5日に行われた令和最初のサッカー日本代表戦はトリニダードトバコが相手。スコアレスドローに終わり、令和初のゴールはお預けになりました。これまでの4バックを、森保監督がサンフレッチェ広島で使っていた3バックに変えた効果があったかどうか賛否両論が渦巻いていますが、気になったのはFIFAランキングでも日本より下だったトリニダードトバコのメンバーが普段どんなチームでプレーしているのか。この日中継したフジテレビの西岡孝洋アナの話によれば、多くはアメリカ2部リーグのチームにいる選手だとか。えっ、メジャーリーグサッカーって、1部・2部…とグループ分けがあった? そうだったらマイナーリーグ相手にゴール決められなかったってこと?

今から70年ほど前、1リーグ時代だったプロ野球の日本代表がメジャーリーグ選抜でなくあるマイナーリーグの単独チーム相手になかなか勝てず、力の差を見せつけられてしまいました。劇作家の寺山修司さんは競馬の第2回ジャパンカップのテレビ中継でゲスト解説を務めたとき、前の年の第1回大会を振り返るくだりでこの光景を引き合いに出し、日本の馬と海外の馬の力の差が簡単に埋められるものではないとコメントしていたのを思い出しました。そうだったら、日本サッカーの攻撃力がかなり弱っているのではないかと疑わないといけません。

で、アメリカの2部リーグとは何だろうかと調べてみました。メジャーリーグサッカーは順位の優劣によってクラスが上下することがない独立リーグのようなものではあるものの、アメリカ最高峰のサッカーリーグと位置付けられているとのこと。ただ日本やヨーロッパにあるようなリーグのピラミッドはアメリカにもあって、その頂点がアメリカ2部リーグにあたるUSLプロリーグだというんです。このリーグはメジャーリーグサッカーのマイナー組織も一部参加しているものの、あくまでも育成・強化のために参加しているというのです。日本でいえばJ3にガンバやFC東京が23歳以下のチームをトップチームと別に送り込んでいるようなものなんだとか。ということは、5日のスコアレスドローの落胆は必要以上にしすぎということなんだと思えてきました。ただ、いつか末恐ろしい国になる可能性も孕んでいると言ってもいいかもしれません。

では、また次回です。
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26日の大相撲夏場所千秋楽。アメリカのトランプ大統領夫妻が安倍総理夫妻とともに観戦し、前の日に優勝が確定していた朝乃山に大統領杯を授与したのが大きな話題になりました。ただ、当事者やファンの間では不評だった部分がいくつもあったとか。

まず入場。通常の手荷物検査に加えて金属探知機を使った検査をしたり、ペットボトルや瓶の持ち込みを禁止したために紙パックに入った飲み物が変なものでないことを証明するために警備員に飲んで見せたりしたため普段以上に入場に時間がかかってしまったそうです。トランプ大統領はともかく総理来場となるとこれくらいのことはあり得ると思っていましたが、ここまで大騒ぎになるとは思ってもいませんでした。2015年6月に東京ドームで巨人-広島戦に先立ち安倍総理が巨人の長嶋茂雄終身名誉監督と松井秀喜さんに国民栄誉賞を贈るセレモニーが行われるためこれと同じくらい大掛かりな手荷物検査がありましたが、巨人軍が当日の朝刊やウェブで時間に余裕をもって来場するよう呼びかけたためこのときは大騒ぎにはなりませんでした。

そして取組進行。これが一番不評を買った部分のようです。本来の予定では幕内の残り3番に合わせて大統領と総理が来場する予定だったのが到着が早まり2番前倒しして入場。入場から正面升席に取り付けたソファーに着席するまでの間、7分も取組が中断してしまいました。土俵に上がるはずだった力士がその間土俵下で待たされたため、ある力士は「集中力を削がれた」と困惑していたとか。午前のゴルフをハーフで終わらせて幕内前半終了の勝負審判交代の中断時間を使って入場していれば力士の集中力が削がれることはないだろうしファンの興味に水差すようなこともなかったかもしれません。ただ、座布団を投げて大統領や総理にぶつかるようなことがなかったのはよかったですが。

升席の仕切り枠を取り払うようなことができるとは思ってもいませんでしたが、周りの観客が見えなくなってしまうことを想定してのケアもしておかないといけないのではないかとも思うところもあります。今後に向けてどう対策をとるのか気になります。

では、また次回です。
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他山の石というのか、今回をきっかけに早い対処ができたのが何よりというのか。17日に行われたJ1第12節・浦和レッズ湘南ベルマーレ戦で誤審が起きてしまいました。

前半31分にベルマーレの杉岡選手が放ったシュートがゴールの右内側のサイドネットに突き刺さってゴールが決まったように見えたのが、副審はゴールの右から左へと両端のゴールポストに当たってゴールラインを越えないうちにキーパーが拾ったと判断しました。そのため主審は笛を吹いて試合を止めることはありませんでした。しかし、ゴールを許したと思ったレッズのGK西川選手はリスタートのためにボールを拾い上げ手で投げてしまいましたし、ベルマーレのちょう監督らは「入っているだろう」と審判団に抗議したり…と混乱してしまいました。元審判の方がサッカー情報専門サイトで語ったのを見てみると、どうやら副審としては「入ってない」と思い込みをしやすい当たりだったそう。ただ、次のプレーが止まった時に主審が副審と第4の審判を集めて話し合って確認した方が混乱しなかったのではとも付け加えています。

