから。
シーガルズはサイドを潰すために野村まりを投入してきます。
それを予測したのか、久光は奇数セットでローテをひとつ、偶数セットでローテをふたつ、いつもより進めたスターティングオーダー。
これで舞子ちゃんのお姉ちゃん(狩野美雪)が野村まりと対峙するローテがほとんど無くなります。
いつもの野村まりならばサクッと第1セットでレフトを仕留めて任務完了だったのですが、今日は最初に止めたのは仁木が前衛に上がってきたローテだったはず。
対野村まりではパブ(イェレナ・パブロワ)がよく頑張りました。打数70本超えで40%以上の決定率。
結局野村まりはなかなか任務完了といかず、第4セットまでスタメン起用されました。
そして注目のセンター戦の激突。それほど注目していない?自分だけ?
ローテ的に森(森和代)対 加奈子はん(大村加奈子)・山口舞 対 先さん(先野久美子)の構図。
森vs加奈子はんの対決は第1セット加奈子はんが1発ブロックを見せて先手を取ったように見えましたがブロックはそこまで。
決定率はなんと20%割れでムックがトスを上げてくれなくなる始末。
こういう時は平井アンちゃん(平井香菜子)に替えてみたりしても良いと思うのですが、これは森を40%割れにする地味な活躍ぶりを加奈子はんが見せていたからかな?
森さんのブロック5本はお見事でした。
おそらくほとんど加奈子はんが餌食になったのでしょうが、先さんのAクイックよりも加奈子はんのBクイックのほうがコミットでも止めにくいはず。
JT戦ではよく寺廻監督が加奈子はん用ブロックの手の出し方を伝えるためにタイムアウトを取っている所が見られます。
…止められてるの、あのなんちゃってブロードだな。今年の新兵器。
前衛がパブ・加奈子はん・ムック(橋本直子)のローテでは、パブへのブロックマークを薄くするためにやたらとライトに走らされる。
センターセミを上げておけば加奈子はんならぶちかますのに。
山口舞vs先さんのマッチアップは引き分けかな?
先さんの決定率は期待値よりも10%ほど低いけれども、この辺はシーガルズのコミット多用の効果。
山口舞のブロック0本っていうのは先さんさすが。
だけど去年のようなコミット3枚をぶち抜く先さんのAクイックの神通力ってのはライスコでは感じられなくなってきちゃったな。
ちょっと寂しい。
山口舞の決定率55%は合格点。
河本監督に見えないようにニヤニヤしている山口舞は結構ツボだったりするのですよ。
女子はレギュラーラウンドと同じ最終結果となりました。
とりあえず、久光製薬のシーガルズ戦連敗脱出はおめでとうございます。
真鍋のおっちゃんは『層を厚くする』の意味をこれからちょっと考えてチーム作りを考えてくれないと、次期全日本監督は任せられないぞ。
入替え戦のバンブーとリヴァーレを除く各チーム、お疲れ様でした。
荒木絵里香。MVPおめでとう!
06年、全日本のスタメン定着を期待していたらWGPで見事な活躍。
その後もスタメンに定着して世界選手権・ワールドカップと三大大会のうち二大会を第一線で奮闘。
Vプレミアで最高殊勲選手となり、いよいよオリンピックです。
ホンモノの実績を自信に胸を張って戦って来い。
チームは結果を出せないでしょうが、その敗戦から多くを学んで次の時代の全日本女子の中核として建て直しを頑張って欲しいのです。
さて来週は入替え戦。
すでにチケットは2戦とも入手して、バンブー応援仲間も参加希望者を募りました。
「バンブー頑張れ」だけではなく、戦術的にバックアップできるような応援をしていきたいと思っています。
青猫軍団の皆さんごめん。面白くて大好きなんだけど。
「古藤、ツー来るよ!」会場でこれを叫んでいるのが自分です。
武富士バンブー頑張れ。ルミ姐、50本打て!
サイド勝負の展開必至。
この展開で打ち負けるな!
藤沢には泊り込みで応援に行きます。