これが昨年9勝15敗と大きく負け越した相手への苦手意識の表れなのか、流れが悪い方に悪い方に行ってしまう。同じヒット数9、四死球6(阪神3)、残塁11(阪神6)という数字が表すようにヤクルトのチャンスの方がはるかに多かった。にもかかわらず2−6という得点差、拙攻が響いた。

 4回、7回の二度の満塁に1点も入れることができなかったことがこの点差を物語っている。特に4回は無死満塁。バレン浅い外野フライで1死後、宮本が併殺でチェンジ。宮本は6回にタイムリーを放ち貴重な1点を上げているが、2度の併殺打に倒れている。7回2死満塁で相川が外野フライでチェンジ。これだけのチャンスをつぶしたら勝利の女神もそっぽを向いてしまうだろう。まさにぶっ切れ打線だった。

 増渕は横浜戦でも初回の立ち上がりが悪く四球が多かったが、どうにか逃げ切り中盤に立ち直った。しかし今日は浩康の併殺失敗と畠山の判断ミスによる走者一掃という拙い守備もあって初回の4点が痛かった。増渕の場合、立ち上がりに課題があるのでバックが足を引っ張るとこのような形になりかねない。エンジンがかかるとそうは打たれるピッチャーではないだけに残念である。

 小川監督は試合後のインタビューでハタケを使った自分に責任があると言ったというが、ホワイトセルを入れて攻撃型の打順を組むためには多少の守備の弱点には目を瞑るしかない。昨年の対阪神戦で館山は一度も負けていないはずである。こうした阪神に強いピッチャーを軸にしたローテを組んで今年こそ阪神に対する苦手意識を払拭し、互角に戦うことが今後もヤクルトがAクラスを維持できるか一つのカギになるはずだ。とにかく最後まで諦めない野球をファンは望んでいる。
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 昨年0勝4敗と1勝も出来なかった久保にまたしても川本のホームランによる1点しか奪えず、3安打に抑えられ、1−4で敗れ、連勝も9でストップしてしてしまった。打者により、あるいは同じ打者でも打席によって決め球を変えられたり、しぼり球が絞り難い点もあったが、あまりにも打てなさすぎた。同じ投手に2シーズン抑えられるようではプロ打者として恥であり、次はしっかりリベンジをしてもらいたい。

 特に3番が今日もブレーキになった。7回浩康のヒットでさあ行くぞ、と盛り上がったムードが飯原の併殺で一気にしぼんでしまった。昨年活躍していた頃の覇気が感じられないし、じっくり粘れず、早打ちが目立ち過ぎる。使うならせめて左碗だけにした方が無難だろう。つながりが非常に悪くなる。

 昨年の1勝もできなかった投手に今年も緒戦でいきなり躓くようでは今年も阪神戦に苦労しそうだ。しかし苦手意識を持つのまだ早い。先発投手の層の厚さを考えたらはるかにヤクルトの方が有利であり、悲観することはない。

 先発の山本については3回までは前回のカープ戦同様素晴らしい出来だった。特に2回4番新井を3球三振に討ち取ったにのは圧巻だった。4回に微妙なコントロールの乱れからランナーを出すと、新井に2塁打を打たれ、2、3塁とされた後、追い込みながら林に外角のフォークを2塁打されて逆転を許した。さらに5回もわずかなコントロールが決まらず2死を取りながら満塁にした後、決していい当たりではなかったが新井にレフト前にタイムリーを浴び、2点追加された。ランナーを出した後の如何に抑えるかが山本の一つの課題だ。それを乗り越えて成長して行ってほしい。この悔しさを忘れるためにも明日はきっちり勝ちたい。がんばれ、ヤクルト!
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 今日の先発予想は阪神久保とヤクルト山本である。久保といえば昨年タイガースの勝ち頭として14勝5敗と大活躍したピッチャーであり、対ヤクル戦4勝0敗とヤクルトが完敗したピッチャーである。昨年ヤクルトが唯一ゲーム数の半分近く負けた(9勝15敗)相手がタイガースであり、この負け数がCS進出を阻む結果となったといっていいだろう。

 天敵として目の前に立ちはだかったのがまさしく久保だった。阪神に対する苦手意識のようなものが昨年はあったが、その一つが久保を攻略できなかったことにある。ヤクルトが今季Aクラスを狙うには、まず久保を如何に攻略して勝利に結びつけるかということにかかっている。

