一昨日のゲームなど一時は7-2と5点リードをしながら結局終わってみれば負けはしなかったが、7-7の延長までもつれこみドロー。木谷以降の投手陣のふがいなさが一番の要因だが、王の持つホームラン日本記録を更新するまで驚異的な集中力でホームランを量産していたバレンティンが、達成後昨年の悪い時に戻ったかのように打てなかったのが、勝てるゲームを分けた大きな要因だ。

大記録を達成してこれまでの緊張感と集中力がすっかり緩み、同時に疲労感がどっと押し寄せてきたのかバッティングが雑になり、ボール球に手を出して三振を喰らうケースが多くなっている。

ホームランこそ2位のブランコに大きく水をあけたが、打点でブランコに20くらい差を開けられていた頃、バレンが三冠王を取りたい、と語ったのを聞いたとき、耳を疑った。バレンには打率と打点はまず無理だろうと思った。

ところが王のホームラン記録を目標に集中している間にあっという間に打率でブランコを追い越し、打点もわずか3、と射程距離に迫った。昨年まであれだけ雑だったバッティングから2ストライクに追い込まれると、大振りをせず、ミート中心のバッティングを心がけ結果をしっかり出し、あれよあれよという間に打率はトップに躍り出るだけでなく、打点デでもブランコに3と迫った。そして前のカード横浜戦でブランコが欠場している間にひょっとしたら追い越すんではないかと思われた。

ところがランナー置いた絶好のチャンスに横浜戦、そしてこの阪神2戦でも三振か四球ばかりで1点も打点は増えていない。いっぽうブランコの方もしばらく故障で休んだためかゲーム感が鈍ったのか対中日戦で快音はなかった。

こういうときこそチャンスなのにブランコとの3点差はずっとちじまっていない。今日は飯原、ユウイチの頑張りで勝てたが、昨日のゲームなどバレンの一発があれば勝てていたのに。どうしたバレン!シーズン終了前に息切れしたわけではないだろうが、三冠王を目指すなら今年が最大のチャンスだ。最後まで諦めず目標に向かって頑張ってもらいたい。
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