人目はばからず甲高い声を上げながら走り去ってゆくバカップルを見て,私も,「あれ?この男,ペペたちの父ちゃんじゃ…?」と思った。

そしたら,トニオたちに追いついた親戚の少年が,「君のお父さんが走ってったよ…?」と指摘するではないか。

父親を信じきっているトニオたち兄弟は,「絶対に違うよ。パパは今カナダにいるんだから」と即・否定。

複雑な表情のクレオだが,余計なことは一言も発さず。

場面は変わり,バスに揺られるクレオ。一人で休日お出掛けらしいが,浮かない表情である。

降り立ったところは,泥道だらけの小さな村らしきところで,選挙カーのような音声が聞こえ,広場では祭なのかイベントなのか,トランポリンに向かって人間が大砲から発射されていた。

クレオが歩いて行った先は,下ッ手クソなバンド演奏の練習ちうのラモンの家。

「フェルミンの居場所を知らない?」と訪ねて来たクレオにあまりいい顔をしなかったラモンだが,彼女であるアデラが「ラモンなら教えてくれるわ」と言った…と聞いてはむげには出来ず。

バンド仲間に車を出してもらい,フェルミンが武術の練習に励むグラウンドへ連れてゆくのだった。

笑ったのが,暑かったからかタンクトップにトランクスというマヌケな格好でギターをかき鳴らしていたラモンが,うっかりそのまま出かけそうになって,「おっと…パンツ履くわ」と慌てて家の中に引っ込むところ(笑)。

グラウンドでは100人近くの生徒が,掛け声と共に棒を刀のように一斉に振り回しており,女や子供たちが見物していた。

ずいぶんたくさんの門下生というか練習生がいるんだな…何の武術なんだろうか…と思っていたら,どこからともなく「ゾベック先生」という師匠が出現し,生徒たちの前に立つ。

オールバックにポニーテールの長髪,昔は鍛えていたのだろうがだいぶ脂肪に底上げされている感じの,背は高いがむちむち気味の男性である。

特撮の怪しいヒーローかプロレスラーのようなショルダータイツ姿であまりカッコ良くはなく,それにしても,どこかで見た顔だな…と気になり始めた。

先に書いてしまうが,この「ゾベック先生」を演じていたのはAAAの(今はどうだか知らないが)ラティン・ラヴァー。

いっときストリッパーキャラでブイブイ言わせていたプロレスラーだったのを覚えているが,もうかなり歳だろうに。

まさかこのような映画に出演しているとは思わなかった。

生徒たちの前にたったゾベック先生は,「これから一芸を披露する」と厳かに宣言し,1人の生徒を指差して招き寄せ,目隠しを頼むのだった。

どんな凄い芸を見せてくれるのか…と期待を込めたまなざしで見守る生徒たち。

しかし,頭上でピラミッド形に手を合わせ,脚を4の字にして片足立ちするだけのゾベック先生。

(芸って…これがかよ…?)
(勿体ぶった割には大したことねえな)

あちこちから失望の声が洩れる。

だが,ゾベック先生は,「このような芸は大したことではないと思っているね?だが,これは鍛練を極めた者だけに可能な,高度な妙技なのだ。嘘だと思うならやってみるがいい」と言い,その間も微動だにしないまま。

試しにやってみる生徒たちと見物人たちだったが,皆一様によろけて,しっかりと立てないのだった。

その中でなぜかクレオだけが,目を閉じてしっかりと片足立ち出来ている。

あの不思議なシーンには何かの意味があったのだろうか…と,気になったが,実は3回観ても解らなかった。

練習が終わったフェルミンに声をかけるクレオ。

「ラモン…あのデブ…」と呪詛の言葉を口にし,無視こそしなかったが,あからさまにうっとぅしそうな様子。

「私,妊娠してるの。あなたの子よ」

直球なクレオだが,「だからフェルミンにどうして欲しいのか」は言わない。

予想通り,いや,予想以上にフェルミンの取った態度はひどいものだった。

認知しないばかりか,棒を構え突きつけて嚇しながら,たかが家政婦ふぜいが,もう自分の目の前に現れるなよ…とまで言ってのけ,仲間たちと車に乗って去ってしまうのである。

かえって気持に区切りをつけられてよかったのではないかと,私なんかは思うのだが,まだ若く,おそらくフェルミンが最初の相手であったのだろうクレオが可哀想でならなかった。

