人はよく夢を語ります。

と言っても、その夢には本気の夢もあれば
単なる憧れ、妄想に近い夢もあります。

世界一周をしたい、という同じ夢を語っていても
本気でやろうと準備をしている人もいれば、
言ってるだけで何も行動を起こしていない人もいます。

もちろん本気で夢を実現しようとしている人は素晴らしい。

でも憧れを言ってるだけの人だって、
きっかけがあれば動き出す人もいるかも知れません。

だから「口だけだろ」とバカにしていると
いつかその人が変わっていることもあり得ます。


テニスの話にします。

テニスプレーヤーも夢を語る人がたくさんいます。

以前、20代半ばの初心者なのに「プロになりたい」と
言う女性がいました。

もちろん笑って終わりです。

実際、彼女はどれほどの努力をすることもなく
テニスをやめてしまいました。

ただ僕だって当時は下手くそだったのに
「優勝したい」と思っていました。

大した違いはありません。

血のにじむような努力をしていたわけでもないし、
真剣に考えていたわけでもありませんでしたから。

でもどんな大会でも良いから優勝してみたいと思っていました。

それから数年経って、幸運に恵まれて優勝できました。

以降、大会に出続けていれば時々優勝できることもありました。

小さな夢でしたが、夢はかなったのです。


真剣にテニスをしたかと聞かれれば微妙です。

そこまでの努力をしたかと言われると首をかしげます。

おちゃらけてテニスをしていたわけではないですが
あくまでも趣味だからと思って、楽しんでやってました。

ただ少しずつテニスにはまっていって、
以前よりは練習の量も質も向上しました。

結果、実力もそれなりに上がったことは確かです。


いまのテニスにおける夢は「山本プロに勝つ」ことです。

もちろん、山本麻友美プロと知り合って
テニスを定期的にしてもらえるようになってから芽生えた夢。

こちらは世界一周旅行どころか、宇宙旅行並みに
難易度が高い、困難な夢です。

さすがにシングルスで勝つことは考えていませんが、
ダブルスなら可能性は全くのゼロではないかも。

現時点では宇宙旅行並みの可能性でも
この先ずっと続けていれば世界一周旅行並みになるかも。


最初は本気で打ってもらうこともなかったのが
3年半経って、それなりに相手をしてもらえるようになりました。

じゃああと3年半経ったら、7年経ったら、どうなっているのか。

右肩上がりを続ける僕のテニスと
徐々に落ちてくる山本プロのテニスが
どこかで交錯することがあるのか。

あくまでも夢ですから、かなわなくても良いのですが、
そのために小さくても歩みを進めるかどうかが
結局大事なことだと思っています。

それがないと、惰性でテニスをしているだけに
なりかねませんから。


あー、でも7年経ったら還暦目前だなぁ。

いつまで右肩上がりが続くんだろう?

ちょっと不安。







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僕がこの数年通っているテニススクール。

6月にヘッドコーチが突然退職。

それに続くようにコーチたちが続々と退職してしまいました。

理由はいろいろ聞いていますが、とにかくコーチ不足。



で、急遽女性プロテニスプレーヤーI上プロが
静岡から呼ばれてコーチにきました。

I上プロは日本ランキングも20位台まで上がった人です。

毎週水曜日の昼間に3コマだけもっています。

山本麻友美プロに聞いたら「一度行ってみてください」と
勧められたので、有休取ってレッスンを受けてきました。

受けたクラスは「トーナメント中級」。

試合に出る人のためのクラスで、上級者向け、

のはずですが、いるのはオバサンとオジイサンが数名。

平日昼間だから仕方ないのですが
ラリーをしていてもポヨンポヨンといたって平和な感じ。

これで現役を離れてまだ間もないプロの相手を?

