先日山本麻友美プロと練習をしていた時に
プロのショットで見事にガットが切れました。
(本来はストリングスと言うべきでしょうが)

そのこと自体はよくあることなので、
いつものようにその日のうちにスクールに行き
ガットを張ってくれるようコーチに頼みました。

ところがいつも張っているバボラのガットが品切れ。

取り寄せるのに数日かかるとのこと。

するとコーチが「お勧めのガットどうです?」と
新たなガットを勧めてきました。

ウィルソンの新製品でした。

それもハイブリッドのガットです。

縦糸と横糸で全く異なる特性のガットを張ることで
両者のいいとこ取り(耐久性と反発性とか)を狙ったもの。

トッププロがそういう張り方をしているとは聞いていました。

ただ身近ではあまりいなかったので、
「これはひとつ時代を先取りするか」と
(全然先取りじゃないのに)
コーチのお勧めするままに張ってもらいました。

張りあがったガットは縦横で色も違って特別感たっぷり。

自慢げにサークルに持っていって打ち始めてみました。

「な、なんじゃこれ!」

飛びません。

硬いです。

ま、よく考えれば当然です。

僕は長年かかってガットをあれこれ試してきました。

ナチュラルをしばらく張っていた時期もあります。

さすがに維持費に音を上げてやめましたが
ナチュラルに近い柔らかいタッチで、反発性が高く、
そして手首や肘に優しいガットを見つけました。

それなのにハイブリッドにして今さらポリの耐久性を
取り入れたところで、なんの意味があるというのか。

ガットは滅多に切れないし、切れたらまた張れば良いのだし。

何より年寄りに手首と肘に衝撃が強いガットはNGです。

ハイブリッドにしなければならない理由なんてゼロでした。

ついつい「新製品」「周りにいない」などの見栄に目が眩んで
合わないガットを張った自分が悔やまれます。

もちろんウィルソンに罪はありません。
(コーチには少し罪があると思っていますが)

自分が求めているものと違うガットを張った僕がバカでした。

と言うことで、その翌日にはまたスクールに行き
ガットの張り替えをお願いしてきました。

3000円余りのガット代は無駄にしましたが
改めて道具選びの大切さを実感しました。

テニスに「見栄」は必要ですが、
長続きするためには「相性」の方が大事です。

結婚相手選びと同じです。
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