初回1安打、1四球、内野ゴロ2つで2得点というのは今シーズンヤクルトの一番効率のよい得点の仕方だったのではないか。走者が足の速いランナーだったのが幸いした。5回まで先発青柳にわずかヒット1、四球2とほぼ完ぺきに抑えられたヤクルト打線にとってこの2点は大きかった。

対青柳、前回の対戦でもヒットこそ少なかったが四球がらみで得点していて5.73と防御率が一番悪いのがヤクルトなのだ。しかし同じアンダースローでもヤクルトの山中より約10キロは速い球を投げるので捉えづらい。

特に内角に浮き上ってくる球を真芯に捉えるのは至難の業だ。カープはアンダー対策としてバッターボックスの手前でバットを早めに出してボールが浮き上がる前に叩く練習をしていた。6回その内角を見事に
スタンドに叩き込んで貴重な3点を追加し、石川の150勝に大きな援護射撃をしたのがバレンティンだった。

このホームランでバレンは打点で山田の86に並んだ。最近のバレンは2ストライクに追い込まれると、BとSをしっかり見極めているし、以前のように高めの誘い球を振らなくなったため、四球でもチームに貢献している。

初回の2点がなければ負けていたかもしれないほど昨日の青柳の出来は良かった。シュートを多投していたが、MAX145キロとストレートの144キロを上回っていたのには驚きだ。特に右バッターの内角をえぐるようなシュートは非常に打ちづらい。

いっぽう石川のピッチングも素晴らしかった。キレ、コース、球種、緩急、コントロールどれをとってもよかった。特に阪神の3,4,5番のクリンナップを無安打に抑えたのが一番の勝因だ。福留の内角高めと外角低めに逃げるスライダーは素晴らしかった。現役で150勝以上上げているピッチャーは三浦大輔くらいではないだろうか。(黒田、松坂がいますね)150勝本当におめでとう!さらに200勝目指して頑張って欲しい。

今日はヤクルトのアンダー山中が先発予定、スピードでは青柳よりかなり落ちるが、コントロールと巧さでタイガース打線を抑えてくれることを期待したい。


















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先発デイビーズはいつも5,6回投げてほぼ3、4点で抑え、大崩れしない、ほぼ計算できるピッチャーである。DeNA戦好調だった阪神打線を
4回までわずか2安打2四球無失点に抑えた。

デイビーズは勝ち投手の権利がかかる5回裏、四球と2塁打のランナを置いて当たっている高山に3塁打を打たれ2点、さらに福留に当たり損ねのショートゴロ内野安打で不運な3点目を失ったが、前回8月19日の対広島戦味方のエラーに足を引っ張られながら6回被安打3失点1に抑えたゲームと違い、昨夜の審判は得意の外角ぎりぎりのコースをとってくれなかったことを考えれば、十分合格だと思う。

高山について少し触れたい。阪神が最下位に堕ちたころ、打率が落ち気味にもかかわらず、球宴に選ばれた高山を揶揄するコメントが多々あったが、ヤクルトと阪神が昨年ドラフトで競合し、阪神に持っていかれたドラ1の選手だけに金本監督の信頼を勝ちとって3番に座り、満塁弾を放つなど今再び阪神を牽引する活躍を見せている。また目下得点圏打率トップであり、即戦力としてヤ、阪神が目をつけた選手だけはある。

5回高山と福留の、デイビーズのインコース攻めに対するバッティングを比較すると高山の好調さがよくわかる。高山に対する内角がベルト付近で福留のやや高めの内角攻めより打ちやすさはあったかもしれないが、福留がファウルにしかならなかった内角の厳しいコースを高山は左翼線内側に見事3塁打した。あれはデイビーズの失投ではなく高山の内角打ちの見事さを褒めるしかない。この教訓を巧く生かして7回裏松岡が外角低めのシュートで高山を内野ゴロに討ち取ったが今後の高山攻略の一つのヒントになりそうだ。

ついでに、このところ阪神のマスクを被っているのが新人坂本。調べてみたら、昨年ドラフト2位で獲得した明大出の捕手。つまり阪神は明大からドラ1,2を獲ったことになる。履正社では山田の一つ後輩で大学時代学生代表のキャプテンを務めるなど統率力に優れているようだ。

このゲームを決定づけたのは序盤3回満塁時に岩崎の外角へのカーブをものの見事にレフトスタンドポール際に放り込んだ鵜久森のバッティングである。腕の長さを巧く生かしたナイスバッティングだ。4回にもタイムリーを放つなどこのゲームの全打点をたたき出す活躍が目を引く。そこには「あとがない」「結果が全て」という気持ちがもたらしたものだと思う。上田もそうあって欲しいのだが。


さて山田が復帰して3,4番に核ができた感じがする。昨日の試合ラッキーな内野安打を含み3安打、2盗塁であとはホームランが欲しいところ。欠場する前に打率では坂本に、本塁打も筒香に1本差で抜かれていたが、打点は僅少差ながらトップだった。しかしついにわずかながら新井、筒香に抜かれた。盗塁は大島、田中(広島)に6差をつけ29。3部門狙える数字なので焦ることなく一打席一打席を大事にしてもらいたい。今日は150勝がかかっている石川が先発、今日こそ打線の援護で石川に150勝を!