家ではソフィアが友達にヒステリックに電話で愚痴っていた。

ソフィアはアントニオが浮気をしていることを知っていたらしい。

「あいつ,カナダになんていもしないクセに,『景色がきれいだ』とか何とか,嘘の手紙を書いて来たのよ…!!」

部屋の中から聞こえる母の声のただならぬ響きに,心配顔でドアの外で聞き耳を立てるトニオだったが,ショックを受けて固まっているところに出てきたソフィアに,「盗み聞きするなんて,何て子なの!!」とぶたれてしまう。

駆け寄って助け起こすクレオ。

すぐに後悔して謝るソフィアだったが,「他の子たちには絶対に(父の浮気を)喋っちゃダメよ」と言い聞かせる。

そんな訳で長男トニオのストレスが溜まり,そのせいで兄弟の間もぎくしゃくし始める。

トニオとパコが一歩間違ったら命を落とすのではないかというほどの喧嘩をするシーンがあった。

トニオが咄嗟によけたから当たらなかったのだが,ささいな原因で取っ組み合いをした後,パコが重い灰皿を投げつけたのだ。

開き直って恋人と住み始めたアントニオが家にお金を入れないことを嘆くソフィアだったが,彼女をなだめ,「しっかりしなくちゃダメよ」と慰めるおばあちゃんもつらそうだ。

夜,外出から帰ったソフィアがケラケラ笑いながらクレオの頬を撫で,「私たち女はいつも孤独…!!」と自嘲的に囁くシーンは胸が痛んだ。

ゲスい男に苦労させられるという共通点を持つクレオとソフィアは,身を寄せ合い力を合わせて生きてゆくしかないようであった。

(続く)
[Web全体に公開]
| この記事のURL
ある日の映画館,イチャコラベタベタしてくるフェルミンに,「私…生理が遅れてるの」と打ち明けるクレオ。

その場では,「いいことじゃないか…!!」と言いつつも,もうすぐ映画は終わりというのに「我慢出来ない」とトイレに立つフェルミン。

あ,絶対コイツ,バックレる気だ…と思ってたら案の定,座席には戻って来やがらない。

しばらく映画館の前で待ってからションボリして帰るクレオの姿が,哀れだった。

もし妊娠していたら,お手伝いの仕事は辞めなくてはならないのだろうか…不安を胸にソフィアに相談することに。

クレオの住み込んでいるおうちは裕福で,子宝にも恵まれ一見しやわせそうなのだが,アントニオは仕事から帰るなり家事のダメ出しをして寝るだけ,出張でカナダに行くと言って素っ気なく出て行き(家を出る際,ボラスのウンチョスを踏む),何だかソフィアはピリビリしている。

「お父さんに絵つきの手紙を書きなさい」と,子供たちに強制し,自分の部屋で書くと言った子を怒鳴りつけたり。

でも,クレオが思い詰めた顔をしているので,態度をやわらげ話を聞いてあげるのだった。

「私…クビですか?」

泣きそうな顔で妊娠の可能性を打ち明けるクレオを,「心配しなくていいわ」と手を握り,ソフィアは元気づける。

電気を無駄遣いしないように見張ったり,アントニオがボラスのウンチョスを踏んだときには「フンの掃除をしろって言ってるでしょ!!」と怒鳴ったりするが,やはりクレオのことは家族同然に考えているようだったから,ホッとした。

早速クレオを検査のため,アントニオの勤務先の大病院に連れてゆくソフィアだが…まー運転の荒いこと。

駐車場に停めるときは,他の車にぶつかって引きずった部品?をそのままにしてドアを閉め,病院へ入ってゆく。

別のシーンで車庫入れしていたが,その入れ方が,慎重なアントニオと違ってガッツンガッツンぶつけながらだったし(笑)。

…気をつけて見ていると,かなり動作ががさつな女性なのだ。

クレオを産婦人科医に預けて,検査の間,自分は夫の同僚をつかまえては「夫はそんなに忙しいのか」と根掘り葉掘り尋問。

やはりクレオは妊娠していたのだが,ソフィアがおしゃべりしている間,新生児室を見物してくれば?と言われる。

保育器に入って並んでいるたくさんの赤ちゃんをガラス越しに眺めながら,クレオは何を考えていたのだろう…

そのとき,大地震が発生。

すぐにおさまったのだが,何せ音がひじょうにクリアで臨場感のある映画なので,あの地震のシーンは怖かったの何のって。

アントニオの出張が長引き,クリスマスも帰って来ないというので,ソフィアは子供たちを連れて仲良しの親戚(友人?)の屋敷で年を越すことにした。

クレオも同行する。

この親戚の屋敷というのが大豪邸で,何十人もの宿泊客を受け入れても大丈夫なくらい。

ちょっとビックリしたのが,歴代の飼い犬の首を剥製にしてずらりと客室に展示してあること…!!

