2-1の僅少差で逃げ切った試合だったが、初回無死満塁で村上のタイムリーによる1点しか得点できなかったところがヤクルトの効率の悪い拙攻の典型のようなゲームだった。そのために終盤しばしば逆転の憂き目に遭った。

7回表2死ランナー一塁小幡を置いて高山のレフト前のフライを西浦がエラー、小幡が一挙にホームをつくも西田の好プレーでランナーアウト。どっちともいえるきわどいプレーだった。それだけに初回の絶好のチャンスでの拙攻は痛かった。

初回と6回裏の得点は村上のタイムリーとホームランによる全打点2点のみだったが、4回にマウンドを降りる前にガンケルから1点しか奪えなかったのが終盤で中継ぎの清水、抑えの石山が厳しい場面を招いたがどうにか1点差を守り抜いて阪神に連勝した。

阪神は新型ウィルス陽性、濃厚接触と言うことで約10人の選手が登録抹消、そのため一軍半の選手と戦ってやっと勝つくらいだから、糸原、木波、岩崎、岩貞、馬場などの全選手がそろっていたら連敗していたかもしれない。

厳しい言い方になるがヤクルトの捕手のレベルが他と比べはなり低く感じる。(リード面や捕球面ではよくやってると思うが)7回裏無死山崎がヒットで出塁したが代打井野捕手はバントがまともにできない。幸い相手の暴投で進塁したが。またランナーを一塁に出した場合、送球が悪く盗塁を許すことが実に多い。今日のゲームなどは悪送球で3塁までランナーを進めるなど最悪。昼の巨人対中日戦で巨人の盗塁スペシャリストとも言われる増田の足を中日の捕手木下が見事にランナーが走ってくる足元に、これ以上ないという送球でアウトにしたのを見ているだけにそのレベルの差を痛切に感じた。

先発スワレスについて少し触れたい。先発外国人投手イノーアやクックと比べると球質の重さ、コントロールなど総合的にはるかに安定感がある。昨年も巨人に通用する外国人ピッチャーとして大いに期待したのだが、春先投げただけで体調不良で終わった。今季も春先2勝して期待されたが、夏場から体調不良で9月途中まで離脱。復帰後2勝して4勝負けなし。防御率も1.75と非常にいい。阪神のストッパーで157キロの速球を投げ、スマートな弟とは対照的に重量級の身体の影響か兄の方は動作に鈍さを感じた。健康管理に留意し、もう少し体重を落として通年投げられるようになれば間違いなく2桁勝利はもちろんヤクルトのエースになるのは間違いないだろう。

さて広島が今日のゲームで負けて0.5差になった。明日ヤクルトが勝ち広島が負ければ最下位脱出となる。まだ借金は少なくないがとにかく最下位からは脱出したい。大喜の好投と打線の援護を願う。
[Web全体に公開]
| この記事のURL
9月17日西は巨人相手に4安打完封勝ちをしている。今の巨人を完封できるピッチャーはそうはいないはずだ。そして菅野に次ぎセリーグ防御率2位のピッチャー、4回高梨が3点を入れられた時点で負けを意識した。とにかく右打者には内側に食い込むシュート、左打者には同じく食い込んでくるスライダーの精度が非常に高くたちまち打者を追い込み、凡打の山をきずくのが得意、スプリットやフォークなどのタテの変化でなくヨコの変化で打者を翻弄するのが得意だ。

その手ごわい相手に初回青木のソロ、難しい西の低めスライダーをスタンドまで運んだのも青木ならではのバットコントロールだった。ところが4回高梨が坂本に2塁打、次いで小幡に3塁打と左右の打者に同じような外角高めを長打され3点目を入れられて勝負はあったかに思われた。

その裏2死から村上四球、西浦が西のシュートをヒット、盗塁で2死2,3塁でエスコバーのポテンヒットでついに同点に追いついた。しかしヤクルト首脳陣は5回87球で高梨を下げた。ボールが高く若手坂本、小幡に連続長打を浴びている。再度リードされる前に代えたのは正解だったと思う。

しかし6回からマウンドに上がった梅野がコントロールが悪く大山にいきなりストレートの四球、次のボーアにも2ボールから2塁打を喰らい、いきなり無死2,3塁。ボーアに対してもフォークが落ちず、高め好きなボーアは4球目のボール臭い高めをフェンス直撃の2塁打を放った。ホームランにならなくてよかった。次の坂本が4球目をスクイズ、ところが梅野が投げたカットボールは外角の地面スレスレに落ちるボール球、それを坂本が空振り。それが幸いして3塁からホームに向かった大山はタッチアウト。まさに怪我の功名、梅野の荒れ球がスクイズを阻んだわけだ。次の小幡はフォークで三球三振。3球のうち2球はボール球だったが相手が振ってくれたので助かった。結局、梅野はこの回を運よく0に抑え、勝利投手の権利まで獲得したのだからラッキーな男である。DeNA戦では2回をパーフェクト、2三振の好投。ところが前回の中日戦では2イニング被安打3、2失点。とにかく投げてみないと分からない不安定なところがある。

その裏2死1、2塁から西浦が西のシュートをタイムリーヒット、貴重な勝ち越し打。6回に西はマウンドを降り、代わって上がった能見から先頭打者西田がヒット、ピッチャーの代打荒木がバントの構えからヒッティングに切り替え、コンパクトにレフトポール際に叩き込み2ラン。これで3点差とリードを広げた。