何度も言いますが、バレーボール、テニス、野球、アメフトなどのように頻繁にプレーが止まるわけではないのでチャレンジシステム(プロ野球でいうところの「リクエスト」)をそっくりそのまま導入できないかもしれませんが、国際大会で一般的になっているVARとゴールラインテクノロジー(シュートが決まったのを主審が身に着けている端末に知らせる)をJリーグにも導入することはできるかもしれません。ただ、J1からJ3までくまなく導入するには何億ものお金がかかるし、設備を整える工事が必要になるとすると簡単にはいきません。ですが、Jリーグは8月から試合を裁く審判員を増やす方向で調整を進めているそうです。どこを増やすかというとゴールの真裏でシュートが決まったかどうかを判断する追加副審。つまり6人制にするわけです。そして主審と副審は2週間の出場停止処分を受けたそうです。少しでも間違いが起こらないようにするため、すぐにできることを取り組むことは誠意の現れと思い、期待します。シーズンが終わるまで待つことが当たり前な感があるプロ野球よりも対応が早いような気がするし。

では、また次回です。
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中央競馬は6月下旬までGⅠが続き上半期のクライマックスと言える時期ですが、特に5月は重要な大レースが組まれます。そんな中で5月後半のGⅠの優勝争いを大きく左右するような出来事が5日に起きてしまいました。

2000m以上の距離適性がない3歳馬が目指すGⅠ・NHKマイルカップで、圧倒的な1番人気に推されたグランアレグリアに騎乗したクリストフ・ルメール騎手がゴール直前でほかの馬の進路を妨害したとして5着に降着となりました(実際は4番目でゴール)。ルメール騎手は3月にも同じような妨害行為をはたらいて2週間の騎乗停止処分を受けていたため、JRAの規定(加重制裁)により3週間の騎乗停止処分を受けることになりました。騎乗できない期間中にはGⅠの中でも特に重要と考えられているオークスと日本ダービーが行われ、ルメール騎手はいずれのレースでも有力馬に騎乗する予定があったため勢力図が変わるだろうかと気になっているファンが少なからずいるようです。

進路妨害による降着、失格は5年ほど前の制度改正で大幅に減っているようです。昭和の頃は他の誰かの進路を妨害したら即刻失格で着順繰り上げ、平成になれば被害を受けた馬の次の着順まで降着というというのが当たり前になっていました。しかし、現在のルールでは進路妨害を受けた馬がもし妨害を受けなかったら着順を逆転できただろうと判断されたところで、初めて進路妨害した馬が降着になります。4月の皐月賞ではトップでゴールしたルメール騎手騎乗のサートゥルナーリアが2番目にゴールしたヴェロックスの進路を妨害したのではないかと審議されましたが、ヴェロックスは進路妨害がなくても逆転できないと判断されたため降着なしとなりました。この判断が下ったとき会場は騒然としていたようです。

ルール改正で降着が減ったのを世界標準に追いついたと評価する人もいれば、世界的に高いといわれる日本競馬のフェアプレーに対する意識が低下してしまうのではないかと不安を口にする人もいます。ちょっとでもおかしな進路の取り方をする騎手がいたら会場にいる観客がざわつくことが今もあります。馬券的に自分の思い通りにならないことへの当てつけもあるかもしれませんが、まだこういう光景があるのは日本競馬のフェアプレー意識が高いことの証拠ではないでしょうか。

では、また次回です。
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UEFAチャンピオンズリーグ、いつの間にか佳境に差し掛かっていたんですね。それも大変なことになっているようで。

4連覇を目指したレアルマドリードが早々敗れ、バルセロナはまさかの逆転負けでベスト4どまり。そのバルセロナを破ってイングランドのリバプールが決勝に勝ち進みました。「スクールウォーズ」の滝沢先生のように誰にはばかることもなく涙を流し、選手を鼓舞し続けたベニテス監督(岡崎選手がいるレスターを率いてチーム創設から100年以上経て初めて優勝した監督でもある)が率いてACミランを破って優勝して以来14年ぶりの決勝進出だったんです。ウェイン・ルーニーやスティーブン・ジェラードといったイングランド代表の常連が中心になって全盛期を迎えていたころでしたが、その後はチェルシーやマンチェスターシティのように湯水のごとくお金を投じて大物を獲得したチームが幅を利かせたおかげで低迷期に陥っていました。決勝はオランダのアヤックスとイングランドのトットナムの勝者との対戦になります。14年前は3点ビハインドを追いついてPKに持ち込んで優勝に至ったとか。果たして今回は…。

とはいっても、今シーズンのチャンピオンズリーグ、何となく遠くのものになっている印象があるんですよね。やっぱりテレビでの露出が少なくなり放送がDAZN中心になってしまったからでしょうか? 一時期は試合日が来るごとに地上波でもダイジェスト番組が放送されていてチャンピオンズリーグの存在がぐっと近くなった印象があります。ただ、DAZN中心になるとテレビの情報番組で使える時間がスカパー!放送時より少なくなり、ダイジェスト番組もなくなって…で。DAZNにも魅力があるのはわかりますが、何となく遠く感じてしまいます。テニスでも錦織圭選手の試合はBS・CSでも放送できる状況ですが、大坂なおみ選手の試合はDAZNが優先的に放送しているため錦織選手より生中継を見られる回数が少なくなくなります。せめて大坂選手の試合も錦織選手と同じようにBS・CSでもれなく放送できるようになってほしいと思いますが。

では、また次回です。
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