ある日の映画館,イチャコラベタベタしてくるフェルミンに,「私…生理が遅れてるの」と打ち明けるクレオ。

その場では,「いいことじゃないか…!!」と言いつつも,もうすぐ映画は終わりというのに「我慢出来ない」とトイレに立つフェルミン。

あ,絶対コイツ,バックレる気だ…と思ってたら案の定,座席には戻って来やがらない。

しばらく映画館の前で待ってからションボリして帰るクレオの姿が,哀れだった。

もし妊娠していたら,お手伝いの仕事は辞めなくてはならないのだろうか…不安を胸にソフィアに相談することに。

クレオの住み込んでいるおうちは裕福で,子宝にも恵まれ一見しやわせそうなのだが,アントニオは仕事から帰るなり家事のダメ出しをして寝るだけ,出張でカナダに行くと言って素っ気なく出て行き(家を出る際,ボラスのウンチョスを踏む),何だかソフィアはピリビリしている。

「お父さんに絵つきの手紙を書きなさい」と,子供たちに強制し,自分の部屋で書くと言った子を怒鳴りつけたり。

でも,クレオが思い詰めた顔をしているので,態度をやわらげ話を聞いてあげるのだった。

「私…クビですか?」

泣きそうな顔で妊娠の可能性を打ち明けるクレオを,「心配しなくていいわ」と手を握り,ソフィアは元気づける。

電気を無駄遣いしないように見張ったり,アントニオがボラスのウンチョスを踏んだときには「フンの掃除をしろって言ってるでしょ!!」と怒鳴ったりするが,やはりクレオのことは家族同然に考えているようだったから,ホッとした。

早速クレオを検査のため,アントニオの勤務先の大病院に連れてゆくソフィアだが…まー運転の荒いこと。

駐車場に停めるときは,他の車にぶつかって引きずった部品?をそのままにしてドアを閉め,病院へ入ってゆく。

別のシーンで車庫入れしていたが,その入れ方が,慎重なアントニオと違ってガッツンガッツンぶつけながらだったし(笑)。

…気をつけて見ていると,かなり動作ががさつな女性なのだ。

クレオを産婦人科医に預けて,検査の間,自分は夫の同僚をつかまえては「夫はそんなに忙しいのか」と根掘り葉掘り尋問。

やはりクレオは妊娠していたのだが,ソフィアがおしゃべりしている間,新生児室を見物してくれば?と言われる。

保育器に入って並んでいるたくさんの赤ちゃんをガラス越しに眺めながら,クレオは何を考えていたのだろう…

そのとき,大地震が発生。

すぐにおさまったのだが,何せ音がひじょうにクリアで臨場感のある映画なので,あの地震のシーンは怖かったの何のって。

アントニオの出張が長引き,クリスマスも帰って来ないというので,ソフィアは子供たちを連れて仲良しの親戚(友人?)の屋敷で年を越すことにした。

クレオも同行する。

この親戚の屋敷というのが大豪邸で,何十人もの宿泊客を受け入れても大丈夫なくらい。

ちょっとビックリしたのが,歴代の飼い犬の首を剥製にしてずらりと客室に展示してあること…!!

広大な敷地内をピクニックや散策,狩り三昧。夜はパーティー三昧。

そのパーティーが行われる広間にも,いたるところに動物の剥製が陳列されているのだった。

もう1つビックリしたのが,メキシコにも日本でいうところのナマハゲのような扮装をして子供たちを脅かす風習があるらしいこと。

毎年お邪魔しているのか,その屋敷の使用人たちとも顔見知りらしいクレオが,使用人たちの飲み会に誘われ参加していたとき,酒を口にしようとしたら,後ろで踊っていた2人組に派手にぶつかられて杯を落とすシーンがあった。

割れた杯が意味あり気に映し出され,クレオのこれからの不穏な未来が暗示されているような気がしてならなかった。

飲み会の後,自分の宿泊する部屋に戻ろうとしたクレオは,廊下で後ろから男性に抱きつかれて悲鳴を上げているソフィアを見かけ,ハッとなる。

「寂しいだろうから慰めが必要かと思って」などとぬかす男を激しく拒否して追い払うソフィアだったが,クレオに気づき,互いに何とな〜く気まずい雰囲気に…

その夜,山火事が発生。

皆でバケツリレーをしながら火を消すのだが,パチパチと火が燃える音も物凄くリアルだった。

皆が消火活動にいそしむ中,メキシコ版ナマハゲが仮面とかぶりものを取り,一人で歌を歌っているシーンがめちゃくちゃ謎だった。

応援の歌?…にしては悲しげだったのだが,「アンタも火を消せよ」と言いたかった(笑)。

親戚宅で年を越したソフィアと子供たちは家に戻って来た。

子供たちは連れて来たいとこたちを伴って,おばあちゃんとクレオの引率で映画を観に行くことになった。

一緒に歩きなさい,離れてはダメよ…と注意されても聞きやしないトニオとパコを追いかけ,クレオは走る。

映画館前の売店でたむろしているトニオたちをようやく見つけたクレオだったが…

傍若無人な嬌声を上げながら若い女が,カナダに出張しているはずのアントニオと脇を走り抜けて行ったので,ぎょっとするのだった。

(続く)
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