初回得点圏にランナーを進め4番村上のタイムリーで幸先よく1点を先制し、4回まで巨人先発ベンツから毎回の10安打を放ち、再三の追加点のチャンスをつかみながら拙攻のオンパレード。特に山田、青木のような主力のチャンスでの凡打が響いた。

いっぽうヤクルト先発高梨は非常に球数も少なく3回まで巨人打線をわずか3安打失点0に抑え、好投していたが、4回に村上のエラーと四球で与えたチャンスを重信の1本のヒットで簡単に逆転を許してしまった。

4回裏廣岡の今季初ホーマーで同点に追いつき、7回裏得点圏にランナーを置き代打雄平の粘りのタイムリーで1点を勝ち越したが、8回から登板した近藤が3連打を浴びたあと、若林に併殺崩れから同点にされる。7回表わずか2球で坂本を討ち取ったマクガフをなぜ8回表に続投させなかったのか疑問。

さらに最終回抑えの守護神で地元秋田出身の石山が登板、2死を簡単に取りながら、うるさい亀山にフルカウントからヒットを許し、強敵坂本に低めぎりぎりの厳しいコースをフェンス直撃2塁打にされ、それが決勝打となりヤクルト主催の巨人戦に1勝もできなかった。

中盤4回までランナーを出しながら、チャンスをことごとくつぶしたつけが終盤に回ってきた。巨人が少ないチャンスを効率よくモノにしたのに対し、ヤクルト打線の詰めの甘さが結局命取りになった。やはりここぞというところで結果を出した坂本とそれができなかったヤクルトの主力の差が勝敗を分けた気がする。

久しぶり初回に先制となる打点をたたき出した村上だが、相変わらず三振が多い。日ハム上沢から低めフォークをホームランにしたバッティングなど物凄い可能性を感じさせる19歳だが、高めのストレートやカーブにしばしば三振するもろさを合わせ持っている。素人考えだが、フォームがよく似ているという筒香のタイミングの取り方、右足の上げ方をもう少し参考にしてみたらと思う。
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交流戦直前でヤクルトと入れ替わるよにして最下位から抜けだしたDeNAが交流戦セリーグ巨人に次ぐ2位(全体4位)の好成績で終え、その勢いを持続し、交流戦後リーグ初戦の広島戦で猛打爆発、カープエース大瀬良に4回途中まで12安打を浴びせ、7得点を奪い、13-3で大勝した。

セリーグのエース級の投手でも交流戦でパリーグの打者に痛い目に遭うことが多かった中で上茶谷が好投、新人らしからぬ活躍、打線もソトとクリンアップが機能し、投打のバランスが噛み合い非常にいいゲームをしてきた。

期待されながら昨年はBクラスに終わったが、一昨年2位阪神に10ゲーム離して優勝した広島に唯一勝ち越し、csで3位から広島に勝って日本シリーズ出場を果たしたDeNa、あの勢いを感じさせるものが今のDeNAにはある。

昨夜のゲームで2番ソト、3番ロペス、4番筒香で全打点13のうち10点をたたき出している。ロペス、筒香が2本づつホームラン。この3人がそろって絶好調に近い。そうなるとリーグ一厄介な相手になることは間違いない。それに勝ち頭の今永がいるところにDeNAの強さがある。今、ヤクルトが一番求めているものがDeNAにあるのがうらやましい限りだ。19歳の村上に筒香の打撃を求めるのは酷だが、大砲でありながら空振りが少ない要因とバットが球を捉えるまでの右足の上げ方とタイミングの取り方をもっともっと参考にしてほしいものだ。
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広島からの長距離移動、ビジターなど諸々の条件から考えてもヤクルトの方が有利であることは間違いない。にもかかわらず、いつものようにいきなり初回に先発清水が先頭打者ホームランを含め3点の先制点を許し、さらに追加点と常に有利にゲームを進めたオリックス、一方ヤクルトは終盤の7,8回の1点づつ返すのがやっと、交流戦最後のゲームは2-6と投打共に力の差を感じさせられたゲームだった。

目下リーグ最下位の両チームだが、交流戦2位のオリックスとヤクルト11位の力の差がまさにゲームの結果に出た。相手の初めて耳にする先発竹安というピッチャーに6回までわずか2安打0得点に抑えられている打線、いくら元気がないとはいえ、相手は阪神に在籍時にわずかこれまで1勝しただけの先発経験のない投手、前回中日戦に5回なげ8安打2点を奪われている。同じ初対戦にしても打者の適応力が中日の方が優っている。

このゲームに勝ってこれからのペナント巻き返しと行きたいところだったが、打線のつながりという点でオリックスと大きな差を感じた。これで交流戦全チーム負け越しが決まった。青木はかなり無理して出場しているようなので不振なのは仕方ないがバレが外れた打線に迫力もつながりにも欠ける。その中で8回の山田の一発は一矢を報いるものだった。

