アルプスのシーンではたくさんのヤギが登場。

ここでちょっと,ウッ!!となる。

アニメのハイジのオープニング曲では最後の方で,たくさんのヤギがまるで薬でも入ったかのようにびよんびよん跳びはねているのだが。

実際にヤギの群れがあんなふうにみんな揃って尋常じゃないくらいはしゃいで跳びはねているのを見たら,自分は卒倒するか吐くかもしれない…

…と,当時の私はアニメを観ながら漠然と考えた。

アニメのヤギは気持悪くなかったが,実写のヤギが大嫌いだったからだ。

物心つく前に,テレビでだと思うのだが私はヤギが絶壁を駆け上がったり,絶壁の間をジグザグに跳び跳ねながら駆け下りる様子を観て肝をつぶした。

泣き出しもしないくらいの衝撃だった(笑)。

何だか,あの跳躍力というか重力に反した動きが物凄く気持悪かったのだ。

ヤギの顔が大映しになったときも,あの角でさらに肝をつぶした。

相当怖かったらしく,角の生えた動物の群れに追いかけられ必死で逃げる夢を何度も見た(笑)。

物心ついてからも私はヤギの他,鹿や牛などの大きな角の生えた動物が気持悪くて仕方ない。

映画のハイジでは,後ろに反り返った長い角を持つヤギが2匹喧嘩をするシーンがあった。

それを観ながら,気持悪くて怖いクセに図書館でヤギのことを調べ,顔を歪めながらいろんな種類のヤギの写真を眺めていた小学生時代を思い出した。

図鑑でねじれた角,らせん状の角,ドリルのような角のヤギを見ては驚き,吐きそうになった(笑)。

曲がった角を持つ種類のヤギは,自分の体に向かって角が伸びてくると体に刺さって死んでしまう…ということも知った。

角というものは実に恐ろしいのだ,そして本気で気持悪い…と思った。

夢に見てうなされるからよせばいいのに,いっとき私は図書館で執拗にヤギを調べた。

おそらく自分に怖いものがあるというのが許せなくて,何とか見慣れて克服しようとしていたのだろう。

子供時代の私は実に前向きというか,健全だったなあ。今とは全然違う(笑)。

そんなヤギの乳を毎日飲んでいたら,ハイジが野生児になるのは当然だし,クララが歩けるようになっても不思議ではないと子供心に思ったものである。

映画の話の続きより,自分の子供時代のトラウマ話を書いてるうちに眠くなってきたので,また明日。
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