やっと長い連敗にピリオドを打つことができた。今日負けたらリーグ記録の汚名がつくことになった。ほっとしたという小川監督の一言が身に沁みる。

何と言ってもその立役者は投では先発の原樹里、そして打者では大引である。樹里は7回2死アクシデント(映像がないので何が起こったのか不明)でマウンドを降りたが、それまでの投球数が75球という省エネ投球、いかにコントロールよく、相手の打者を討ち取ったかという証明でもある。特に序盤1、2回内野ゴロ併殺は大きかった。

MAX150キロのストレート、打者の左右にスライドするスライダーやシュートのキレが非常に良かったようだ。しかもシュートの球速が148キロという高速だ。昨年後半で見せた安定あるピッチングがなかなか今シーズン見られなかった樹里だが、大型連敗にピリオドを打つべく大事なゲームによくぞナイスピッチングしてくれた。

初回1死満塁の絶好の先取点のチャンスに5番村上があえなく三振、2死となり、もしこのチャンスをつぶせば更なる連敗更新が頭をかすめるところだった。そこで打順が回ってきたのが6番大引、ヒットを打てる確実性とベテランとしての対応力では村上より優る。その期待に見事に応え、大引の走者一掃タイムリー2塁打で価値ある先制の3点が入った。

さらに2回国吉にピッチャーが代わり、1死古賀を2塁に置いて今日先発メンバーに入った塩見が3塁打を放ち1点追加。4-0とした。その裏樹里がロペスに一発を喰らうがソロで幸いした。さらにヤクルトは3回表にもバレのソロがとび出し序盤で5-1と4点のリードを奪った。

そこから最終回まで後続ピッチャーに6回塩見のヒット1本に抑えられ、序盤に上げた5点がなかったら、あるいは昨日のように先制されていたらおそらく連敗は続いていただろう。

それを救ったのが樹里の好投だが、樹里の降板後急きょ登板のハフが柴田を一球で討ち取ったのも大きい。本来なら8回裏もハフを投げさせてほしかったが、1点でも追加点をということで代打坂口が送られた。

8回裏登板したのがまさかの故障上がりの石山。いくら何でもテスト登板なく、いくら4点差がるとはいえ、広島の前例があるだけに、この大事なゲームに無茶では、と思わざるを得なかった。

石山は先頭打者を打ち取ったが、代打石川にヒットを打たれ、さらに手ごわい神里に2塁打され宮崎に一発が出たらたちまち1点差、うーん!とうなった。しかしどっこい石山が踏ん張り宮崎を外野フライに討ち取り犠飛の1点を許したものの次のバッターソトを見逃し三振に討ち取り役割を果たした。

9回裏石山不在の間ストッパーを託されて来た梅野があがった。梅野は先頭打者筒香には真ん中高めを2塁打された。低めからベルト付近は強い筒香というイメージから中村の要求で高めを投げたのだろうが、狙いはいいとしても高めなら内角の厳しいコースをつくとかしないと、相手は強打者筒香簡単には討ち取れない。しかしその後3人を抑え、3点差でどうにか逃げ切った。この瞬間ヤクルトの3週間に及ぶ長い長い連敗にようやくピリオドを打つことができた。昨年、交流戦で予想だにしなかった首位を獲得、パに弱いセというイメージを覆しての首位は立派である。連敗のことは忘れ新たな気持ちで交流戦を頑張ってもらいたい。


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昨日は仕事に出かけていたので試合内容は知らなかったが、負けたのは同僚から知らされた。このところ「ヤクルトはいったいどうしちゃったの?」と。会うたびに言われる。できるだけ野球の話題からそらそうという苦しい思いから、昨夜は野球よりテニスの錦織の4時間半の死闘の4回戦進出だろう、と話題を替えた。

そうでもしなければたヤクルトに対するやり切れない気持ちは積もるばかりだ。もちろん一番苦しんでいるのは当の選手自身だ。どうにか連敗を止めなくてはという意識が空回りしてなかなか結果が出せない。連敗を止められない。結果は二の次、とにかくがむしゃらにベストを尽くすだけだ。結果はあとからついてくる。理屈は分かっていてもなかなかそれができない。

サンモニに出た落合氏も大型連敗の要因はディフェンスが機能していないことを指摘した。野球の基本であるピッチャー+守りがヤクルトは機能してないという指摘は当たっている。野村克也元監督も1-0で勝つ野球を心がけていた。

しかし一昨日もこの欄で書いたが、先発ピッチャーブキャナンが好投し、2点を取れば勝てるゲームが1点しか取れない打線では勝てない。高卒2年目の広島山口翔を打てず、上茶谷に完封される打線の弱さも大きな課題だ。要は投打のバランスだ。(中日戦上茶谷の防御率11.25。ヤクルト1.66の違い)豪快で派手な3連発打線は魅力あるが、中日や阪神のようなしつこい繋ぎの野球で上位下位どこあらでも得点できる野球ができいないのが今のヤクルトの弱みだ。守りの方も村上が一塁に定着したこともあり、この数試合エラーはほとんどない。

ヤクルトの大先輩OB松岡、八重樫、大矢氏もヤクルトの大型連敗に心を痛め連敗ストップを心から願っている。今日の先発相手の濱口に対しては前回の対阪神の攻略法を参考にすべきだ。5月26日阪神は濱口に対し2回持たずに5点を奪いKO、どんどんカウントを取りに来る濱口に好球必打の攻撃を心がけたい。細かいことにこだわらず高校野球の負ければ終わりの「一戦必勝」を合言葉にチーム一丸戦っていくしかない。

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