この試合初回表2死満塁で打者DeNAの倉本、フルカウントから山中が投げた6球目ひざ元内角ストレート(121キロ)をスタンドまで運ばれいきなり4点を先制された。一方ヤクルト打線は先発平良にあっさり3人で討ち取られた。同じアンダースローでも阪神の青柳とストレートの速さが20キロ以上違うので打線好調な浜打線には通用しなかった。

しかも4回まで平良の前に無安打。ランナーも村上の四球のみ、手も足も出ない状態。5回に5番塩見がようやく初ヒット、宮本のヒットで2死1,2塁で代打川端に期待を寄せたが、スタンドまでわずかのところで失速、無得点に終わった。

7回にも塩見がこのゲーム唯一複数安打を放つが続く山崎がいい当たりのセカンドゴロ併殺でチャンスを潰す。結局、ヤクルト打線は平良の前に7回4安打得点0に抑えられた。これで平良に前回から14イニング無得点。対策は練ったのだろうが、選手が対応できずに終わった。あの投球フォームでストライクゾーンの高低、左右をうまく使って様々な球種を駆使しながら四球を最少限に抑えて投げるテクニックは大したものだが、プロである以上、同じピッチャーに再度封じられるのは何ともくやしさが残る。

巨人戦で初回4点奪いながら終盤追いつかれ、さらに逆転されt負けたゲームがあるが、これがDeNAと逆だったらどうだったか。おそらく初回4点ビハインドくらいひっくり返すだけの破壊力があるDeNA打線なら終わってみれば逆転されていたかもしれない。

ヤクルトの場合、序盤で先制して6回までそれを守り勝ちパターンの継投で勝利につなげることが多いが、逆に相手に先制され、ビハインドの展開になると打線のつながりが今一つのため今日のようなゲームになりやすい。今永のようなエース級の柱がいて、さらに平良、大貫のような安定感のある投手陣を擁し、強力打線があるのはDeNAの強みだ。打線のカバーでどうにかこの順位にとどまっているがヤクルトは昨年から課題の投手力の底上げがなくは上位に生き残るのは厳しい。ただチームワークの良さは球団の宝だと思うし、それが力だと思う。前を見て勝利目指して一戦一戦頑張るしかない。

P.S.:さきほど2017年巨人時代の平良の投球フォームをyoutubeで見た。当時の高橋由伸監督が絶賛する平良の、今より躍動的なフォームから投げる変化球の曲球は非常にバッターにとって捉えずらいものだと改めて感じた。身体の背後から、球を持つ右腕をひねるようにサイドから繰り出しながら様々な球種でストライクゾーンに投げ分ける技術は相当レベルが高い。
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立ち上がりが上がりがよくない小川にしてはロペスにヒットを許しながらも初回を10球で片付けたその裏、青木の2塁打野手のエラーで2死3塁でバッター村上、またとない先制のチャンスに今永の速球に粘りながら7球目のインコースベルト付近のストレート(149キロ)を肘をうまくをたたんでライトスタンドに叩き込んだ。

童顔で細身で小ながら150キロ級の速球と精度のいい変化球を持ち、全日本代表としても大活躍している今永からこの若さでこういうバッティングができる村上の野球人としての能力にはほれぼれさせられる。

2回表も簡単に2死を取り、幸先のいい2点先制でこのまま波に乗っていけるのではと思っていた小川だったが、7番中井に外角高めのカットボールを左翼席にソロを浴びてしまった。打席数は少ないが一軍に上がってきて24-9、375厘と非常に当たっているバッターだ。小川は3回にも2死から2番神里、3番ロペス、4番佐野に3連打を浴びあっさり同点に追い付けれている。さらに5回表2死2塁で4番佐野が粘りに粘って小川の12球目をバックスクリーンに勝ち越し2ランを打ち込んでいる。

今季からDeNAの新4番バッターに座った佐野、前任の筒香のような強烈なインパクトはないが、代打要員のころから高打率を記録し、アナがないバッターという印象だ。厳しい夏場になっても高打率を維持し、目下セの首位打者というのがよく分かる。その点ラミレス監督の選手を見る目は確かだ。