いや、ベテランの人たちだけにまだわかりません。

ボールは遅くても戦術理解は深いかも。



今日のテーマはアドサイドのクロスラリーから
浅くなったチャンスボールをアプローチしてネットに詰めて
ボレーで決める、というパターン。

最初は球出しでクロス、アプローチ、ボレーの練習。

そこから次は形式練習に入っていきます。

しかし、オバサンとオジイサンはそもそも練習の目的を
きちんと理解していませんでした。

クロスに打つところを勝手にストレートに打ったり。

アプローチショットなのに前に詰めずに後ろから打ったり。

そもそもローテーションの順番がわからずに
間違ったポジションに入ってしまう人も。

で、そのたびに大声で笑って楽しそうです。

もう僕は一緒にやっていて呆れるやら笑えるやら。

I上プロも笑っています。

まあ自分の親くらいの人たちを相手にしているのですから
これはもう仕方ないです。

一応教えてはいますが、それよりも楽しんでテニスして
無事に怪我なく帰っていただこうということでしょう。



ただいつも山本麻友美プロと練習している僕としては
「もったいないな」と思ってしまいます。

聞けばI上プロはフォアもバックも両手打ちらしいのですが
今回のレッスンではずっと片手で打っていました。

本気ではなくてもせめて両手で7割くらいのボールを
打ってもらえれば良い練習になるんですけどね。

「宝の持ち腐れ」というのはこういうことかという見本。

できたら山本プロとI上プロとの「プロのダブルス」に
挑戦してみたいものです。

強いだろうなぁ。

考えただけでも贅沢な練習でワクワクします。

宝はそうやって使わないとねぇ。

…って、僕らでもやっぱり宝の持ち腐れかな?


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先日、テニス仲間で飲む機会がありました。

山本麻友美プロと彼女の妹分のT村さんも同席。


T村さんがテニスの悩みをいろいろと語りました。

で、その内容が僕たちの悩みとそっくりなのです。


曰く「ダブルスの動き方がわからない」

曰く「どこに打ったらいいのか迷う」

曰く「サービスが入れるだけのへなちょこ」

曰く「ストレートに打てるけどクロスに引っ張れない」

曰く「プレッシャーがかかると弱い」

.etc


T村さんはもちろん初級者ではありません。

れっきとしたインカレのダブルスチャンピオンです。


インカレチャンピオン。

その辺にゴロゴロいるようなテニスクラブのコーチとは
全然テニスのレベルが違います。

名古屋にインカレチャンピオンの肩書きを持つ人が
果たして何人住んでいることやら。

僕が知っているのは

「小西一三」「古橋富美子」「山本麻友美」

以上の尊敬するお三方だけです。
(小西さん、古橋さんは全日本チャンピオン)

僕が知らない人を含めても多分片手で足りるくらいでしょう。

完璧に雲の上の存在。

そんな人が初級者と同じようなことを言うのです。

当然、聞いているこちらとしては混乱します。

だって初級者に同じことを言われたら
それなりにアドバイスだってできるような内容。

でもインカレチャンピオンにアドバイスなんか無理です。


山本プロとT村さんが言うには「そんなもの」らしいです。

レベルが上がっても悩みの基本形は一緒。

もちろん、努力でそれなりに向上はしていくのでしょう。

でも昔から悩んでいることは、いつまで経っても悩みのタネ。

苦手なこと、感覚がつかめないことは変わらない。

そのレベルなりにやはり悩む。

自信は簡単にはつかないようです。


そう思うと、プロでも悩んでいるのかとちょっと安心するような。

でもいつまで経っても解決しないなんて不安になるような。

テニスの悩みがなくなる日なんて永遠に来ないのかも知れません。

フェデラーは全盛期に悩みがあったのかな?