7,8,9はマクガフ、清水、抑えの石山がランナーを出したものの0点に抑え、このカード初戦を勝利した。難敵西を攻略しての勝利は大きい。

この試合前に阪神の一軍選手が新型コロナに感染していることが判明し、登録抹消になったという記事を目にした。検査を受けるまで自覚症状がなかったのか、とにかく一日も早い回復を願う。


[Web全体に公開]
| この記事のURL
カープが巨人戦なのでヤクルトの頑張り次第では5位に浮上のチャンスと思われたが、仲良くカープに付き合い3連敗。首位巨人に3連敗と4位球団に3連敗では訳が違う。しかも内容が悪すぎる。

3-9,0-3、そして今日も5-11と3ゲームで23失点と投手陣が壊滅状態。昨日、ベテラン石川の好投があったが、あとは先発、中継ぎがご覧のとおり。投打共に中日との差があり過ぎ。これまでの対戦成績5勝11敗2分けが全てを物語っている。

例えば5回裏平田に対する梅野の攻め方は全球平田が得意の外角攻め、これでは打って下さいと言っているようなもの。もちろん内角ばかりを投げるわけにはいかないから外角は見せ球としてボール球を使い、勝負球を内角のきわどい球を投げ工夫するとか。悠平は良く知ってたはずだが。しかし今日の梅野はコントロールが悪く平均的にボールが高かった。

こんな状態では村上の個人タイトルしか期待が持てなくなる。せめて最下位は脱出してほしいが現状では投打のバランスが悪すぎる。
[Web全体に公開]
| この記事のURL
まさに手も足も出ず、というのはこのことだ。大野からヒットを打ったのは初回の山田と2回の西田のみ。あとは三振と凡打の山。三振は二桁の11三振を喰らう。

大野から特大ホーマーを打っている村上も第一打席こそ大野の警戒から四球を選んだものの、あとは連続三振。他の球団と違いヤクルト打線はこれまで大野をよく打ち、防御率の6.23とセリーグでは一番大野が苦手としてきた打線だったが、今日は全く歯が立たなかった。

1-0でリードして5回中日は先頭打者高橋がヒットでランナー1塁。ここで当っている阿部が手堅くバント、ランナーを2塁に送り、次の打者平田がタイムリーを放ち難なく2点目を上げた。こういう点をヤクルト首脳も見習うべきだと思う。無死で村上が四球でランナーに出ても次の西浦が強硬策で併殺、あっという間にチャンスを潰したケースを何度も見てきただけに中日の手堅さは見習うべき点だ。もちろん青木、山田、村上にバントは求めないが。

普通、100球投げれば球威が衰え、球も甘くなるのだが、大野に限っては全く当てはまらない。完投するのが当然といった感じで、スタミナが半端でない。

石川が3回まで無安打中日打線をパーフェクトに抑えていただけにもったいない。6回失点2なら上等である。菅野が目下無傷で11連勝しているが、ヤクルト戦で序盤に3点奪われたことがあったが、好調巨人打線の援護を受け簡単にひっくり返し連勝を続けている。もちろん菅野の防御率を見ればハーラートップも頷けるが、あれだけ打線が打ってくれれば投手は楽である。その意味では石川が巨人打線のような援護射撃があったら勝っていたかもしれないだろうし、未だに1勝もしていないということはなかっただろう。
[Web全体に公開]
| この記事のURL
中日先発勝野には前回も打てず負けている。それもそのはず勝野の3勝全てはヤクルト戦による勝利だというからまた苦手投手を一人つくってしまった。

それに対し、前回中日戦好投した山中だったが、変化球と緩急を使ったピッチングも阪神の青柳のように140キロ台のストレートがあればまだしも120キロ台ではどうしても中盤以降になり目が慣れてくると、そうはかわせない。ただいつもやられるビシエド、高橋をほぼ抑えていたのは良かったが、アルモンテ、阿部、平田にリリーフ陣もやられた。

それと中日のスコアラー、バッティングコーチが適格な指示を選手に与えていると思う。中日は派手さはない打線のまとまり、得点を取るのは長けているチームだと思う。もちろん選手の方がそれに応えるだけの能力がなければ結果は出ないが。

序盤4回勝野に無死2,3塁のチャンスに西浦がショートフライに倒れた場面があった。2ボールで併殺はほぼないのだから1,2塁方向にゴロを転がすか、外野フライを打てる球を待つなり工夫できなかったのか。その後坂口が四球で1死満塁で中山が内野ゴロ併殺で無得点に終わったのが痛かった。昨日のゲームではヤクルトはチャンスを生かせず、対照的に中日はチャンスをことごとく得点に結びつけた。それが大差負けの要因だったように思う。ただ1番の濱田の2塁打2本はよく打ったと思う。DeNA戦で上茶谷のスプリットの落ち際をバットを下から出してヒットにしたのは技ありだった。

前述したようにアルモンテ、阿部、そしてファームに行く前はほとんどヤクルト戦には打てなかった平田にいいように昨日は打たれた。負けていて中継ぎがさらに追加点を失ったら勝ち目はない。それにしても2番手星の4失点は大誤算だった。ただ8回途中から回マタギで9回も投げ主力をヒット0に抑えた長谷川の好投は光った。コントロールも安定していたし、問題はピンチで同じピッチングができれば抑えの前に投げさせられるのだが。

広島が巨人3連戦、ヤクルトとのゲーム差が1.5ゲーム。絶好の5位浮上のチャンスに一緒になって負けていたら差はちじまらない。今日は難敵大野が先発予定、厳しい試合が予想されるが大振りせずミート中心のバッティングを心掛けたい。
[Web全体に公開]
| この記事のURL

1331件中 41~45件目を表示


<< 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 >>