ロッテ14、ヤクルト12という残塁の数が今の両チームの打線状態をまさに表している。それでもわずかに残塁が少なかったヤクルトの方に勝利の女神が味方してくれたようだ。これまで吉見の低めのボールになるスライダーに手を出し、2三振を喫していたホワイトセルがようやく7回、青木を2塁に置いて貴重な決勝タイムリー2塁打を放ち3−2でヤクルトが1点差で逃げ切り、交流戦初の連勝を上げた。

 ヤクルト先発の山本斉は1、2回に1点ずつ取られはしたが、ロッテの3、4番井口、福浦に真っ向勝負を挑んで三振に討ち取るなど随所に素晴らしいピッチングを見せたが、警戒するほどでないバッターにいきなり四球を与えたりピッチングにバラツキが見られたのが残念だ。2勝を目前にしながら勿体ない。

 やはり相川は守りの要・捕手としていちばん信頼できる存在だが、このゲーム2度の満塁のチャンスにいずれも併殺打で得点の絶好のチャンスをつぶすなど、打撃面では大きく期待を裏切った。そのくせランナーのいないとき外野フライを打つなどちぐはぐなバッティングが目立った。

 打線ではハタケ、宮出がいい働きをした。また相手の再三の好守に阻まれ、ヒットには成らなかったが、森岡の、バットの真芯に捉えたあたりは素晴らしかった。打線は復調の兆しを見せているので投手陣が2点以内に抑えれば勝利につなげることができるはずだ。

 今日はパリーグはエース級のピッチャーのオンパレードでヤクルト以外は全てパのチームの勝利に終わった。それにしてもソフトバンクの投打のバランスの良さ、強さは群を抜いている。ようやくヤクルトは打線が上向きになってきているのでホームに戻りこれまでの借りをしっかり返すべく連勝と行きたいところだ。
[Web全体に公開]
| この記事のURL

1件中 1~1件目を表示


1