聞けたら聞いてみたいものです。




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基本的に男子ダブルスではサーブ&ボレーをします。

先にネットを取った方が有利なのは間違いないので。

この場合、一番リスクが高いのがファーストボレー。

ネットから遠いところでボレーをしなければならないし
相手は待ち構えてリターンを打ってくるわけですから。



ファーストボレーの基本はクロスに深く。

リターンが浮いてきたらストレートに決めにいくことも。

余裕があればアングルを狙ったり。

ただ何より一番大事なのはネットを越すことです。

ガシャ当たりでもフカシ気味でも何でもいいから、
相手コートの中に入れれば何とかなります。

ところが山本麻友美プロとテニスをしていると
これがなかなか通用しません。



最初の頃はまずリターンに触れませんでした。

リターンを全部ショートクロスに打たれて届かない。

一般人はあんな際どいところにコントロールできません。

さればとショートクロスをケアしているとセンターに。

前衛の横を抜かれてノータッチでエース。

それでも徐々に慣れてきたと思ったら、今度は足元に強打。

まだスプリットステップの途中なのにもうボールが来ています。

勝ちにこだわるならサーブ&ボレーは無謀だと知りました。

ステイバックしてクロスの打ち合いをしのぎながら
早めに前衛を狙うのがベストな作戦。

山本プロと正面切って勝負するのは分が悪すぎるのです。



ただそれでは自分のプレーの成長がありません。

山本プロのリターンをきちんとボレーできるようになりたい。

そうじゃなければ相手してもらっている意味が半減です。

そう考えて果敢に挑んでいるうちに、少しずつリターンを
ファーストボレーで返せる確率が上がってきました。

全部ではないけれど、ある程度はリターンのコースも読めるし、
ボールのスピードにも対応できるようになってきました。

プロにも誉められるし、自分でも成長したじゃん、よしよし、
と思っていましたが…。



先日リターンの時にしっかり「ため」を作られました。

リターンを打つ瞬間に、ほんのコンマ何秒の時間ですが
「ため」を作られてしまうと、もうコースがわかりません。

うっ、と思った後にスパーン!とセンターにリターン。

あーあ、と見送るしかありませんでした。

この「ため」がまたプロは上手いんです。

コースを見事に隠されるので、丁半で当たればともかく、
見てから動こうとすると完全に後手を踏みます。

仮にバクチが1本当たってもトータルでは全く勝ち目なし。



今のところこれに対応できる作戦がありません。

読み合いでは確率が悪く、見てからでは間に合わず。

「ため」を作られるようなボールを打つから悪いのですが
山本プロを追い込むようなボールはそうそう打てないし。

たまに追い込んでもスーパーショットで切り返されるし。



それにしてもなんであんなに上手に「ため」を作れるのか?

やっぱり準備が早いからかな?予測?

それとも構えや目線に秘訣があるのか?

いずれにしても参考にして取り入れたいテクニックです。

自分が真似してもああまでうまくコースを隠せません。



まだまだテニスの先は長く、奥は深いです。

だから楽しいんですけど。



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いま僕の課題は先日も書いたように

(1)ドロップボレー

(2)バックハンドリターン

(3)セカンドサーブ

の3点だと思っています。

いや、他にももちろんあるんですが、
とりあえず気になっている3点セットです。


3つとも技術的にできないわけではありません。

ただそれはあくまでも練習では、です。

問題は実戦ではなかなかうまくいかないこと。

ドロップボレーはネットにかけることを恐れて長くなる。

バックハンドリターンも失敗を恐れてロブになる。

セカンドサーブもフォルトを恐れて入れるだけになる。

要は全て失敗を恐れて縮こまってしまい
思うようなプレーができないということです。


特にセカンドサーブ。

サービス練習をしている時は入るのです。

先日のスクールでも10球連続で入るまで、と言われて
どちらのサイドも一発(10発?)クリアです。

コーチからは深いし回転もかかっていると言われました。

でも本番ではそれができないところが問題です。


いま心がけているのは、セカンドサーブになったら
とにかく練習と同じように打つこと。

楽に、力を抜いて、大きなフォームで、しっかり振る。

はい、まさに言うは易く行うは難し。

それがすぐできたら苦労はしません。

30-40のセカンドサーブを気楽に打つなんて
難易度が結構高いです。

どうしても力むし、手打ちになるし。

しかも、それでヨレヨレと入った緩いサーブを
相手がリターンミスしてポイントが取れたりすると、
ますますセカンドをしっかり振るなんてできなくなります。


そう、セカンドサーブ改良の最大の難関は
この入れるだけのサーブが有効なこと。

前にも書いたように短くて弾まないサーブは効くのです。

むしろしっかり振ったサーブの方が叩きこまれたりして。

だったら入れとくだけのサーブにしたくなります。

ポイントを取れる確率があまり変わらないのであれば。


むしろセカンドサーブをしっかり打ちたい最大の理由。

それは「見栄」です。

ファーストをバカーンと打ってミスして、
セカンドをチョロっと入れるなんて初級者みたいです。

やはり上級者はセカンドをしっかり振って入れないと。

いったい何年テニスやってるんだよ、って感じです。


テニスに見栄は大事です。

「カッコ悪くても勝つ」派と「カッコ良いけど負ける」派。

アマチュアプレーヤーにはどちらもいますが、
できたら誰でも「カッコ良く勝ちたい」派ですから。

ドロップボレーもバックハンドリターンも
カッコ良いから打ちたいんですし。
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