いっぽうヤクルト打線は今永に2番エスコバー、3,4番の青木、村上以外はほとんど自分のバッティングをさせてもらえなかった。特に若手の塩見、廣岡にそれが言える。相手投手の左右にあまりとらわれず、宮本のように選球眼がよく可能性を秘めた選手をどんどん使ってほしい。3回裏今永は青木に粘られ、10球投じたが、最終的に青木をピッチャーゴロに討取っている。結局小川は5回で、今永は6回途中で降板しているが今永と小川、そして青木と佐野の粘りの結果がこのゲームの勝負を分けた、といってもいいだろう。

小川が2番から4番までに被安打8と打たれ、4番と7番にホームランを喰らっている。この打線を6回2点に抑えた前日の新人大喜がいかによく抑えたか改めて感心する。

その後ヤクルトは久保、星という2人の後継で、対照的にDeNAは小刻みの投手リレーでヤクルト打線の目をかわした。8回裏エスコバーの粘りのヒットとラッキーなエラーもあって2点を返し、最終的には1点差を争うゲームとなったが、けん制死で幕切れという後味の悪いゲームとなった。これで再び3位転落だが、このまま陥落するのを防ぐためにも今日は負けられないゲームだ。サイドスロー気味の曲球を持つ平良だが、綿密に作戦を練って今度こそ攻略を願う。



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大喜が4回目の登板でついにプロ初勝利を上げた。打線も5回まで7得点という願ってもない大量得点に守られながらも、6回DeNA打線を2失点に抑えての勝利は称賛に値する。プロ初勝利おめでとう!

一発のあるDeNA打線を小川や高橋でも序盤に失点することが多い中で大喜は初登板の広島戦以外、序盤の安定感は抜群のものがある。この試合でも5回までDeNA打線を散発3安打失点0に抑えた。しかし6回80球を超えた時点で疲れからか長短打3本を集中され2点を奪われたが、最後は併殺打に討ち取り6回を投げ終えた。全体的にコントロールが安定しているため四球から崩れることがない、投手として不可欠な条件を持っている。

7回から長谷川、8、9回をいつもの清水、石山かと思われたが、点差を考えて7,8を大下に託した。大下も指揮官の期待に応えて2回をパーフェクトに抑えた。一軍に上がってきてからの大下の安定感は非常に心強い。コントロールが非常に良くなっていることと球種が増えた上に変化球のコントロールの精度が高いのが素晴らしい。フォークボールでもストライクゾーンから落とせるのでつい相手バッターは追い込まれると振ってしまう。

9回は長谷川かと思っていたら、予想外の中澤。7月28日の阪神戦で、これまで安定した中継ぎの中澤がまさかの1回被安打4、満塁弾を浴び失点6、これで一気に信用がた落ちという感を受けたが、そういうところも高津監督の、他の監督と違った一面を見た印象だ。前日投げた投手は競ったゲームを除いてできるだけ休ませるというのは合理的だし、使い過ぎての故障は避けたい。とくに昨夜のようにうまくいった場合は理想的だ。

前日のゲームの話。高橋が先発したカープ戦で序盤5-0とリードし、高橋の2勝目間違いなし、と思っていたらこれまでの好投がウソのように4回コントロールを乱した上にカープの一発攻勢で2点差に迫られ、どうにか5回まで1点差で勝ち投手の権利を持ちながら高橋はマウンドを降りたが。7回上がったマクガフが誠也にタイムリー浴びあえなく高橋の勝ち投手の権利消滅。(今季マクガフがセットアッパーになれないのは一発病があるからだが、同点打を打たれたマクガフが勝ち投手になるのだから悪運が強い)阪神戦のように粘れなかったr高橋自身に責任はあるのだが、途中西田が体調不良で後退し、井野に代わりリード面の違いがあったのは気の毒だが、成長のためには試練だと考えるべきだ。5-5の同点に追いつかれた時点で負けを覚悟したが、その裏しばらく不振だった井野の3塁打をきっかけに3点を奪い勝利に結びつけたのが結果的にDENA戦に繋がったように思いたい。

