本来よりも丸3ヶ月遅れて19日にNPBの公式戦が始まりました。当面の間は無観客試合になりますが、プロ野球が日常の中に帰ってきました。

7月10日を目安に5000人限定ながら観客を受け入れることになりますが、無観客試合期間には各球団工夫を凝らした演出をして盛り上げています。事前収録したサポーターの応援を得点機にスピーカーから流したりファンから募集した応援ルックの写真を飾ったり応援メッセージを集めたビッグフラッグを飾ったりして。大型ビジョンを活用するチームもあるようです。やる方としては声援がない中での試合というのはモチベーション維持に難しいところですが、形はどうであれ気持ちが高まってくるはずです。観客の受け入れをしてからも今回の取組を生かした何かを見せて欲しいですね。

Jリーグは27日からJ2再開とJ3開幕、7月4日からはJ1が再開します。Jリーグのチームもプロ野球のような無観客ならではの工夫で盛り上げるようですが、プロ野球でやっていることを認めないという話が聞こえています。何かと言えば横断幕の掲示です。プロ野球では、メッセージフラッグと別に一部のチームが私設応援団から預かった横断幕を外野スタンドの奥に掲げています。しかし、Jリーグではチェアマン通達でサポーターから横断幕を預かることは認めないというのです。新型コロナウイルスの感染拡大防止のためとJリーグは説明していますが、浦和レッズがこの通達に反対する声明を提示する事態になりました。中央競馬でもパドックでの装飾を施してもファンからの横断幕掲示は認めていません。これもコロナ対策だということ。でも、プロ野球以上にサポーターあってのJリーグというイメージがあるから、コールリーダーの責任でチームに1つ預けるくらいいいのではと思うのですが。こちらも7月10日を目安に観客を受け入れることになっています。観客に何かオープンなものを示してほしいものです。

では、また次回です。
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予定が発表されただけではなかなか実感がわかないものですが、いざ近づくと気持ちが高ぶってくるものかもしれません。いよいよ19日にNPBの公式戦が開幕します。そこに向けたレギュレーションなども整えられました。

丸12週間、ほぼ3か月遅れで開幕して120試合を戦うため過密日程にならざるを得なくなるので、例年と比べて一軍登録数は2人増し、ベンチ入り人数と外国人枠は1人増しになります。FA資格取得要件も今年限定の設定になります。そして延長は10回1イニングのみになります。東日本大震災の影響で3週間延期となった2011年に設定された時間制限は設定されません。2011年は計画停電が行われ節電が奨励されたため、試合時間が3時間半を過ぎて9回終わっていなければ延長なし、9回終わっていれば3時間半になるまで延長をやるという限定ルールが設定されおよそ20年ぶりに「時間切れ引き分け」が復活しました。しかし、交流戦終盤で優勝の可能性を残したチームの監督から「時間切れの基準があいまいだからチームの成績が大きくぶれてしまう」との苦情が大きく報道されたこともありました。今シーズンについても「時間切れ引き分け」の採用が検討されましたが、意図的な遅延行為でチームの成績が大きく左右されてしまう心配が払しょくされないとして見送りになりました。

今年だからこそのルールを意識した戦略、戦術がどれだけできるかによって順位が左右されるかもしれません。シーズン前半は1カード6連戦が続くパリーグは特に中継ぎ投手や攻撃陣の層の厚さが問われると言われていますし、先発ローテーションだけでなくローテーションの谷間を埋められる先発投手の豊富さも重要な要素になるともいわれています。投手陣だと「先発の谷間」から、野手陣だとけが人や休養するベテランの穴埋めからニュースターが登場するのではという期待もあります。2011年とも違う特別なシーズン、特別な思いで楽しみたいと思います。

では、また次回です。
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3月に行われる予定だった第92回センバツ高校野球は太平洋戦争での中断以外では初の中止となりましたが、8月に参加予定だった32校が参加する1試合限定の特別試合が甲子園で行われることが明らかになりました。8月10日から17日までの間、1日最大3試合開催しますが、レギュレーションの詳細はまだ調整中だそうです。

夏の選手権も中止になったことでセンバツの代替大会は難しいと思いましたが、1試合限定とはいえ実現させるとは思いもしませんでした。センバツが中止になった直後で語られていた代替案というのはひとまず中止で秋(11月あたり)に延期できるかどうかというものでした。それが夏も中止になってしまうと夏・春両方の代替はスケジュール的に無理だろうと思ってしまったものですが、春だけでも代替を実現させたのには驚きです。高野連の努力はものすごいものです。

