今日の勝因は高橋の好投に尽きる。いかに先発投手の好投が大事かということを改めて感じさせたゲームではなかったか。このカード初戦18安打、20失点を奪われた相手に8回をわずか3安打に抑えた高橋、6回までわずかに1点リードではこころもとない気持ちだったが、それを払拭するようなナイスピッチングで終わってみれば大下と二人で阪神打線を零封していた。

これまで高橋は前回の阪神戦でも5.2回で106球を投げているよにほぼ5回で100球に届いていたが、今日は8回投げ終わった時点で108球、いかにコントロールがまとまり無駄球がすくなかったかという証である。

高橋が投げたゲームは5回までほぼ2,3点で抑えている。これは 4勝している小川より防御率はいい。ところが運に見放され、打線の援護に恵まれなかった。今日も6回までチャンスになかなか味方の援護がなく心配したが、7回裏やっと相手のエラーをうまく得点につなげ4-0としてこれが勝利を確実なものにした。このカード初戦ホームで3エラーがあったのが傷口を大きく広げる結果になった。やはりエラーは攻撃に水を差すことにもなる。

いっぽう阪神先発藤浪、久しぶり見る彼は大分以前のイメージとは異なり、フォークやカットボールを多投し、コントロールがまとまっていたのが意外だった。以前の藤浪は四死球が多く、自滅することがままあったが、今日の藤浪はフルカウントから落ちる球で三振を大分奪っていた。ストライクゾーンから急激に落ちるのかヤクルト打線の三振が非常に多かった。チャンスで村上が三球三振を喰らうなど低めのボール球のフォークやカットボールに手を出す昨年の雑なバッティングに戻った感じを受けたくらい酷かった。

8回満塁から川端のタイムリー、坂口の四球による2点追加がダメ押しとなった。最終回はファームから戻った大下が好投、見事3人をパーフェクトに抑えて高橋の今季初勝利に花を添えた。巨人がDeNAに負けたため再び巨人との差が2.5に迫った。
[Web全体に公開]
| この記事のURL
先発投手の安定がいかに大事かということを感じた引き締まった好ゲームを3-1でヤクルトが勝利した。昨夜の大敗で阪神に並ばれ、今夜負ければ3位陥落というゲームで先発樹里が5回まで阪神を被安打3、失点1に抑え、打っては4回うらヒットの青木を置いて村上の久々となる逆転2ラン、6回には塩見の連夜のソロがとびだし2点差で投手陣が逃げ切った。

このゲーム勝負を分けたのは原がマウンドを降りた6回表だった。昨夜2回をパーフェクトに抑えた梅野が2番手投手としてマウンドに上がったが、先頭打者梅野をいきなり四球。このピッチャーの不安定さは投げてみないとその日の調子は分からない点だ。MAX155キロ出ていたのに制球力がなくては通用しない。アウトは犠打だけ、あっという間に満塁。おそらくそのまま続投していたら、逆転はおろか何点許したかわからない。あそこで長谷川に代えたのは紙一重の決断だっただろうが、阪神のバッターにとって初対戦という面で長谷川に大きなアドバンテージがあったように思う。

 とは言っても対戦経験より長谷川自身が緊張してコントロールが定まらず自滅するケースがある中で、わずか1点差満塁でいきなりマウンドに上がり絶対絶命のピンチで一つも四球を出さなかったこと、堂々自分のピッチングができたことが見事だった。特に糸井をストレートで三振に討ち取った場面はうなった。それが6回裏の塩見のソロホーマーに繋がったのではないかと思う。

そのあと青木のヒットが続き村上の打順、相手は能見とくれば甲子園でのタイムリーを思い出す。しかも前の打席で2ランを放っているとなればどうしてももう一発期待した。結果的には三振に終わった。ホームランが多かった昨年の村上に久しぶりのホームランで一瞬戻ったのだろうが、たまにはホームランを狙う荒っぽいバッティングもいいだろう、と思った。あとのマクガフ、清水、石山とつなぎ初回の1失点に抑えて厳しい試合を勝利したことは意味がある。同一カード2戦目は負けないというジンクスが今回も不思議と生きた。今日かって再びゲーム差1としたが明日負けたら意味がない。単独2位を維持するためにも明日の勝利を祈る。藤波をKOして高橋に今度こそ今季初勝利を!
[Web全体に公開]
| この記事のURL
先発イノーアが満塁弾を浴び2回7失点、連日序盤で勝負あり!10試合連続二けた被安打というヤクルト、まるでホームで二軍以下のようなゲームをやられたら堪らない。しかもエラーが3。どっちのホーム球場なんだと言いたい。

ここまで我慢して使っていたイノーアだったが、コントロールを乱しストライクを取りに行ってはドカンと打たれてはどうしようもない。一軍ではとても通用しない。じっくり二軍で叩き直してほしい。

阪神は二人の外国人バッターが当たりだし全体のつながりがよく最下位で苦しんでいた当初とは天地の差、投打のバランスがいいので油断したら三タテを喰らう可能性もあり得る。

ヤクルトは防御率がダントツ最下位、しかもそれに輪をかけるように哲人が抹消されたこともあり、打線のつながりが悪く、青木、村上が打てないと今日のような一方的なゲームになってしまう。悔しいが今まだ2位にいたのが不思議なくらい阪神との力の差を感じる。この屈辱をバネにチーム一丸勝利目指してぶつかってもらいたい。
[Web全体に公開]
| この記事のURL
この3連戦の初戦と逆なパターンで初回5点先制されて追いかける展開で始まったこのゲーム、その裏すぐに2点を返したのはいいが、勝負はどこまで、あとはいいように加点され、ワイサイドに近い展開でゲームは進み、8回裏に2点返すのがやっと、4-9、散発6安打対16安打でワンサイドゲームに近い形で敗戦。巨人の吉川、岡本、坂本、亀井の4本のホームラン、ヤクルトは坂口、西田の2本。

