バスケはプロレスのようにしていればいいって、世界では通じないのかもしれませんね。国際バスケットボール連盟は、日本バスケットボール協会に対して国際大会への参加資格停止処分を下したということです。

一言でいえば、「日本協会は国内のバスケットボールの統括団体としての機能を果たしていない」というのがこの処分の理由だそうです。日本のトップリーグをトップらしく一つにまとめることが最優先課題だというのが国際連盟の言い分で、挙句の果てには「我々のやり方で選んだ会長でないと認めない」とまで言い出す始末。日本の男子バスケトップリーグは意見の相違でNBLとbjリーグに分裂した経緯があります。それが私の中ではプロレス団体の分裂のように見えたんです。ただ、NBLとbjリーグが日本選手権で対戦できるようになったし、はじめはつまはじきされていたbjの選手が日本代表の選考対象になったし、雪解けは進んでいます。これもまたプロレスみたい。だから、日本のバスケはプロレスのように共存共栄を図ればいいと思っていたんです。

ただ、プロレスは興行、バスケは競技としての意味合いが強いものですから、プロレスのようにある程度交わりがあればどうにかなるなんていうのは甘いってことなんでしょうね。2度目の夏のオリンピックをやろうという国の競技団体はしっかりしないといけないという思いが国際連盟にはあるかもしれませんが、こんなに厳しいさばきが来るとは驚きです。オリンピックをやる国にふさわしい品格というのは大事ではあるでしょうが。

それでは、また次回です。
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8年ぶりとなった日米野球が20日まで行われましたが、日本代表「侍ジャパン」が4勝2敗でメジャー選抜に24年ぶりに勝ち越しというある意味歴史的な大会になりました。

特にわいたのが15日の第3戦。メジャー相手にノーヒットノーランという史上初の快挙を侍ジャパンがやってのけました。先発の則本投手が5回パーフェクトで波に乗ると、西、牧田、西野のリリーフ陣もそれを損なわないでヒットなしで乗り切ってしまいました。西投手がデッドボールで出塁を許してしまいましたが(ぶつけてけがをさせた相手に翌日に謝るような一幕もありましたが)、メジャー相手にヒットを打たせなかったとは…。隔世の感があります。昔といえば、メジャー相手に何勝できるかというよりも何点取れるかというのが興味の中心になっていたような記憶があります。でも、全日本がメジャー相手に奮闘している様子を見ているのは面白かったですよね。メジャーなんて昔はこういう時にしか見られなかったわけだし。

日本人選手が何人もメジャーのチームに加わり、BSやCSはもちろん、深夜なら地上波でも試合の生中継が見られるようになって以前からは日本人にとってメジャーというものは身近になったとは思いますが、3月の開幕シリーズと国際親善試合とか11月の日米野球ってやっぱり面白い。やる方としては休む時期が減ってしまうので体のケアにかける時間をうまくとれるかどうかなんて悩みがあるかもしれませんが、メジャー相手に得られるものってかけがいないものだと思います。

次の日米野球はいつになるんでしょう? これまでの慣例が適用されるなら再来年2016年11月となりますが、またこういう盛り上がりがみられることをとにかく楽しみにします。

では、また次回です。
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各方面で大騒ぎになった羽生結弦選手の流血騒動。でも、現状ではああなってもしょうがないと思っているのは私だけでしょうか?

8日に行われたフィギュアスケートグランプリシリーズのカップ・オブ・チャイナの男子フリーの直前6分間練習で中国選手と衝突した羽生選手。数十秒ばかり立ち上がれず、あごや頭からは流血するありさま。テーピングなどで応急処置して競技に戻り、最後フラフラになりながらも演技をやりきり総合2位に食い込んだからまた大騒ぎとなってしまいました。脳震盪が疑われたものの異常は確認されず一安心となりましたが、足首をねん挫していたことが発覚したため今後の動向は不透明となってしまいました。
羽生選手が演技を強行したこと、オーサーコーチが羽生選手をどんな手段を使っても待ったをかけなかったこと、中国の選手とともに運営サイドがストップをかけなかったことなどいろいろな人が批判の矢面に立たされていますが、でも、ちょっと待ってください。言われているところではありますが、「6分間練習で参加選手同士が衝突してなかなか立ち上がれない状態であれば、立ち上がれなかった選手は即刻退場」というくらいの強硬的なルールの文言がなければ、運営サイドが、立てないから万全なパフォーマンスはできなさそうといって、リンクから羽生選手を追い出すことは正当とは言えなくなってしまいます。「かーえーれー! かーえーれー!」と会場の観客からの猛烈な「帰れコール」が聞こえでもして、羽生選手の心が折れて自ら棄権するしか正当にリンクを去る方法がないように思いました。

選手を派遣する日本スケート連盟には落ち度があったかもしれません。チームドクターをこの大会に派遣した日本選手団に帯同させていなかったことが問題視されているんです。オーサーコーチは羽生選手が傷んだ瞬間に機転を利かせてアメリカ選手団の担当ドクターを呼んで手当をしてもらったといいます。こういう時に気心知れた担当ドクターがいれば、もしかしたら状況は変わっていたかもしれません。

感情ひとつで「超法規的措置」をとれればその場を収めることはできるかもしれませんが、どこかしらしこりが残ることも考えられます。そういうしこりが残らないようなルール整備をここから始めてほしいですよね。月並みでしょうが、羽生選手の今回の一件が「他山の石」になることを祈ります。

それでは、また次回です。
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アジアカップ前最後の強化試合であるキリンチャレンジカップの代表メンバーが発表されましたが、J1で首位を行く浦和レッズからゴールキーパーの西川選手ひとりしか選ばれず、フィールドプレーヤーはまた選ばれませんでした。

アギーレジャパンにリーグで首位を行くチームからフィールドプレーヤーが一人も選ばれないことは異常と思われることに違和感があるんですよね。10月30日に発売された週刊実話には「アギーレ解任に燃える浦和レッズ」なんて見出しが躍りましたが、記事には「JFAの言いなりに代表を選出したらアギーレの首は危なくなる」というふうな論調も。記事を読んだ印象では、「Japanese Only」の横断幕の問題の禊を優勝だけで済ますことを許さないJFA関係者がアギーレ監督はじめ代表のセクションに「浦和の選手を締め出せ」とでも言っているのかと思ってしまいます。冷静中立に選手選考していればレッズの選手はもう少し選ばれるはずなのにと思っているのかなとも思います。

でも、ちょっと待ってください。サッカーの代表チームって、ただ単に勢いのある選手を集めたってチームに勢いが出るわけではありません。監督の中のイメージとかみ合う選手を見つけてこそ、代表チームの勢いが出るものという考えもあります。「監督が選手に合わせればいい」という人もいるかもしれませんが、監督業ってゲームのように簡単にできるものでしょうか? レッズOBの福田正博さんはフライデーで連載しているコラムで「アギーレジャパンのサッカーと現在のレッズのサッカーはまるで違うから選ばれにくくなるのでは」と説明していましたが、私はそちらに考えが近いです。そして、アジアカップで今回選考されたメンバーをそっくり送り込むわけではありません。この先のリーグの動向や選手のけがなどいろいろな要素で顔ぶれに多少の変化はあるでしょう。その中で、いかにいい選手を選ぶかが問題ですから、あまりカッカしないようにするつもりです。

では、また次回です。
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