2020年セリーグペナントレース全日程が終了した。
村上が最高出塁率、清水が中日祖父江、福と共に最優秀中継ぎのタイトルを獲得。村上はホームランと打点で岡本と争ったが、この二つのタイトルを岡本に持って行かれたのは非常に残念だ。それでもいずれも岡本に次ぐ2位だったのはよく頑張ったと思う。前後を打つ打者を最後まで固定できず、強打者がいなかったため、徹底的にマークされ、研究された中でのこの成績は健闘した方だと思うが、前のゲームで2ホーマーだったのに次のゲームでノーヒットということも多く、昨年と比べ打率は格段合アップしたが、内野ゴロも多く打球が伸びなかった印象を受けた。

最終試合に投げた期待の新人奥川については四死球0ということからも攻めのピッチングができていたことは評価すべきだ。それにコントロールで自滅するようなピッチャーでない証だろうが、プロは甘くない。ストライクでは簡単には討ち取れない。いかにストライクからボールになるきわどい球で討ち取るか、それができるピッチャーになってもらいたい。カープの森下のように一年目で2桁勝利、1点台の防御率、即戦力投手は稀だが、無名の選手が大学4年間でここまで育ったのだ。プロは4年間も待ってはくれないが、韓国で行われたU-18代表で見せたあの変化球の切れを磨けばプロ野球でも2年以内には絶対結果を出せるはず。期待したい。

打率1位は佐野(DeNA)、最多安打は大島(中日)
投手部門で最多勝利は14勝の菅野(巨人)、最優秀防御率は大野(中日)最多奪三振も大野、最多セーブはスワレス(阪神)がそれぞれのタイトルを獲得。ヤクルトのストッパー石山は20セーブで3位だったが防御率2.01はスワレスの2.24に勝っていた。

体調不良で欠場が多かった山田の不完全燃焼はヤクルトの夏場以降の最下位陥落の一つの要因になった。またノーヒットノーランを記録した小川がチーム唯一の2桁勝利を上げるも、それに続く先発投手が不在だったこともチームの成績不振につながった。さらに主力捕手が相次ぐ負傷で戦線離脱、盗塁阻止率、打撃面の弱さが課題となった。

山田、小川、石山という投打の中心選手がFA権取得ということで球団側としては破格の条件を出してもこれらの選手を留めたいこともあってか今季の投打共に戦力外通告選手が他の球団とは比較にならないほど多い。非情な現実がそこにある。

ただ3,4億の年棒をもらっている選手が体調不良やけがで成績が残せなかったらその分来季は大幅に削減されてとうぜんだが、FA権行使されては困るので減棒できないのでは、ある程度貢献しながら戦力外になる選手は気の毒だ。その辺は当人への説明を球団側はしっかりしていただきたい。
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ホーム神宮での最終戦、しかも奥川の一軍デビュー戦とあり多くのヤクルトファンが球場に詰めかけたのではないだろうか。残念ながら有終の美を飾るどころか中盤4回で勝負は決まってしまうような一方的な展開となった。ヤクルトがやっと得点を上げたのが終盤の8回になってからだった。

ヤクルトが青木を欠き、ベストメンバーで打線を組めないのとは反対に、鈴木誠也を1番にもってきて当たってる長野、松山、坂倉がクリンナップ、それがズバリ当たり長野が2安打、誠也、松山、坂倉が全て3安打づつ。しかも松山は全て長打で2安打2本とホームラン1本。侍ジャパンの4番バッター誠也を1番にもってきてこれでもか、というくらい奥川にプレッシャーをかけ、試合前から気合で負けていた。2番の田中以外先発床田も含む全員安打の猛攻、ホームの最終試合でこのありさま、今季のヤクルトを象徴するようなゲームだった。

女房役の捕手も非常に重要だと思い前のブログで中村を推していた。嶋もベテランだが、阪神戦で失敗した金久保のリード、そしてバッティング面を考えたら中村の方がベターだと思っていただけに、解せない嶋の先発起用だった。

火薬庫にいったん火が付いたら収まらないカープ打線、3回途中から星がマウンドに上がったものの消すことができずさらに2点奪われた。

今回映像で見ていないので詳細は分からないが、初回1死2塁打の誠也を置いて3番長野のサードゴロをサードの村上がワンバウンド送球でセーフになったようだが、内野安打だったのだろうか。村上のサード守備はうまいとは言えないので、ちょっとしたことだが、そのあと松山の2塁打で2点を奪われているのを考えると西田をスターティングメンバーにしたために村上をサードに使わざるを得なかったのだろうが、だったら選球眼がよくて勝負す強い宮本を先発になぜ使わないのかということになる。

奥川にとってほろ苦い一軍デビューとなった。しかしこれまで投げていたファームとデビュー戦の条件が違い過ぎた点を考慮してやってもいいのではないかと思う。明るい日中と不慣れな肌寒い晩秋のナイターのマウンドなど諸々の違いに慣れてくれば来季は必ず結果を出してくれると思う。