広大な敷地内をピクニックや散策,狩り三昧。夜はパーティー三昧。

そのパーティーが行われる広間にも,いたるところに動物の剥製が陳列されているのだった。

もう1つビックリしたのが,メキシコにも日本でいうところのナマハゲのような扮装をして子供たちを脅かす風習があるらしいこと。

毎年お邪魔しているのか,その屋敷の使用人たちとも顔見知りらしいクレオが,使用人たちの飲み会に誘われ参加していたとき,酒を口にしようとしたら,後ろで踊っていた2人組に派手にぶつかられて杯を落とすシーンがあった。

割れた杯が意味あり気に映し出され,クレオのこれからの不穏な未来が暗示されているような気がしてならなかった。

飲み会の後,自分の宿泊する部屋に戻ろうとしたクレオは,廊下で後ろから男性に抱きつかれて悲鳴を上げているソフィアを見かけ,ハッとなる。

「寂しいだろうから慰めが必要かと思って」などとぬかす男を激しく拒否して追い払うソフィアだったが,クレオに気づき,互いに何とな〜く気まずい雰囲気に…

その夜,山火事が発生。

皆でバケツリレーをしながら火を消すのだが,パチパチと火が燃える音も物凄くリアルだった。

皆が消火活動にいそしむ中,メキシコ版ナマハゲが仮面とかぶりものを取り,一人で歌を歌っているシーンがめちゃくちゃ謎だった。

応援の歌?…にしては悲しげだったのだが,「アンタも火を消せよ」と言いたかった(笑)。

親戚宅で年を越したソフィアと子供たちは家に戻って来た。

子供たちは連れて来たいとこたちを伴って,おばあちゃんとクレオの引率で映画を観に行くことになった。

一緒に歩きなさい,離れてはダメよ…と注意されても聞きやしないトニオとパコを追いかけ,クレオは走る。

映画館前の売店でたむろしているトニオたちをようやく見つけたクレオだったが…

傍若無人な嬌声を上げながら若い女が,カナダに出張しているはずのアントニオと脇を走り抜けて行ったので,ぎょっとするのだった。

(続く)
[Web全体に公開]
| この記事のURL
最近じっくりと映画の感想を書いていなかったのだが,とにかく次々と劇場公開作品を観に行かねばならないのと,帰って来たら来たで借りたものや録画したものをやっつけなくてはならないため,書く時間が本当に取れない。

自分で思い出を振り返るためにも,本当に好きになった映画の感想は書いておきたいので,先月観た『ROMA/ローマ』の感想を。



この映画は第91回アカデミー賞外国語映画賞と監督賞,そして撮影賞を受賞した作品である。

Netflixの映画ということは知っていたが,ガラケーしか持っていない私はNetflixを視聴出来る訳もなく(笑)。

何だか凄く評判が良いので気になって仕方がなかったのだが,いよいよ春から日本の映画館でも上映決定。

シアターキノでも5月中旬から1日1回2週間の限定上映が決定し,いそいそと出掛けて行った。

もお,素晴らしい!!の一言に尽きる…!!

白黒なのに豊かな色彩と光を感じさせる,やわらかくもつややかな映像,すぐそばで家事が行われている,誰かがおしゃべりしているとしか思えないようなクリアな音。

何だか自分もその映画の中で生活しているかのように,私は入り込めた。

ストーリーはこれといってドラマチックではなく,1970年代のメキシコ,ローマ地区に暮らすある家庭の1年間ほどの出来事を,お手伝いさんの女の子クレオの視点で描いたもの。

