ヤクルトにとって首位をかけての巨人との非常に大事な3連戦の初戦、コロナからの復帰と戦列離脱による試合勘という面で小川には先発は荷が重かった。ただヤクルト打線もいったん逆転されながらすぐに2回表にベンツを攻めすぐに逆転したあたりは打線に勢いがあったし、意気込みが感じられた。

中盤4回裏ウィーラーや丸に打たれたストレートは142キロ。やはり球威がないストレートでは抑えられない。その回2点を入れられ逆転を許したところで大下に交代。代わった大下は小川が出した2,3塁のランナーを釘付けにし難なく巨人打線を討ち取りさらに5回を三者凡退に討ち取った。変化球の精度がいいときの大下は安定感が抜群。

このゲームの投手交代ミスが勝敗を分けたとすれば、6回だと思う。巨人打線を完璧に抑えていた大下を6回表の攻撃で坂口に代えた。先頭打者元山がアウトになった時点で代える必要はなかった。大下を打たせて6回裏まで引っ張り、7回から今野か大西という勝ちパターンの繋げてほしかった。

結果論かもしれないが、6回裏の坂本の4失点は避けられたはずだ。5回表に巨人はベンツが4-4の同点に追いつかれて満塁になった時点で交代させた。ところがヤクルトは6回裏1死、1,2塁で中島の2塁打で4-5とリードされても坂本を続投させ、満塁にされ吉川の3塁打で走者一掃この回だけで4点失った。この投手交代のミスが響いた。また土のグランドならではのイレギュラーで山田、村上に守備のむづかしいゴロがあったが。


8回表ヤクルトは打線の驚異的な粘りで無死満塁から川端がデラロサに14球粘って根性の2塁打2点をたたき出した。さらに塩見の連打でこの回3点を返し10-8と追い上げた。結果的には最終回一人ランナーを出すもビエイラに抑えられ2点差で惜敗した。2点差まで食下がりながらも負けたのは事実。05差まで迫りながら、再び1.5差に。よくやったではいつまでたっても首位には立てない。この3連戦に勝ち越さねば意味がない。

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戦前の予想を覆す原の好投とそれを強力にサポートしたのがラッキーセブンに飛び出した塩見の3ランだ。5回裏の満塁で古賀のゲッツー崩れで1点先制するも、ベイスターズの強力打線には薄氷を踏む思いだった。喉から手が出るほど欲しかった追加点、そこで飛び出したのが塩見の値千金の3ラン。このところチャンスに結果がなかなか出てなかった男が大仕事をしてくれた。

7回から今永に代わりシャッケルフォーがマウンドに上がった。2死になったあと、古賀がヒット、宮本が粘りながら四球で出塁。目立たないが二人の地味な働きも見逃せない。特に代打ながら宮本の選球眼と出塁率、高打率は代打にしておくのがもったいない。それが塩見の3ランの手助となった。

今永に投げ勝って今季初勝利を手にした原の好投に感謝!全盛期のシュートのキレが戻った感じで、ベイスターズ右打者の胸元に喰いこむ球にかなりてこずっていた。青木の長打を刺した二つの返球はお見事だった。今永の2塁打は青木の後逸だったが、返球で刺せたのが良かった。

阪神が負けたので巨人が阪神に変わって勝率で首位に、そしてヤクルトがついに2位に上がった。しかし浮かれている暇はない。次のカード岐阜、大阪で巨人戦が早速待っている。巨人との3連戦に勝ち越さなければ首位はない。とにかく全員野球でぶつかって勝利したい。
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巨人戦の連続打線爆発はいつのことだったか忘れてしまうくらい決め手に欠く試合が続いている。初回、幸先よく村上の2ランで先制するも、得点はその2点だけ、5回、7回にDeNAの宮崎、佐野の一発攻勢によって追いつかれゲームは2-2のドローに終わった。ちなみにヤクルトの安打数10,DeNAわずか4と安打数では圧倒しながらタイムリー欠乏症に泣いたゲームだった。特に5番オスナ、1番塩見のところでチャンスが回ってくることが多かったが、ボール球に手を出し凡打することが少なくなかった。積極的に打ちに行くのはいいのだが、すぐに追い込まれて誘い球に手を出し空振り、凡打が多くなっている。


一方、先発サイスニードは天候の影響を受けないドームは投げやすかったのか、球威もあり、コントロールもまとまっていて6回被安打3,失点2,9奪三振は十分合格である。このゲームでも宮崎の一発を喰らったが、あの独特なバッティングフォームでタイミングを取り、巨人の戸郷のような打ちづらい投手を攻略する打撃センスは他の打者には真似ができない。奥川は次回の対戦までに攻略法を考えてもらいたい。