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昨日、雷雨が止み、雨を降らせた黒い雲が移動して雲の隙間から一瞬だが太陽が顔をのぞかせたのを見届けてから神宮球場に行ってみたら、まさかの中止。理由が「悪天候が予想されるため」というのだ。気象庁の予報からかもしれないが、2時間前に局地的豪雨があったが、その雲がすっかり移動してこれまで空を覆っていた雲がなくなっているのをみたら、再び雷雨になるとは思えない。16日は台風が近づいていたので致し方ないが、結局、昨夜遅くなって雨があったようだが、たとえまだゲームが終わっていなくても中断するほどの雨ではなかったはず。

前置きが長くなったが、今日から2位巨人に7ゲーム差をつけて首位を走る広島戦、相手投手は今季1勝3敗防御率2.62と苦手とする野村、昨年わずか5勝しかできなかった投手にヤクルトは既に3勝を献上している。これまでの反省点を徹底的分析し、野村攻略に結びつけてもらいたい。

それには野村が今季3試合投げ、まだ1勝も出来ていないDeNA打線対野村を参考にすべきだと思う。DeNAに対する野村の防御率が7.41、17イニング被本塁打4、被安打20という数字が示すようにほとんど通用していない。

これまでの野村のイメージは球種が多く、コントロールがいい。そのため追い込まれて凡打に終わるケースが多かった。しかし目を見張るような速球とキレキレのフォークがあるわけではないのだから、投球癖とDeNAの野村攻略法を徹底的に参考にして今日こそ打ち崩してもらいたい。前回の勝ち越しを自信に変えてブチ当たってもらいたい。




















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DeNAとの昨日までの対戦成績が6勝11敗ほとんどカモにされている状態、相性のいい中日とはちょうど逆のパターンだ。しかもいつも大量点を献上しているイメージが強く、ストレスがたまるゲームが多い。その悪い流れを絶ち切るためにも今日のゲームが大事だ。

昨日が石川先発予定が雨で中止、。今日の先発は小川、相手は変わらず久保の先発。いつも立ち上がりの悪い小川だったが、今日は4回までパーフェクトピッチング。久しぶりに見る小川の、これぞエースというピッチングだった。

序盤は投手戦で0-0、4回に鵜久森の一発でヤクルトが先制。ところが5回ヒット2本ですぐに追いつかれる。これまでの小川は追いつかれると粘れず、結局リードを許すゲームが多かったが、今日は違った。ヒットは次の6回にさらに1本打たれたが、終わってみれば、その3本のみ、横浜のうるさいクリンナップを梶谷の1ヒットのみに抑える。

しかも鵜久森の4回の本塁打1本による1点のみでヤクルト打線が打ち倦んでいた久保に、一割にも満たない打率で野手顔負けの勝ち越し2ランを自ら放ち、3-1とした。今、広島勢鈴木や菊池の連日の信じがたいような決勝打を「神ってる」とよんでるが、今日の小川の投打の集中力は「神がかっている」と思わせるような活躍だった。

明日勝てば5カード連続の勝ち越しとなる。しかも今日勝って勝率で阪神に並ぶ同率4位。明日の先発予定はまだ今季3連敗で勝ちのない山口、大振りせずミート中心のバッティングで山口を序盤で攻略したい。5カード連続勝ち越すためにも明日は何が何でも勝って欲しい。頑張れ、ヤクルト!




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巨人相手に連夜の1点差ゲームをものにしたヤクルト、オールスター明け連日ワンサイドゲーム負けていたのがまるでウソのようだ。特に驚異的な追い上げでカープを猛追している最近の巨人の勝率を考えると、その相手に連勝するとは、まさにあっぱれ、と言いたい。

満塁のチャンスに一本出ていたら楽な展開になったのにという場面が二度あった。チャンスでややヤクルト打線が気負い過ぎた感は否めない。特にランナーがいないときの単打、2塁打共に巧いバッティングをしていた今浪にそれが言える。

負傷前から谷内の好守には定評があった。確か今季6月19日の神宮でのゲームで外野に抜けるライナーを横っ跳びで好捕した動画を見たが、まるで曲芸師かと思うような凄いプレーだった。昨夜も9回阿部の外野に抜けたと思われた強烈なセカンドゴロを好捕して難なく処理したプレーは秋吉をバックで支えた。

昨夜のゲームは緩急、内外、高低を丁寧に攻めた先発山中とソロホーマーと好リードで巨人打線を1点に抑えるリードをした西田がヒーローだった。6回まで巨人打線を0に抑えながらギャレットに失投をスタンドまで運ばれ1点差とされた。その前の球がギャレットの背中側を通るとんでもないボール球だったので、外角を攻めることにしたのかもしれないが、アウトローはギャレットが一番好きで得意なコース、正に打ってくださいという失投だった。2回の2塁打も低めのボール球を強引に打って2塁打にしたギャレット、腕の長いギャレットにはインコース高目が一番有効だったはず。サイドやアンダースローのピッチャーの内角に喰い込んでくる球は非常に打ちにくいし、ヒットにはほとんどならない。そこを狙わない手はない。

幸先よく連勝したからにはさらに今日も勝ちたい。先発の館山が肘の調子がまだ完全でないようでコントロールが今一つ思うようにいかないのが悩みの種だ。好調時の変幻自在の投球を知る者としてはそれが不安だ。やはり館山を楽に投げさせるためにもまずは先制点をとって楽に投げさせたい。まだマイコラスノ肩が温まる前の序盤が一つの得点チャンスだと思う。勝利を祈る。





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