 阪神との緒戦を勝つことによって、その勢いで連勝と行きたいところだ。若い山本にまず先取点を取って精神的に楽にさせ、中盤までリードした形で持っていければ、中継ぎストッパーが好調なので逃げきれる可能性が高い。

 問題は鬼門の3番を誰にするかである。結果が出ない飯原を使い続けるより、相手が右腕の久保が予想されるので結果を出している左のユウイチあたりが妥当だと思う。3番と5番が弱いが、4番と6番に大砲がいるので如何にその前にランナーを出すかが一つのカギだが、下位打線7,8番が素晴らしい働きをしてくれていることも忘れてはいけない。今日も勝って10連勝と行きたい。がんばれ、ヤクルト!
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 今日の館山のピッチングなら最少得点1点で十分といってもいいくらい完璧な出来だった。コントロール、変化球の切れ共に申し分なく荒木コーチ、ニッポン放送のヤクルトOB若松氏も言うことなしと絶賛していた。相手の澤村が非常に力んで投げていたのとは対照的に力を抜いて投げていたため、変化球の切れが抜群だったようだ。9回投げて2安打四死球1、102球という数字がそれを表している。2試合連続完封はお見事。

 澤村は鳴り物入りで昨年のドラフト1位で巨人に入団し、キャンプから評論家諸氏の評判がきわめて高かっただけに初対戦で抑えられたら、今後ずっと舐められることになりかねない。開幕2戦目あたりで対戦しなくてよかった。あの頃の打線だったら、おそらく1点得点するのがやっとだっただろう。6連勝の後の投打のバッチリ噛み合った、この3連戦中の3連戦目ということもあり乗りの乗っている今のヤクルト打線には役者不足だったくらいだ。

 それにしてもこの3連戦、7-1、4-1、4-0と巨人を完璧に粉砕しての快勝である。こんな気持ちいい勝ち方は年間を通してそうあるものではない。昨年は今頃から負けが込み始め5月に最下位のどん底にどっぷりはまり、高田監督の退任となったが、その後を受けた小川代行が快進撃を続け、酷暑の8月に10連勝を達成したことがあった。これからまだ山あり、谷ありだと思うが、始まってまだ2週間というのに早くも昨年の好調期の連勝記録に並ぼうとしている。

 試合後のインタビューで小川監督は決して浮かれることもなく、いい形で巨人に3連勝したが、当たっている選手と打てない選手がはっきり分かれている、と語ったという。勝って兜の緒を締めよ、と自分に言い聞かせているようだ。祐ちゃんではないが、小川監督も何か持っている気がする。そうでなくて昨年の、あの借金地獄から貯金をするほどの奇跡の快進撃は生まれまい。このまま順風万帆に行くとは思えないが、たとえ連敗することがあっても、この指揮官を信じてこれからも熱く応援してゆきたい。
 
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 由規は雨中の悪条件の中、粘投で巨人打線を5回4安打1失点に抑え、2勝目を上げると同時にチームに8連勝をもたらした。雨の中でのゲームは早い回にリードをすべきという鉄則通り、2回表に先取点を取られるとすぐにその裏ハタケとバレンの2本のソロホーマーで逆転し、ゲームを優位に運べたことと、巨人打線に対し、投手陣が踏ん張り先発由規の1失点だけに抑え切ったことが勝因である。

 開幕の連敗で嫌な負け方をしたときは、巨人に対してシーズン早々苦手意識をもったのではと懸念したが、この連勝で完全に苦手意識を払拭できたことを確信した。ただ5回裏ハタケが3球三振を喰った疑惑の3球目(明らかに外角に外れていた)の主審のジャッジにには憤りを感じたのは僕だけではないだろう。大人しいハタケがあれだけ不満の表情を浮かべたのも頷ける。絶好調だったハタケが3打席目の影響か4段席目も連続三振に倒れ調子を落としたのが心配だ。

 雨による長い中断の末、由規の後を受けた押本、バーネット、松岡、イムいずれも危なげない素晴らしいピッチング内容だった。特にストッパーのイムは最終回巨人打線を三者連続三振に討ち取り、3点差にこれほど余裕を感じられたのは珍しいくらいだ。明日は沢村を如何に攻略するか楽しみだ。この勢いで沢村をKOし9連勝と行こう!
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