東京五輪に出場した青柳は予想を大きく裏切り、ドミニカ共和国、米国戦に登板して防御率27.0と全く機能しなかった。今、セリーグハーラートップの10勝防御率2.22という数字から考えたら信じられないことだった。

外国ではアンダースローであれだけ球種を持ちストレートが150キロ近い球を投げる投手はほとんど見ないだろう。五輪前には私も大きな期待を彼にしていたが、五輪で日本初戦相手のドミニカ共和国との試合で好投山本由伸の後を投げ2/3回を被安打3、失点2で大きく期待を裏切り危うく負けるところだったが、坂本のサヨナラで救われた。

初の侍ジャパンに選出され初登板の緊張もあっただろうと割り引いて考えていたが、米国戦でもランナーを出して3ランを浴び、稲葉監督からの信頼をすっかり失い、その後は投げるチャンスはなかった。もっとも韓国戦や決勝の米国戦ではあれだけ打たれたらリスクをおかしてまで使う気にはなれなかっただろう。

さて五輪を終えてペナントレース後半が始まり、青柳に五輪後遺症があるかと思ったら、全く感じさせない好調ぶりだ。ヤクルトは4戦戦い3敗。1勝もしてない。そこで共に五輪に選手として出場し、山田と村上はドミニカや米国選手の「青柳攻略」を目の前で見ていたわけだから大きなヒントを得ているのではないかと思う。

2020年のデータからすると青柳は左打者の被打率が288厘、右193厘。ちなみに青柳の苦手打者を上げると坂本667厘、岡本600厘、中村600厘、村上500厘。神宮で青柳から素晴らしいホームランを打った村上の映像を見たことがある。あのシーンを村上に願うのみだ。左打者に青柳攻略のカギがあるようだ。チームのためにも、そして奥川勝利のためにも明日は何が何でもチーム一丸勝利を!
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