加藤の大学での実績、そして今年のファームでの防御率1点台の成績を見たら、なぜと思うような一軍マウンド上での自信のない表情、落ち着きのなさ、それがあのような立ち上がりの悪い結果を招くのだろうが、ホームランを打たれた亀井へのタイミングをずらしたはずのスライダーは全くキレのない手投げだった。遅いボールはことごとく高めに浮いていたし腕がしっかりふれていなかったばかりか、昨日の新人七條とは好対照でコントロールの悪さが目立ち、どちらがルーキー?と思うようなピッチングだった。

 3点先制された時点で代えられてもおかしくない内容だったし、他のチームの監督だったらおそらく悪過ぎる内容から言って代えていただろう。ここで代えたら今後の事にも響くと考えるのが小川監督だ。その監督の気持ちに応えるように2回から立ち直った加藤は4回までG打線を0に抑えた。しかし味方が4回に逆転し、5回2死で勝利投手の権利を持ちながら、小川監督は松岡に代えた。そこに小川監督の初回には代えなかった温情と、あくまで勝負にこだわる厳しさを見た感じがした。

 結局、松岡が同点にされながらも、小技で再びヤクルトが5−4と勝ちこした。これで必勝リレーで勝利が見えてきた、と思いきやバレンが長野のライト前ヒットをグラブさばきの拙さから後逸して3塁打打にしてしまったことがラミレスのタイムリーを呼び、再び同点にされてしまった。ジャイアンツは9回裏にチャンスをつぶし、ヤクルトは延長10回表2死1、3塁と追加点のチャンスはあったが、タイムリーが出ず結局ドローに終わった。

 35打席ヒットが出ないバレン、打撃不振の影響からか、定評のある守備面でもチームの足を引っ張ってしまった。好調のときはボールには手を打さなかったバレンだが、今はボール球を手を出し空振りするシーンが目立つ。そして長いスランプが続いている。本来なら外すべきだが守備がいいので使われているのに、その守備でミスをするようでは使っている意味がない。しかし投手陣が踏ん張りで負けなくてよかった。先発陣の谷間でドローなら上出来というところだろう。

 横浜が中日相手に連夜の打線爆発で大勝している。中日は投手陣が崩れるとブランコもいないし、迫力に欠ける弱体チームになってしまう。これから夏にかけてがどこのチームも苦しい時期だが、ここを負け越さなずに乗り切れば実りの秋が見えてくるはず。昨年小川監督に代わってから巨人のお客さんから完全に脱却し、今季もいい戦いをしている。明日は館山で行くなら負けるわけにはいかない。がんばれヤクルト!
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