ヤクルト、ソフトバンク共に最初に上げた得点が全得点になったゲームだった。得点能力にたけたパリーグにあって毎年のように交流戦トップ争いをしているバンクに結果的に1点差勝ちで勝利するとは思ってもいなかっただけに嬉しい。

ただ欲を言えば、初回幸先よく3点先制しランナーを出しながら1点の追加点がとてつもなく遠く感じたゲームだった。特に8回裏無死1,2塁で中村が犠打を決め、1死2,3塁にランナーを進めながら大引、荒木が凡打で1点も入らず、大引は外野フライどころかバットにも当たらず三振、打撃不振も深刻だ。

相手のソフトバンクも8回表1死満塁の絶対絶命の場面でマクガフが高打率のグラシアルを併殺に切り抜けたのもお互い様だが・・・。その前に梅野が8回からマウンドに上がった。一死取りながら連続四球でマクガフに代えたのが勝敗の分岐点だった。あのまま梅野を代えずに引っ張っていたら、石川の勝ち星を消してしまった6月15日の西武戦の二の舞になっていた。まさに首脳陣の英断だったと思う。梅野の場合、コントロールを乱すと自滅する悪い癖があるから怖い。

その点先輩石山の粘りや落ち着きを見習わねばならない。先頭バッター松田を追い込みながらボール球をヒットされたときは、わずか1点差のみだっただけえにひやひやしたが、2塁に盗塁された後、持ち前の粘りのピッチングでヒットを許さず打者を討ち取り7回4安打1自責の好投小川に2勝目をプレゼント、厳しい試合だったが勝ててよかった。
[Web全体に公開]
| この記事のURL

1件中 1~1件目を表示


1