打線のタイムリー欠乏症は深刻だ。阪神戦の由規に続き今夜の石川も好投しながら味方打線が勝ち越しのチャンスにタイムリーが出ず、カープを上回る12本のヒットを打ちながら、カープに守護神イムがタイムリーヒットを許し2−3の1点差で惜敗。

 ヒット性の当たりを好守に阻まれたり、ランナーのいない最終打席でようやくヒットが出た青木。三振かホームラン、いや今は三振か内野のポップフライという当てにならない大砲バレンティン。好調時は頼りになるバッターだったが、今ではこの二人にチャンスが回ってくると諦めの方が強い。

 チャンスで打席が回ってきてほしい川端だが、むしろチャンスメーカーになってしまい残塁でホームを踏むことができない。川端の場合、討ち取られても粘れるところが魅力だし、阪神戦でも久保に対して打てないながらもしっかり工夫のバッティングができるのでこういうバッターは伸びると思う。なぜ阪神2戦目に外されたのかわからない。彼ならメッセンジャーに対しても勝負強いバッティングをしただろうに・・・。

 先日の阪神戦でバレンとマートンのスィングの違いに気づいたことを触れてみたい。今のバレンのスィングはほとんどアッパースィングだ。それに対しマートンはややダウンか水平気味である。前述したようにバレンの当たりが高く上がった内野フライがことごとく多いのもアッパースィングでボールの下を叩いているからあのような当たりが多くなるわけだ。それに対し、マートンの打球は低いライナ性の当たりが多く、バットの芯で捉えている。バレンが打率250厘に対しマートンの打率302厘という数字が示すように確実性という点で大きな開きがあるのは明白だ。

 こういう弱点を修正しない限り同じことの繰り返しだ。コーチはもう少しそういうところを本人にアドバイスしてやるべきだ。日本のホームラン王ー王貞治ーが荒川コーチの指導のもとで一本足打法と日本刀を用いてのダウンスィングを採り入れて飛距離を伸ばしたのは有名な話だ。今、ヤクルト打線に必要なのはたまに出るホームランより確実に得点に結びつくチャンスでのヒットである。これ以上好投の投手陣を見殺しにしないでほしい。打線の奮起を願う!
[Web全体に公開]
この記事の前後の記事(新着順)
・勝つには勝ったが・・・・
2011年09月01日  [Web全体に公開]
・投打に広島との差ありあり
2011年08月31日  [Web全体に公開]
【閲覧中】石川好投も打線が応えられず
2011年08月30日  [Web全体に公開]
・メッセには前回の攻略法を思い出して!
2011年08月28日  [Web全体に公開]

0件のコメント

ゲスト さんとしてコメントする

お名前:
コメント:
パスワード:

※管理者による確認後にコメントが掲載されます。
掲載されない場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※この記事へのコメントは管理者による確認の後、Web全体に公開されます。