オープニングからもお,心を根こそぎ持ってゆかれた。

映し出されるのは床タイル…おそらく掃除中で,タイルをブラシでこすっているとおぼしき音がする。

次にホースで水を撒いているらしい音が聞こえ,タイルの上を洗剤の泡と一緒に水がゆっくりと流れてくる。

なかなかすぐには排水されないので水溜まりが出来るのだが,その水溜まりに窓枠らしきものと空が映り,さらにはその空を飛行機が通過してゆくのだ。

このオープニングで,空を臨むことの出来る天窓か吹き抜けのある庭or玄関を有した家庭なのだ…と分かる。

ここで,主人公のクレオが登場。

地味だが長い黒髪が美しい,少しずんぐりめの女の子で,若く健康的な魅力にあふれている。

もおね,私くらいの年齢になると,若いってだけで美しく見える訳よ(笑)。

で,どことなく松嶋 菜々子に似ている(笑)。

続いて家の中が水平移動で映し出されるのだが,ラジオから流れる音楽に合わせて鼻歌を歌いながら洗濯するものをまとめている。

家族構成はこんな感じ。

医者である父親アントニオと母親ソフィア,おばあちゃん(名前忘れた…),そして長男トニオ,長女ソフィー,次男のパコ,末っ子のペペ,犬のボラス,運転手兼下男がいて,お手伝いはクレオと同じく先住民の娘アデラ。

クレオとアデラは2階建ての家の横にある離れに住み込みで働いているのだった。

いつもおだやかでにこにこしているクレオを子供たちは皆大好き。

だが,クレオは特別末っ子のぺぺが可愛いらしい。

ぺぺを幼稚園に迎えにゆくのはクレオの仕事。

離れの屋上で洗濯物を干すときに,一緒に死んだふりをして寝転ぶシーンはなかなかよかった(笑)。

オープニングで掃除されていた場所はどうやら車庫代わりに使われているスペースで,父親のアントニオが高級車ギャラクシーで帰宅するシーンで判った。

なかなかギリギリなスペースで,車を入れるシーンでははらはらしてしまったよ。

ビックリしたのが,相当に裕福な家庭らしいのに,そのスペースにはやたらと犬のフンが落ちていたこと。

ていうか,オープニングのシーンで掃除した後に?飼い犬のボラスがウンチョスを量産したというのか?

少なくとも5~6ヶ所に落ちてた(!!)。

夕食後,家族みんなでソファーでテレビを観ている団欒シーンではクレオも一緒になって笑っていたことから,やはりお手伝いさんではあるが,家族も同然の扱いであることが分かる。

家族が寝静まってから,クレオが1つ1つ電気をパチン…パチン…と消してゆくシーンも好き。

仕事が終わって,アデラと一緒に蝋燭の灯り(ソフィアが電気を無駄遣いしないようにうるさいらしい)でお祈りをした後,美容体操をして眠る。

クレオは子供たちを毎朝起こしてくれるのだが,その起こし方の素敵なことといったら…!!

耳元で,小さな声で歌を歌いながらそっとくすぐる,優しい起こし方で,あれならどんなに寝起きの悪い子供でもにこにこして目覚めるだろうな。

前半しばらくは,この家庭の日常とクレオの生活がどんなものかを見せられる。

クレオとアデラにはちゃんとお休みの日もあって,それぞれのボーイフレンドと一緒にWデイツなんかもするのだった。

4人で映画を観ることになっていたが,クレオの彼氏フェルミンが「せっかく天気がいいから」と言って別行動を提案。

このフェルミン,クレオとアデラがランチを摂っていたカフェにラモン(アデラの彼氏。メタリカのロバート・トゥルジロと佐々木 大輔を足して割ったようなビジュアル)と一緒に迎えに来るのだが,クレオの残した飲み物をわざわざ店の中に引き返して飲み干すような意地汚さを見せたため,第一印象はかなり悪し。

「天気がいいから」とか言って,外でも歩くのかと思いきや,いきなりラブホみたいな場所に。

全裸のフェルミンがシャワールームのカーテンレールのバーをとっ外したかと思うと,いきなりそれを気合い&掛け声もろとも振り回し,武術の型らしきものを披露するからビックリ。

しかもフルティン,モザイクなしで!!