投手陣は別として、今季ヤクルトは最後までクリンアップを固定できず、毎試合のようにスターティングメンバーを替えた。4番の村上を除く主力となる山田、青木が体調面に問題があったことがそうせざるを得なかった点もあるが、クリンアップが固定しない限りAクラスを望むのは難しい。山田のFA問題もあるが来季の布陣がどうなるかはっきりしないが、クリンナップを組める選手が今のような状態なら外から捕強するしかない。それをしない限りヤクルトの再生は望めないだろう。
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いよいよ明日は今季最終試合。しかもドラ1奥川の初先発。青木、山田を入れたベストメンバーで奥川に初勝利をアシストしてもらいたい。相手広島の先発予定は床田。床田に対しては今季2勝1敗で防御率も9.16とよく打っている。打線が序盤に十分な援護射撃ができるかがポイントになるだろう。ただ追い込まれてから床田のツーシームに三振や凡打で討ち取られることも多かったので注意したい。

カープ打線は打線がつながると大量得点の力があるだけに連打に気を付けたい。また足のある選手が多いのでセカンドへの送球がよく、リード面で奥川が持ってる力を引き出せるベテラン捕手をお願いしたい。前の巨人戦で打撃面でも選球眼がよかった中村が適任ではないかと思う。

前述したように今季ラストゲーム、ホームの神宮で有終の美を飾ってほしい。村上のタイトル争いは厳しい状況だが、最後までベストを尽くして挑戦してもらいたい。チーム一丸勝利を祈る。
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巨人戦にはいつも好投してきたスワレスが今日は初回から巨人の主力につかまり3本の長短打を許し1点先制された。坂本はこのゲーム初打席で2000本安打を達成。しかも2塁打で。さらに3回にはランナー一人置いて坂本に151キロのど真ん中に投げたストレートをバックスクリーンに打ち込まれ0-3点とされた。

いっぽうヤクルトの方は巨人初先発の横川に3回まで無安打。いつもだと相手に先制され、2点以上得点されると逆転できないまま中継ぎ投手陣がさらに追加点を奪われ負けるパターンがほとんど。今日もそのパターンかと思っていたら、4回に先頭打者塩見がインコースをスタンド上段に放り込むソロホーマーで初安打1点を返し1-3とした。

塩見は第3打席もアウトにはなったが素晴らしい当たりをとばしていて今日も2安打、バッティングスタイルも体勢を低くし、以前よりバットを出す角度が非常によく好調がうなづける。

先発スワレスが4回8安打打たれた3失点を奪われた後、後続の投手陣が巨人打線を0に抑え、8回にはこのところ当たりがなく打率も急降下していた山崎が無死満塁で巨人田中から逆転満塁弾を打ち込み、5-3とした。巨人は坂本の2000本安打を勝利で飾ろうと最終回ヤクルトの守護神石山に必死に向かってきたが、石山がヒットを許しながらも2三振を奪い、渾身の力で巨人打線を無失点に抑え、5-3で逃げ切った。勝利投手は7回ウラ1イニングを失点0に抑えた梅野。ラッキーボーイ梅野はこれで小川に次ぐ勝ち星を挙げている。

PS:昨日に続き早慶戦、今日勝てば慶応が優勝、早稲田は勝つか引き分けで優勝という条件で熱戦が繰り広げられた。昨日投げた慶応の木澤、早稲田の早川が今日も終盤で登板した。

2-1と一点リードした慶応は8回表から昨日に続き木澤が登板し早稲田打線を0に抑え、そのまま9回表も2死ランナー1塁であと一人のアウトで慶応優勝というところで慶応堀井監督は好投のエース木澤に代えて左腕の生井をマウンドに送った。次の打者が昨日木澤から2ランを放った蛭間だったからだ。ところが生井が投げた初球を蛭間がバックスクリーンに2ランホーマー。一瞬にして2-3と逆転されてしまった。その裏早稲田はエース早川がマウンドに上がり、慶応打線を0に抑えて早稲田の優勝が決まった。試合が終わった瞬間、木澤はベンチに顔を伏せてしばらく動かなかった。結果論かもしれないが、あと一人という場面でたとえ打たれたとしてもこの試合で最後となるエース木澤と心中するつもりで彼に託すべきだったと思う。非情である。
どちらかといえば今まで早稲田びいきだったが、木澤がヤクルトに入団が決まってからどうしても木澤に有終の美を飾ってほしかった。


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小川は前回もそうだったが、今回もまたもや岡本一人に2ホーマー、自らの失点4全て岡本にやられている。1本目は145キロの低め内角シュートを、2本目は141キロのややが外角低めカットボールをホームランされている。コース自体甘かったわけではない。前回も同じように岡本に打たれているが、コースの問題より小川のタイミングに完璧なまで岡本があっている。相性のようなものではないだろうか。岡本は軟投型で投球術抜群の石川にはあまり打てないのを見ると球威で打ち取ろうとするよりタイミングや縦横の変化球で勝負する阪神の西のようなピッチャーが苦手なはずだ。

村上が熾烈なホームラン、打点争いをしている宿敵岡本にこれだけ連続して協力されたらいずれも諦めざるを得ない。村上の方も今日ホームラン2本打って28本。しかしランナーなしでソロの2点だけなので86打点。岡本はホームラン31本。打点は4打点追加で95打点。どちらも勝負はついたようなものだ。

とにかくヤクルトは2点以上で先制されると、そうでなくても打線のつながりが悪いのにさらに悪くなる。1,2番をランナーに出して4番がドカンと得点という理想的な巨人打線と、1,2番が塁に出ることさえできなかったヤクルト、そういうところにも得点差が出てしまった。小川の最終登板に期待したのだが、残念ながら有終の美を飾ることができなかった。

PS:昼間の六大学の早慶戦早稲田の早川、慶応の木澤 ドラフト1位同士の中盤までの投手戦は見ごたえがあった。
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