フジテレビ系列で27日夜まで放送されていた「FNS27時間テレビ」。今年はSMAPの5人がメーンパーソナリティを務めるということで大掛かりな仕掛けが至る所にあったことをスポーツ各紙は芸能欄を結構割いて伝えていたような感じがします。

そんな中で恒例となっているのが「さんま・中居の今夜も眠れない」。今年は27日の未明に放送され、明石家さんまさんがこの1年間で気になった女性を10人紹介しました。人気女優から通りがかりの一般の人、はたまたアニメに登場する架空のキャラクターまで、幅広いジャンルから選ばれています。
「ラブメイト10」とも呼ばれているこの顔触れですが、毎年一人はスポーツ選手を選んでいるんですよね。今年はテニスのウィンブルドン選手権の女子シングルスでカナダ人初の決勝進出を果たした新鋭のブシャール選手を選んでいます。さんまさんはサッカーと同じくらいテニスを見るのも好きだそうで、外国人の美女選手の名前がちょくちょく入るのはうなずけますが、5年前の2009年に競泳の野瀬瞳選手を選んだのには驚きました。この当時野瀬選手は20歳で、世界選手権の代表に選ばれて一般のスポーツメディアに注目されるようになっていましたが、それ以前から美少女スイマーとしてマニア的な人気がありました。いやいや、こんな人にまで目をつけていたのか! 思ってしまいました。来年の夏にはどんな人が選ばれているのか、楽しみですね。

それでは、また次回です。
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プロ野球もメジャーリーグも後半戦に突入し、都市対抗野球の全国大会がスタート、夏の甲子園の各地域代表もぼちぼち決まり始め、いつもより長いサッカーの季節が終わりいよいよ野球の季節が本格的に動き出しました。そんなさなか、世論を二分しかねない構想が浮かび上がりました。

来年のセンバツ高校野球を目安に、甲子園大会でもタイブレーク制度を導入することを日本高野連が検討に入ったというんです。このことが報じられると、スポーツ各紙では賛否両論が交わされるようになりました。賛成意見の根拠といえば、「選手の体力的な考慮をすれば当然のこと」というのが基本線にあるようです。一方、反対意見の根拠は「高校野球らしさが損なわれてしまう」「選手の努力を否定するようなもので到底受け入れられない」といった感じ。
考えてみると、タイブレークって、U-18世界選手権でもう使われているし、国内でも国体ですでに採用されているというんです。いわば、木のバットやDH制、ボールカウントと同じようにタイブレークもワールドスタンダードのひとつの形といえるでしょう。それにいち早く触れるためにも必要かもしれません。ただ、高校野球は「ハイスクールベースボール」でなくて日本独特の「KOKO YAKYU」なんだという考え方も一方にあります。たとえば、15回まで死力を尽くして戦い、決着ついても、決着つかず引き分け再試合になったとしてもお互いが肩を抱き合い健闘をたたえてスタンドの誰もが拍手する、そういうシーンに日本らしさを見出す人もいるようです。

そんな中、私はなるほどと思えるような意見を見つけました。報道された翌日のスポーツ報知に、国内野球やメジャーリーグを取材して40年以上という蛭間記者がタイブレーク制度を導入する代わりにこれまで高校野球で導入されなかったサスペンデッドゲームを採用したほうがいいと提案しているんです。これなら、引き分け再試合になったら15回+9回=24回やらなければいけない現行制度から考えると選手の体力消耗がある程度抑えられるでしょうし、タイブレークでこれまでの流れをリセットすることもないわけです。もっと言ってしまえば、選手たちの努力を否定することには通じないといえそうです。

ワールドスタンダードか伝統かという二者択一でまとめられる問題ではないでしょうが、誰もが納得できる落としどころを見出せることを祈ります。

それでは、また次回です。
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ワールドカップブラジル大会が13日に終わりました。ドイツが決勝でアルゼンチンを延長の末1-0で破り、6大会ぶり4度目の優勝を果たしました。「自分のサッカー」を見事に貫いての優勝と言えるでしょう。アメリカや中南米のように、高校野球でいうところの「甲子園が強くしてくれたチーム」、というのもありましたが、スタイルを貫ける地力を持ったドイツにはかなわなかったかもしれません。

さて、日本代表は「自分のサッカー」が貫けず予選ラウンドで敗れてしまいましたが、日本サッカー再建のためにどうすればいいのかという議論がいろいろな形で始まっています。そんななかで私が興味持ったのが、サッカーフリークとしても知られるコラムニストの小田島隆さんの意見です。14日にTBSで放送されたラジオ番組「赤江珠緒・たまむすび」のラジオコラム「週刊ニッポンの空気」でお話していたことですが、才能発掘のためにもっと門戸を広げることが日本のサッカーを強くするために必要だっていうんです。いろいろなスポーツをしている人をサッカーに対する適性を見出してスカウトすることもそのためのひとつの方法だともいいます。

思い出せば、なでしこジャパンの強化の行程でもこういう活動を進めています。スーパー少女プロジェクトと呼ばれるもので、主にゴールキーパー発掘のため、「女子体育系部活の定番」ともいうべきバレーボール・バスケットボールなどをやっている小中学生から才能を見出そうというものです。また、なでしこジャパンの経験者には中学までバレーボールをやっていて、高校になってサッカーに転向したというゴールキーパーが現にいます。それ以外のポジションの選手でも中学か高校になってサッカーを始めたという人もいます。

小田島さんはもしかしたら、この「なでしこ」の成功例を念頭に置いてお話ししていたかもしれません。もしそうならば、サムライブルーにもこだわりを捨てるときがきたということを伝えたかったのかなとも思います。

それでは、また次回です。
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ワールドカップブラジル大会はいよいよベスト4ですが、国内に目を向ければ、12日からJ1のチームが天皇杯2回戦で公式戦の舞台に戻ります。日本のサッカーはだんだんと日常に戻ってくる感じです。そんな中、5日に浦和レッズが山田暢久さんを称える引退記念試合を行いました。

山田さんといえば、レッズ一筋20年で現役生活を全うした稀有な存在。そもそも、ひとつのチームにこれだけいつづけた人はJリーグではいません。この20年で山田さんが仕えた監督は延べ10人以上。それぞれから求められた仕事をやってきたわけですから、時間の長さはともかく、濃密な時間を過ごしていったのかと思います。そんな山田さんのために用意された舞台がこの引退記念試合でした。

レッズトップチームと対戦したのは「歴代選抜チーム」。こういうたぐいの試合では現役生活を終えたチームのトップチームと引退する選手に縁のある人達がOB・現役を超えて結成された連合軍のような顔合わせになることが多いですが、今回はなんと、現役・OB混合ではありますが、レッズに在籍経験のある人達23人が相手になったのです。山田さんのためにとギド・ブッフバルト監督をはじめとした2006年の優勝メンバーを中心に、岡野雅行さんや福田正博さんなどサッカーをあまり知らない人でも名前くらいなら知っているという名選手だった人たちが集まったんです。連合軍ではなくてレッズ在籍経験者だけで引退試合の対戦相手を決めるとは…それだけレッズに歴史が築き上げられているし、山田さんがチームに残したものがものすごく深いものだというのがわかるようになりました。エキシビジョンとはいえ3万人以上のお客さんが集まるのもそのことの証かもしれませんね。

この光景を目に刻んで、もっと強いレッズを目指していこうとレッズに関わる誰もが感じるようになったかもしれません。

それでは、また次回です。
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