2-1のスコアからすると、さぞ投手戦が想像されるが、ヤクルト打線に関してはまさに拙攻の結果といえよう。残塁11が如実にそれを表している。ランナーを出さなかったのはわずか7,8回のみ。特にひどかったのはピッチャーがサファテに代わった6回、無死満塁で1点も得点できずに終わっている。

決勝点となった2点もバレンのギャンブル打法(失礼)と言えなくもない。なんせこのゲーム5打席のうち3打席目のホームラン以外は4打席全て三振だ。三振かホームラン、一か八かのバレンらしい一撃だった。相手の今井も2打席三振だったので油断して投げたが外角高めのストレートだったようだ。

コントロールが今一つで決していい時の館山ではなかったが、5回以降わずか打たれたヒットは1本のみと尻上がりに調子を上げ、13三振、146球の完投勝利に心からお疲れさま、といいたい。球種の多さと変幻自在のピッチングは新人や外人打者はお手上げだ。カープの新人ホープ堂林も4打席全3振ときりきり舞い。ストライクからボールになる低めフォークの見極めができずにバットがことごとく空を切っていた。13三振が示すように球のキレも抜群だったようだ。

これで広島との差が5となり、CSの引導を渡してもよさそうだが、故障者が多く、気まぐれ打線に防御率5位の投手陣、油断は大敵、勝って兜の緒を締め直してちょうどいいくらいだ。

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