つまり何がいいたいかと言うとある程度の点差で序盤ヤクルトリードのゲーム展開で行けば、面白いゲームになるが先に巨人に先制され点差をつけられると、あとはまるで勝負にならない。そのくらい選手個々のレベルの高さの違いを感じたゲームだった。

亀井、坂本、丸のバッティングレベルの高さ、全く打法は違うが自分の独特のバッティングスタイルを持っていて甘い球は逃さない力がある。亀井のインコースのさばき方、丸の高めストライクゾーンのさばき方は職人芸のようだ。

ヤクルト投手陣で2回を0で抑えた長谷川のけれんみのない投げ方は唯一スカッとした。もう少しコントロールがついて緩急がつけられるピッチャーになったら非常に楽しみだ。

序盤である程度差をつけられるとひっくり返すだけのパワーが今のヤクルトには残念ながらない。それに先発が序盤でKOされると勝ちパターンの投手を投入できないためにさらに追加点を入れられる。すると打線も追いかける気力もなえてしまう。今日のゲームのように。投手陣も人材豊富な巨人は前の2戦を見れば分かるように相手の追加点を阻みながらしっかり打線が徐々に追いついてくるだけの力があるからこの2戦のような接戦になるわけである。それでも1勝1敗1分けは御の字かな。阪神が猛追してきているので連敗は許されない。気を入れ直して頑張ってほしい。
[Web全体に公開]
| この記事のURL
試合開始直前巨人の先発予定のサンチェスが肩の違和感により急遽澤村の先発となった。前回のDeNA相手に8回まで1安打ピッチングし、精度の高いスプリットと速球が武器のサンチェスと比べ球威はあるもののコントロールに難がある澤村の方が組みやすい相手だと言える。

初回立ち上がりに難がある小川だが、1,2番を討ち取りすんなり3人で終えてくれるかと思ったらいきなり3番丸に2球目の外角高めに浮いたチェンジアップをスタンドまで持っていかれた。昨日の梅野もしかり、高めの球にめっぽう強く打率こそ2割5分程度だが一発で決める怖いバッターだ。

いつも球数が多い小川だが5回まで70球、しかも打たれたヒットは初回の丸のソロを含めた2本のみ、非常に安定したピッチングで勝ち投手の権利を得てこの回を終えている。その裏無死1,2塁で山崎のライトへのゴロのヒットを亀井が後逸、2人が返り、さらに山崎もホームへ突入したがわずかに間に合わず憤死。しかしこの2点の追加点は大きかった。

巨人とのこの2戦、岡本を意識しすぎなのか4番の村上がチャンスに本来の結果を出してない中で得点圏での山崎の働きは見逃せない。ヒットにはならなかったが1,7回のレフトへの大飛球はウィーラーと石川のジャンプしての好捕に阻まれたがあわやホームランという凄い当たり、小柄ながらバットの真芯で球を捉える技術は素晴らしいものがある。

5回を終え、小川の安定した投球で4-1と3点のリード、このままいくかと思われたが、甘かった。どこからでもホームランが打てるバッターがそろっている巨人打線、油断は禁物。小川は6回丸にこのゲーム2本目のソロを浴びる。ナックルカーブが浮いたところをうまく打たれたが、ファールになりがちな内角高めを一発で仕留める当たり丸のバッティング技術の高さを知る。

その裏、廣岡の今季初の一発が飛び出し再び5-2とした。3三振と先発に起用されながらフォークやスプリットなど落ちるボールの見極めができるかが課題である。守備はいいので問題は変化球の対応次第ということになろう。

2アウトすんなり取りながらそこから丸にソロを2発喰らっている。7回も2アウトからウィーラーに外角初球の高めを放り込まれた。まるで肉弾の塊のようなパワーがありそうな100キロの体つき、そのパワーに高めは禁物。身体の割にどこでも守れる器用さもあるから驚きだ。

8回からヤクルトはセットアッパー清水が登板。いきなり先頭打者尚輝にストレートをスタンドへ運ばれわずか1点差。いやはや終盤に来ての巨人打線の集中力おそるべし。それでもこの1点で清水はどうにか後続を抑えきり、9回の攻防へ。

9回表ストッパー石山は連続ヒットを打たれ無死1,3塁のピンチに代打陽に難なく外野犠打たれて同点に追いつかれ、小川の5勝目が消滅したのは非常に残念だが、それでも同点で踏みとどまったことが最終回のドラマを生む結果になったことは良しとすべきだろう。

9回裏先頭打者青木が2塁打。変則的な投法の中川に全く苦にしないキャプテン青木のバッティング技術と覇気には頭が下がる思いだ。カウントを悪くした村上に申告敬遠のあと、ここでも山崎の的確なバントが光った。エスコバーを申告敬遠で代打川端との勝負に賭けた原采配。腰痛から復帰した川端の打球がゴロで三遊間を破った瞬間ヤクルトの劇的なサヨナラ勝ちが決まった。ヘルニアからの復帰、そしてサヨナラ打、川端ありがとう、そしておめでとう!

[Web全体に公開]
| この記事のURL

13件中 1~5件目を表示


1 2 3 >>