若手の奥村、山崎、宮本らに必死さを感じるが、結果がなかなか出せない。特にフォークのSBの見極めができず空振りの多い宮本、追い込まれると三振が多い村上、最低打率ながら最多打点という珍しい現象が起きている。若手が結果を出せるようになれば、繋ぎの野球が期待できるようになるだろう。

春先のどん底状態から破竹の勢いで首位に躍り出たカープが交流戦で再びパリーグのパワーに打ち砕かれ交流戦最下位に落ち、数年前にも交流戦で大連敗しているだけに一種の交流戦アレルギーを起こしている感さえする。青木の言っているよう野球というスポーツは個々の能力がずば抜けていてもチームとして勝つことの難しさを改めて感じる。カープはペナントに戻れば息を吹き返すだろう。問題はヤクルトである。再浮上に向けて若い力とベテランの力がうまく噛み合うようになれば春先の勢いとは言えないまでもある程度まで巻き返せるはずだ。それを期待したい。
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ロッテの先発ボルシンガーというピッチャーはまるで変化球の魔術師のような男だといわれるくらい様々な変化球を持っていて昨年他のチームはコントロールがいいときはほとんどお手上げ状態だった。この年13勝2敗でリーグ最高勝率を上げている。今年はまだ1勝3敗防御率4.87と出遅れているのが幸いした。球数も多く5回終えた時点で100球を超えた。四球5とコントロールに難があったが、ヤクルト打線は変化球にてこずり5回までわずかバレのホームランを含めて2安打のみ。4番の村上に関してはカーブに翻弄され、絶好のチャンスに3三振と全くいいところなし。

このゲームも5回表先頭打者岡をノースリーから死球で出塁させ、次の田村に四球を与えたときはロッテの勝ち越しを覚悟したが、高橋がどうにか踏ん張り0に抑え、その裏満塁相手投手のワイルドピッチにより1点を勝ち越したのはラッキーだった。とにかくボルシンガーが降板する5回まで1点リードした形だったことが良かった。

6回死球で出た走者が3塁まで進み、藤岡の犠飛ですぐに追いつくあたりは抜け目のないロッテ、その裏この回から投手が西野に代わったのが幸い、一死1,3塁で奥村の思いきりのいいスクイズが成功し再度1点リード。さらに7回裏無死満塁で代わったブランドンから村上のタイムリーで1点追加、このゲームどうにか村上が一矢を報いたものの、次の大引が併殺、中村外野フライで満塁で1点に終わるという攻めの拙さ。一方で8回裏2死満塁から田代の2点タイムリーは勝利をぐっと確実なものにした価値あるヒットだった。まさに足だけの選手でないことを見事に証明してくれた。

4点差になったこともあり、最終回抑えの石山が完璧なピッチングでロッテ打線を3人で片づけゲームセット。9度目の先発でやっと初勝利をつかんだ高橋、途中まで厳しいゲーム展開だったが、いつもの展開になりかけながらも持ちこたえ6回まで僅少差の1点リードでバトンタッチ、その後は勝利の方程式ハフーマクガフー石山の1イニングづつの投手リレーで理想的な形で勝利。おめでとう高橋、これからもチームの浮上のために勝利を重ねていってもらいたい。

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昨日は仕事だったので試合内容の詳細は分からなかったが、ロッテファンから「すいませんね。今日もいただきました。」と言われていたので負けは知っていた。

先ほど詳しいデータを見てヒット数も得点も前日を上回ったものの相変わらず大差で負けたことは変わらない。とにかく今のヤクルトとロッテでは投打のレベルが違い過ぎる感じは否めない。

ロッテ打線が三者凡退に終わったのは2回のみ、あとは常に四球やヒットでランナーを塁上に置いている。一方ヤクルト打線が機能したのは4,5回のみ。特にロッテの1,2番荻野、鈴木の4安打づつとヤクルト山田、青木のいずれも無安打。また鈴木は4打点、4番のレアードが2安打3打点で全打点8のうち鈴木とレアードだけで7打点を打っている。ヤクルトの1番から4まで無得点、その差が得点差に如実に表れている。

前日、4安打猛打賞の捕手田村の代わりに柿沼がマスクをかぶった。あれだけ打てる捕手を休養させる徹底した分担制、とてもヤクルトには真似はできない。

ロッテは相手投手のデータを綿密に研究し、連携した上で即打線が対応しているようだが、それが見事に機能している。今のヤクルト打線が同じことを試みて、それに選手が即対応できるかといったら疑問だ。そのデータに選手が対応できて初めて生きてくるわけだが、その能力が果たしてあるかどうか。石川などはデータ分析次第で対応力がある打者なら答えを出すだろう。

2試合でロッテ打線に被安打32、20得点、8本塁打。それに対するヤクルト打線は13安打、7得点、2本塁打。まるでホームの神宮がビジター状態。これでホームの千葉マリンスタジアムでやっていたらファンの応援をバックに大変なゲームになっていただろう。

ただ一つ明るい話題は5番先発で入った中山が唯一3安打猛打賞の活躍。力任せに振り回すだけでなく、選球眼がついてくれば結果を残す力を持っている選手だと思うので辛抱強く使っていってほしい。
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