今日も上位3チームは全て勝ちはなく巨人、ヤクルトがドロー、阪神が負けている。しかも巨人、ヤクルトはヒット数で相手を圧倒しているのに得点に結びつかず引き分け、阪神も相手よりヒット数で4本優るも1点差で負けている。

DeNAの明日の先発が今永、ヤクルトが原。投手力でやや不利な分、打線に頑張ってもらいたい。前回、新潟シリーズでは奥川が今永に投げ勝ち勝利をおさめたが、原がどこまでやれるかである。巨人も投打のバランスが今一つ、巨人との差がわずか0.5、中日に頑張ってもらい勝って2位の座を。感染から復帰した小川はいつから投げられるのだろう。大事な時期にエース不在は厳しい。
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このゲームの勝敗を分けたのは6回裏のヤクルトの攻撃だった。この回の先頭打者元山が2塁打、続く奥川のバントで1死3塁。この絶好の先取点のチャンスに塩見が三球三振。低めに落ちるボール球の同じようなスプリットに連続空振り、全く工夫が感じられない。続く青木も初球の低めぎりぎりの難しいコースに来たストレートに手を出しサードフライに終わり先取点のチャンスを潰す。

対照的にDeNAは8回表一死ランナーを3塁に置いて佐野の一塁ゴロで難なく追加点を上げている。たらればになるがちょっとしたことではあるが、6回裏先取点が取れていれば、違った結果になっていたのではと思うと、6回まで奥川がほぼ完璧なピッチングをしていただけに残念でならない。

先取点が入らなかったことで気落ちしていたところに苦手の宮崎に一発を喰らったショック、それが尾を引いたのかソトに連続被弾、さらに牧にも被弾。低めに強いソト、さらに逃げの外角に牧が上手く反応した一発だった。ソトの苦手の内角攻めができず冷静さを取り戻す間もなく連続3発は悔いが残る。


京山を初めて見たのが2018年。この年京山は6勝している。DeNAに若手の好投手が出てきたなというのが第一印象だったが、その後一軍ではあまり目にする機会がなかった。今季も防御率が5点台で試合前まで1勝3敗と結果を残していなかったが、この試合で奥川の好投に逆に大きな刺激を受け負けず魂に火が付き好投に繋がったのか。

それにしても打てないヤクルト打線。ヒットは8番元山の長打を含む2本のみ。上位打線に全く音無し。四死球もなし。特に塩見、村上の3三振はひどい。中日戦あたりから打線のつながりが非常に悪い。巨人岡本がホームランと打点を着実に稼いでいるだけに五輪で何かをつかんだかに見えた村上の不調が心配だ。巨人、阪神がともに負けているのが幸い。しかしそれだけに差を詰めておきたかった。ここが踏ん張りどころ、上位3チームの中でここでこらえられないチームが優勝戦線から離脱してゆくことになる。打線の復調を願う。



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昨日の阪神戦を見ると2-10で完敗。DeNA打線は相手の投手次第で非常に怖い打線でもあることが分かる。しかし苦手投手になると第1戦の青柳、今日のガンケルのようにおとなしくなる。

いっぽうヤクルトも相手投手によって打線に波が大きい。前のカード中日戦でも第1戦目の福谷に3回まで無得点に抑えられ、どうにか2-1で勝ったものの打線のつながりは悪いし、エラーが多い。サード村上が守備が非常に上手くなったと思っていたら、このところバッティングが今一つということも原因なのかエラーが目立つ。第2戦も同じようなゲームで先発松葉に3回まで無安打無得点、青木の2点タイムリーで3対2と逆転したもののわずか6安打。9回裏マクガフの暴投で勝ちゲームを分ける。

巨人との差が1~0.5だけに勝つと負けるでは大違い。投手陣が頑張っているので中日戦負けなくて済んだが、連勝してもらいたかった。

明日の先発は奥川。前回DeNA戦好投しているのであの調子で行ってほしい。DeNA打線は強力だし、ストレート主体では通用しない。その点、変化球のコントロールがチーム一なのでバットの芯から外せる強みだ。特に大きく変化するスライダーが低めに決まれば打者は打てないはずだ。阪神の新人佐藤にもほとんど打たれていない。気負わず自分を信じて平常心を忘れず、挑めば結果は自ずからついてくる。
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