新千歳空港行きのJRの中では混んでいたし揺れるしで立っているのは大変だったが,そんなことすら感じないくらい楽しかった。

旦那さんから2号くんが『ひとり大日本プロレスごっこ』をする様子を撮影した動画を見せてもらったり。

【鳥葬】の説明をして聞いてもらったり(真面目に聞いてくれてありがとう)。

窓のすぐ側に立っている1号くんが窓が曇る度に何かしら描いているのを眺めて,楽しんだ。

1号くんたら,
「"ちょうそう"って,なぁに?」
と大真面目に尋いてくれるので,俺はちゃんと説明した。

「死体をね,鳥に食べさせる葬儀の方法なんだけど,オバチャンの(脳内で)する鳥葬はちょっと違ってね…悪い奴を,生きたまま,鳥さんたちに食べさせるお仕事なんだよ」

さらっと,それでも力説する俺に「ふぅん…」と真面目な顔で頷く。

そして,おもむろに,曇った窓に指で"鳥"と書き始め,
「"そう"って…どう書くんだっけ…?え~と…え~と…!!」
と,頭が割れるんではないかというくらい(おおげさ)悩み出した。

Motchyさんと俺とで,
「お葬式の"葬"だよ」
「草かんむりに,"死ぬ"…その下は…」
と懸命に教えた結果,1号くんは見事に【鳥葬】の2文字を窓に書き上げた。

物凄い一体感・達成感だったが,周りのお客さんたちは何て思ったことか(笑)。

その後,俺が,
「オバチャンね,自作の漢字を編み出したことがあるんだよ」
とフザケて言ってみると,
「どんな漢字?」
と礼儀正しくツッ込んでくれたので,
「手へんにお尻って,書くんだよ」
と答えた。

5年生の1号くん,手へんは分かっても"尻"という字がなかなか思い出せないでいた。

だが,これも我々大人組のヘルプにより,何とか窓(3~4分ですぐに曇ってくる)に書き上げることが出来た。

勿論,そんな漢字,東洋漢字として認められてなんかいないので,ここでは載せられるハズもないのだが。

「で,この字…何て読むの?」
と言う1号くんに,俺は,
「"タチる"って読むんだよ」
と堂々と答えた。

すいません,Motchyさん…子供に変なことばっかり教えて…

そんなこんなで新千歳空港に着き,搭乗手続きをするところまで皆さんをお見送り。

スーツケースにまたがって滑りながら移動する1号くんと,人目がなかったら,そして何かボールがあったら,バラモン兄弟ごっこをしたかったなあ。

でも…だいたい4時間半ほど一緒にいることが出来た。

短い時間ではあったが,本当に楽しかった。

お別れする前にお土産交換をし,記念撮影をした。一生の思い出。

あれから早くも1ヶ月が経とうとしている訳だが,『DAIMARU』前や地下の『上島珈琲店』を通る度に思い出のシーンがよみがえってきて,くすぐったい気分になるのだった。

本当にありがとう。

またいつか,きっと会おうね。

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