ずっと高打率、打点もトップを続けていた村上にこのところタイムリー、打点がなくついに打点も岡本に抜かれた。打率も降下気味なるのが気になる。坂口の打率降下、哲人の離脱で得点圏打率の変化もあるがチャンスで以前のようなタイムリーがないのがチームの得点力不足に繋がり、下位球団に苦戦を強いられる要因にもなっているのも否めない。ただ昨日もヒットは出ているので深刻な問題ではないと思う。前のカープ3戦目、そしてこのゲームに勝てたのも塩見、宮本などの若い選手がチャンスで結果を出した結果である。今日は先発は投手戦が予想されるが、2位を死守し全員野球で小川に今日こそ5勝目を!
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DeNAの平良、大貫に次ぐまた勝野という新たな苦手投手をつくってしまった。前回の阪神戦でも6回被安打4、失点0に抑えたのだから手ごわい相手であることは間違いない。150キロの速球があり、変化球でもカウントを取れるし、コントロールが安定しているのが強みだ。

初回の中日の先取点はサードエラーによるもの、いつも中日のポイントゲッターである周平とビシエドを完全に封じ7回まで中日打線を3安打に抑えた小川の力投にやっと4回表村上のタイムリーで1点を取り、同点にするのがやっと。その中で山田の代わりに2番に入った宮本が勝野から打ったチームの全安打のうち半分の2安打、それも2二塁打と一人気を吐いた宮本にあとが続かなかったのが悔やまれる。

中日でバットコントロールの上手さでは一番の大島がチームの全安打のうち一人で3安打、悪い流れは往々にしてそんなもんだが、8回拙い守備もあり無死満塁の最悪の場面でその大島に打順が回ってきたことが結果的にこのゲームを左右したと言える。ここまで抑えてくれた小川を誰も責めることはできない。相手投手がよかったとはいえ、あまりにも打てなさ過ぎた。

明日はまたまた苦手の梅津が先発、ヤクルトは上がってきたばかりの山中、苦戦を強いられることになるだろうが、同一カード、しかもBクラスの下位球団に三タテは許されないし、負けたらずるずる落ちるだけだ。とにかく勝利を目指して総力戦でぶつかるしかない。健闘を祈る。
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下位球団とのゲームをしっかり勝って行かないと首位巨人との差が再び3.5に離されてしまった。先発大喜は3回ま無安打、味方が4回表村上の2ランで3-0となり、ほっと油断したのかすぐその裏、先頭打者にこのゲーム初の四球を与え1死、1,2塁から4番ビシエドに長打され2点を返され、1点差とされた。むしろ初回の1点のみだったら緊張感から持ちこたえたかもしれない。大喜は5回勝ち投手の権利を得て、わずか1点リードした形でマウンドを降りた。

ところが中継ぎがピリッとせず同点にされた後、さらに勝ち越しを許し巨人戦に次ぎ、大喜の勝利も再びお預けとなってしまった。それにしても6回マウンドに上がった2番手ピッチャー中澤、3番手の星いずれも期待を裏切る内容だった。どちらもコントロールに難があり、カウントを悪くして打たれる悪いパターンだ。中澤が一死も取れず無死1,2塁で登板した星にチーム一番の得点力のあるビシエド相手という不運もあったが、阪神戦で1点差1死満塁で無失点に抑えた長谷川に比べたら厳しい場面ではなかったので抑えてほしかった。

7回裏上がった久保、一死大島に死球を与えた後2盗を許し、3番高橋にタイムリーを打たれ結果的にダメ押しとなる5点目を与えた。左腕ピッチャーで盗塁を許すのはいただけない。この回から代わった捕手井野の盗塁阻止率を頭に入れた大島の隙のない盗塁だった。甲斐や梅野の捕球からスローイングの速さ、的確さを比較したら一目瞭然。盗塁阻止率が高い捕手は2塁ベースのランナーが滑り込んでくる足元近くに送球している。ヤクルト捕手陣の阻止率の現状は厳しい。よかったのはカープ戦で走塁を刺した古賀の送球くらいしか見ていない。

高橋周平は復帰後初のタイムリーだと言うが、ヤクルト投手陣はこの周平とビシエド二人にこれまで何度タイムリーを打たれているか、私の記憶では相当な確率で打たれているはずだが、全く手の打ちようがないのだろうか。このゲームでも5失点のうちビシエド3、周平1、つまり4失点をしている。とにかく弱点を探し徹底的にマークしないと同じことの繰り返しだ。

ベテランに適度な休養も必要だが今一つ打線につながりが悪い。このゲームでも塩見、村上の2発のホームランがあったが得点はそれだけ。大野も好投手ということもありそうは打てないのは致し方ないが、完投を許したのは詰めの甘さや工夫が今一つ足りなかった感が否めない。今日は打線の奮起で小川のハーラートップ5勝目を!
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