ひとしきりバーとチソコを振り回した後,「アリガトゴジャマシター」と日本語でお辞儀をし,ベッドにいるクレオに,グレていた自分を救ってくれたのは武術であり,武術だけが俺の友だ…などと打ち明ける。

優しく包み込むような笑顔で耳を傾けるクレオ。

ふーん…お手伝いの仕事をして生活するかたわらで,ちゃんとこうして青春も謳歌しているのね…と思って観ていたが,やはりフェルミンの第一印象から来る私の予感は的中。

このフルティン野郎・フェルミンはとんでもなくゲスい奴だったのである。

(続く)
[Web全体に公開]
| この記事のURL
今週も木・金曜と連休で,今夜からまた5日間頑張らなくちゃいけない訳だが,もう今から今夜の出勤が憂鬱(涙)…

というのは,体の疲れがほとんど取れていないからで,ケツのスジと脚,そして腰が痛くて,『パワーヘルス(低周波電位治療機)』を敷いて横になりながらの更新である。

これというのもすべて歩き過ぎのせい。

水曜日は会社から帰って『ガラスの城の約束』を観にシアターキノへGO竜馬したのだが,その前にシネマフロンティアに立ち寄り,翌々日観る『八甲田山』と『ハウス・ジャック・ビルト』のチケットを調達。

券売機前の行列が結構この日は進まなくて,ステラプレイスからキノへは恐ろしい速さで歩いて行ったのだった。

そして,木曜日は珍しく映画を観に行かない休日だったため,会社を出てまっすぐ徒歩で医大へGO竜馬。

大腸さんの診察とは別に,慢性副鼻腔炎の治療で先月から耳鼻科にも通っているのだが,やはり薬が切れて2週間も経過すると何となく鼻がつまりやすくなってきた。

だから,薬だけ多目にもらっておきたくて行って来たのだが,なぜか無性に歩きたくて,帰りも歩いて帰って来た。

「気がDIFFERENTだ」とよく言われるのだが,普段ほとんど運動らしいものをしないし,地下鉄駅3つ分までなら歩くことにしているし,時間にも気持にも余裕があったので。

だが,やはり往復で約1時間半の徒歩は疲れ,また空腹で倒れそうになった。

帰宅時は9時台だったので,営業している飲食店は限られていて,とても帰宅して料理をする気にもなれず,セブンイレべンヌの冷やし中華を買い食い。

私はチャーシューが嫌いなので,チャーシューが入っていない冷やし中華を選択するならファミマなのだが,タレがごまダレなのだよ。

それなりに美味しいのだが,やはりセブンイレべンヌの方が好きな味なので,勿体ないとは思うがチャーシューだけ取り除いて摂取。

あとは風呂に入ってのんびり過ごし,夕方近くなって眠る。

そして,夜中に起き出して洗濯機の洗濯槽と排水口の掃除をおっ始めた。

これも,やる気になったときにやらなくてはならないので,シャカリキにやった。

だがしかし,1人では洗濯機を持ち上げてどかすことが出来ないため,ドゥしても排水口だけは完全にきれいに出来ず(涙),結局どっさり疲れただけに終わった。

いよいよになったらプロの掃除屋さんにでもお願いしなくちゃいけないかもなぁ…

続く金曜日はずっと楽しみにしていた「午前十時の映画祭」の『八甲田山』が待っていた…!!

「午前十時の映画祭」は,長い映画だと睡眠時間確保のため,仕事のある日は無理だからね。

連休2日目に行くのが理想。間に合ってよかったー♪

『八甲田山』…有名なので内容は書かなくても解る奥さんたちばかりだろうが,本当に雪の恐ろしさをただただ見せつけられる凄い映画。

子供の頃,スキー学習のとき藻岩山のゲレンデ脇の林をバカ笑いをして転げ回ったり,鬼のような吹雪に遭ったときはやたら「天は我々を見放した…!!」と口にして『八甲田山』ごっこをしたことを激しく反省。

歳を取ってから観てみると,己は何て罰当たりなクソガキだったのだろう…と後悔することしきり。

後悔の余り涙で前が見えず,悲しみで訳が解らなくなり,気がついてみたら大丸のコスメカウンターで買い物をしていて,BAのおねいさんに送り出されながら商品を手渡されていた…

…なんてことに,昨日はならなかったよ。

『八甲田山』の20分後には,鬼才ラース・フォン・トリアー監督の新作『ハウス・ジャック・ビルト』を続けて鑑賞。

何と,2本立て続けに同じシアターだったのだ。

だから,いつもの「階段昇って突き当たり」席を早めにGETして,同じ座席に約6時間滞在にて鑑賞してきた…という訳(笑)。

これがまあ~,初めての殺人は一応衝動的とはいえ理由があったものの,次からはまるでアートを追求するかのように人を次々KOROしてゆくシリアルキラーの話で。

特別恨みがないのに目星をつけた人物,ゆきずりの人物,家族,恋人,友達…と本当に無差別でビックリ。

酸鼻を極めるKOROされ方の人もいた。

技師であり冷凍倉庫を所有する男なもんで,KOROした後はどんどん倉庫に保管。

死体に加工を施して表情やポーズを作って写真を撮り,「ミスター洗練」という名で新聞社に送りつけるキティガイぶり。

最後は1発の銃弾で何人同時にKOROせるか試そうと,倉庫に次々に男を連れ込み,全員の頭の位置が重なるように体を拘束し,真剣な顔でフルメタルジャケット弾を設置する始末。

