阪神と2ゲーム差で迎えた対阪神との3連戦の初戦に勝利したことは非常に大きい。これでたとえ連敗しても1ゲーム差をつけて終えることができる。しかしやるからには一戦必勝を目標に一つでも多く勝ちにこだわるのは当然。

阪神先発の高橋遥人は25イニング無失点、直前の巨人戦に被安打5,13奪三振で完封しているピッチャーだけに苦戦が予想されたが、5回7安打4得点とヤクルト打線がしっかり打ち崩すことができたのは称賛に値する。初回の村上の先制2塁打、2回の西浦のレフトポール直撃ホームランと非常に対応力が素晴らしい。そして5回の塩見の2点タイムリー、これがダメ押しとなった。内角高めのヒットにするのが難しい球、これまで塩見が何度も空振りしたり内野ゴロに討取られた難しい球を、まぐれと思われるくらいうまく打っている。


投げてはヤクルト先発奥川も4回まで大山のホームランによるヒット1本に抑える好投はチームのエースと言ってもおかしくないほどの安定感である。マウンドを降りる7回に2安打され、警戒するほどのバッターでない島田にストレートの四球を与え2死満塁となったところで奥川を代えたのは正解だったと思う。交代した田口が代打の糸井を三振に討ち取ってピンチを無失点に討ち取ったのがこのゲームの一つのポイントだった。

このゲームに勝ってヤクルトにマジック11が点灯。春先の投打のバランスの悪さと防御率が最下位に近い投手陣を、リーグ2位まで引き上げたチーム力にはただただ驚くばかりだ。ホーム球場でファンが持つ「一戦必勝」のプラカードが選手と一体となって優勝に突き進んでいることを実感している。阪神の今日の先発は既に10勝を上げている今季初対戦の秋山、ストレートは速くないが落ちるボールとのコンビネーションを巧みに使った投球術に惑わされず対応し、奎二に4勝目を!
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