8月の甲子園代替開催が実現したのには今季限定のセリーグの日程編成が関わっているかもしれません。セリーグは1カード6連戦のパリーグと違い、従来通り3連戦を1つの単位として編成しますが一度ロードに出たら数カードは戻らないという編成になります。8月の試合日程がまだ公表されていないので細かいところはわかりませんが、阪神が最低3カードはロードに出ることになったから実現したのかもしれません。ただ、例年とは違い国内あちこち3週間動き回るのではなく移動幅をなるべく小さくする配慮がとられるので、高校野球の期間は関東にとどまっているか京セラドームでのホームを挟みながら広島-関西-名古屋と回るかのどちらかになりそうです。

高校球児にとっても猛虎戦士にとってもいつもと違う夏を迎えることになりそうです。良かったかどうかは終わってから検証することにしたいと思います。では、また次回です。
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新型コロナウイルス感染拡大の影響でスタート切れなかったNPB。ほぼ3か月遅れて6月19日に開幕することになりました。一方、Jリーグは1試合しか消化していないJ1が7月4日、J2が6月27日に再開。まだ開幕していないJ3はJ2と同じ6月27日に開幕することになりました。

NPBもJリーグも移動による感染リスクをなるべくへらすための工夫をしています。セリーグの場合は遠征で行ったり来たりするようなことがなるべくないようにスケジュールを組むことになっているし、パリーグは開幕2カード目から1カード6連戦を基本にしたスケジュールになっています。Jリーグも当面は東西各ブロック内を回っていく試合スケジュールを組むとしています。無観客試合にするのはもちろん、会場に入る関係者も必要最小限にしています。Jリーグではマスコットの入場を当面の間できないとしています。

公式戦が無観客試合になるのを受けて、プロ野球では運営のシミュレーションをするために練習試合を行っています。CSでのテレビ中継やラジオ中継でもいろいろ試行錯誤が繰り返されているようです。2日の巨人-埼玉西武を中継したニッポン放送では、昨年使わなかった得点とホームランのサウンドステッカー(効果音)を復活させたり初回の攻撃時に応援団のトランペット演奏を流してあたかも観客がいるような演出を施したりするそうです。普通でないシーズンでも楽しめるようにする努力はいろいろな形で表れているようです。

2日に名古屋グランパスの金崎選手、3日に巨人の坂本選手と大城選手と相次ぎ陽性反応が公表されましたが、日程を変えるまでには及ばないとの見解が示されています。開幕、再開は普通に戻る第一歩です。スタートの灯を楽しみにします。

では、また次回です。
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8月開催予定だった第102回全国高校野球選手権大会が地方大会含めて中止になることが20日に発表されました。米騒動で争乱が起きた1918年、太平洋戦争が激化した1941年以来3例目とのことです。米騒動は内戦のような混乱が全国的に起きたというし、太平洋戦争は言わずもがな。新型コロナウイルスが世界的に流行した2020年もこれらのケースに匹敵する国難だったと後々にいわれるかもしれません。春夏両方の甲子園大会が実施できなかったのは太平洋戦争中の1942年から45年以来以来になります。太平洋戦争中は42年に一度だけ日本高野連が正規の大会に認定していない文部省主催の大会が行われた以外野球の灯は消えてしまいましたが2020年は野球の灯が全く消えたわけではないようです。

27都道府県の高野連では甲子園出場権を懸けない夏の大会を無観客でやろうと検討を始めているそうですし、センバツに出場予定だった東北の学校を集めた「東北センバツ」をやろうという計画も動いているそうです。また、甲子園大会がなくなりスカウトへアピールするためのショーケースがなくなったのを受け、大学向けにプロモーションビデオを作製した高校もあると聞いています。また、NPBでは12球団のスカウト活動に大きな影響を与えないために1年限定のトライアウトを実施することを検討しているとの一部報道もあります。野球の灯がほとんど消えてしまった戦時中と違って2020年の野球は多くの人々の努力で灯は消えることはないようです。

ただ、甲子園大会を中止させなくてもいい方法もあるのではないかという意見もあります。12月に全国大会をやってもいいだろうとか、かつての2次予選制度を復活させて甲子園大会の出場枠を減らしてやることもできたのではないかとか。センバツだけ中止だったらセンバツの開催時期をずらすだけで済みますが夏の甲子園も中止となると全国規模での代替大会の実施にはハードルが高くなりそうです。ですが、やる人見る人が納得できるような決断には期待したいところです。実は野球以外の競技でインターハイ中止を受けて代替大会を検討しているところがあるというのです。それは水泳で9月に「全国ジュニアオリンピックカップ」(JO)をインターハイ、全国中学大会と統合させる形で実施してジュニア世代の練習の成果を披露する場を確保しようというわけです。JOは本来8月後半に行われていますが、準備期間を確保するために延期するようです。

何かしらの形で高校球児の鍛錬の成果を見られることを今は祈るだけです。では、また次回です。
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