先発村中と山内の息詰まるような投手戦が続いた。そして最終回、1死後雄平がこの試合初ヒットで出塁。ところが川本がバント失敗で2死1塁になったときは、延長戦を覚悟した。

村中の代打福地。この回から登板した田島の3球目、外角低めぎりぎりのストレートを低いライナーでレフトへはじき返した。1塁走者川本が必死でホームをつく。微妙なタイミングだったが捕手谷繁が返球をはじきセーフ。劇的なサヨナラとなった。福地のヒットは8月12日の巨人戦以来。低めに強い福地ならではのバッティングだった。昨年浅尾のフォークを巧く捉えたヒットが印象に残っているが、よくぞ土壇場で決めてくれた。

8月12日ファームから復帰して以来、村中は1試合1失点以上与えていない抜群の安定感を維持している。しかも前回の中日戦に続き連続完封である。今やヤクルトの左のエースといっていい働きをしている。これはカープとの熾烈な、文字通りC(カープ)S(ヤクルト)争いをしている中でチームにとって非常に心つよい存在だ。

さて、このカードヤクルトに1勝もできなかった中日の次の相手は11勝4敗とカモにしているカープ戦だ。気合を入れて3連勝と願いたい。ヤクルトは、まさしく他力本願中日の力を借りて横浜に勝って一気に3位の座を奪いたい。巨人に3勝しかしていない最下位横浜に一つ負け越しているヤクルト、3連勝するつもりで戦わないと3位奪回は見えてこない。天敵中村(紀)が不在の間に今度こそ横浜をたたきたい。ガンバレ、ヤクルト!
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