手に汗握ったり笑ったり,具合が悪くなったり(子供をKOROすシーンはさすがにちょっと…)で結構体力の必要な映画だったので,帰りはスーパーとドラッグストアで買い物しようと思っていたのだが,シアターを出ながらとても無理と判断。

大丸地下でちらし寿司を買って帰って来たのだが,ぐったり疲れたのと,噂に違わぬ胸の悪くなる映画(褒めてるの!!)だったため,モーレツに腹減りコプターだったにも関わらず,しばらく口に出来ずぐったり横になっていたというね。

何とかちらし寿司を摂取し風呂に入り,夜中に目を覚ましたとき,先に述べたように腰から下が激しい筋肉痛に見舞われていることを知り,加齢を実感(涙)。

あとは眠くなるまでだらだらブログを更新します。
[Web全体に公開]
| この記事のURL
6月に入ってから,ほぼ毎日のように映画館通いを続けていたが,先週金曜から今週木曜までは観たい映画が2本しかなく,会社から生還後も自宅でまったりしている。

スガイディノスが6月2日で閉店してしまってから少しは鑑賞本数が減るかと思っていたのだが,16日現在で鑑賞本数は15本のため,やはりほぼ1日1本鑑賞。

毎日何かしら観ている訳である。



おかげさまでシアターキノのヴィンテージ手帳は2冊目に突入。

先週は5日間連続でキノに通いつめていたからなぁ(笑)。

仕事で疲れて身も心も屍というのに,それでも映画館通いをやめられないのは,おそらくストレスまみれで,何か生きるうえでのヒントが欲しいからかと思われる。

仕事は勿論なのだが,最近職場環境が過酷になってきて(涙)…

こんなに観たい映画がない週も珍しいので,今週木曜までは少し真面目に部屋の掃除と美顔器をやろうと思っとります。

美顔器はかなりサボりっ放しで,たまに慌てて2日続けて使ったりすると,全然顔の輪郭やメイクののりが違うので,やっぱり効いていたんだなぁと実感。



画像は,先月末実家に帰ったときにポチったATAOの『キャンディ・ルーク』。

前々からアイボリーかホワイトのバッグが欲しかったのだが,このルークは小さめ。

だが,ドゥしてもデザイン(パイソンとエナメルのメッシュ)が好きで…!!

最近グレーやネイビーのジャケットが多いのもあって,白のバッグは出番が多くなる確信があった。

また,春から服には全然お金を使っておらず(だって,欲しいものがないんだもん)ちょっと余裕があったもんだから,思い切って購入した。

ホントは何でもかんでもボカボカ放り込めるバッグが好きなのだが,この小ぶりで上品なバッグを使うには持ち物をかなりリストラしなくてはならない。

これを機会に面倒ではあるが,持ち物を厳選するようにしている。

一緒に愛用中の長財布,『リモ・ヴィトロ』のアドリアンエメラルドと,最近お世話になることの多いエナジードリンク『モンスター』の凝縮版?【3】を写してみますた。

朝や出勤前の映画館通いで睡眠時間を削りまくっていたので,ついつい買ってしまって…

あんまりこのテの栄養ドリンクとかエナジードリンクって飲まないんだけど(だから効くのか),この【3】は飲んだ後4~5時間はシャッキリする。私はね。



こちらは先月実家に帰ったときに撮ったみかん氏。

なかなか妖艶に撮れてるんだけど,こっちはちょっと…



天井近くに突っ張ってある棚に寝そべってまぁ~,ふってぶてしい表情!!

ここから身を乗り出して(というか上半身をぶらぶらさせて)窓の外を見ているのだが,そのうちボテッ!!と落ちるんじゃないだろうか。
[Web全体に公開]
| この記事のURL

6512件中 1~5件目を表示


1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 >>