ペナントを左右する天王山の中日との4連戦で全敗してからよく持ち直し、CSで2勝2敗の五分と健闘したが、翌日のゲームで初回4点を奪われたことで、前日引き寄せた流れが完全に相手に行ってしまった。

 先取点を取られたゲームはことごとく負けたように、先に王手をかけられると主軸が十分機能していない貧打線ではそれをひっくり返すだけの力がない。特にハタケである。最後の打席がそれを象徴するようにペナント終盤からCSにかけての大事な時期に彼の不振が響いた。さらには前半で燃え尽きたようなバレンティンとホワイトセルの不調が期待を大きく裏切った。それに輪をかけるように新3番が期待された川端の怪我によるリタイアが痛かった。

 4月に1−0で完封するなど投手陣では中日に強い由規の脇腹痛による突然のリタイアは想定外だった。昨年12勝をあげ、今季もオールスター前に7勝を上げ、チームの勝ち頭として今年は15勝までいけるのではないかと思っていたら、突然の故障で計算が大きく狂った。

 それに村中の故障でさらに台所事情が苦しくなった。しかしその一方、赤川や七條という若い力が期待以上に活躍してくれた。それがヤクルトのAクラスを維持できた要因だと思う。

 一時は10ゲーム差をつけながら、最終的には2位に終わった要因は投手力の差。チャンスでの勝負強さの差だと思う。中日と比較して何が自分たちに足りなかったのか今回の悔しい敗戦でわかれば決してこの敗戦は無駄ではなかったはずだ。

 山田哲人のような若い選手がその悔しさをバネに来年は活躍してくれるだろう。最終戦9回浩康の代わりに山田に打たせてやりたかった。ゆっくり休んだら、来年に向けて始動してもらいたい。

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 連勝していい流れを引き寄せ、勢いに乗って3連勝で王手と一気に行きたかったところだったが、先発赤川が初回にいきなり中日にゲームを決めるビッグイニングとなる4点を与えてしまいいい流れを断ってしまった。昨日は仕事で試合経過を見ることができなかった。20時ころ休憩時間にテレビを覗いてみたら1−5で負けているのを知り、一番安定している赤川が初回なぜ4点も取られたのか不思議でならなかったが、エラーがらみであることを帰宅して「一球速報」をチェックしてわかった。ヤクルトがこれまで打てなかった川井を徹底解剖する以上に中日は赤川を徹底的に研究していたようだ。

 シーズン中の天王山で4連敗と痛い連敗も谷繁と平田にやられた記憶がある。CSでこれまで2勝2敗と中日にほぼ互角に戦ってこれたのも谷繁と平田を抑えてきたことも一つの要因だと見ていた。その2S1Bと追い込みながら平田に満塁で走者一掃の2塁打をいきなり初回に打たれたのが痛過ぎる。

 8球粘られ、8球目の外角ベルト付近の、大きな軌道を描く平田のバットスゥイングの、一番得意なコースに球が来れば、これまで眠っていた平田のバットも鋭く反応しないわけがないはずだ。キャッチャーがそのコースを要求したのか赤川の手本が狂ったのかわからないが、いつも私が言っているように、パンチ力、長打力もあるが、脇が開き気味の、あの大振りの軌道を見る限り、内角高めは打ったとしてもヒットは難しいだろう。空振りした1、3球目がまさに平田のウィークポイントだ。ファールで粘られ、フルカウントに持ち込まれて苦し紛れに投げた失投かもしれないが・・・。

 大事なゲームでエラーが出た方のチームが負けるというが、山田のエラーが初回にあったようだ。しかしそれを帳消しにするくらい唯一の得点をたたき出すなどバッティング面で見せてくれた。8回浅尾の速球を見事にセンター前に運んだ打撃はとても19歳の新人とは思えないバッティングセンスを感じた。それに比べ無死1、2塁のチャンスを中軸がモノにできないのが乗り切れない要因だ。青木、ハタケにしても好調さを持続できないのがこの点差である。もう後がない。悔いのない戦いを見せてもらいたい。がんばれ、ヤクルト!
 
 

 
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 今日先発が予想される中日のピッチャーは川井だ。天王山で川井に零封された記憶が鮮明に蘇る。速いボールを持っているわけではないこのピッチャーをなぜかなかなか攻略できない。手元で動くボールを持つというが如何にS・Bの見極めができるかが攻略のカギをだと思う。

 しかしプロであり、CSに進出してきたチームとして意地でも三度同じピッチャーに討ち取られるわけにはいかない。とにかく川井の球質、フォームの癖、攻めのパターンなど細部に渡り徹底的に研究し、今日のゲームに臨みたい。あとは勝つという気持ちの強さ、昨日からの勢いを大切にして勝利して王手としたい。がんばれヤクルト!

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 昨夜の勝利が名古屋ドームでの流れを変えてくれることを期待、と昨日のブログに書いたが、今夜のゲームに勝ち、どうやらようやく流れがヤクルトに来つつあることを実感した。先制点を上げた昨夜同様今夜も先制点を上げたのがヤクルトだった。シーズン中の4連戦ではなかった流れであり、昨夜、今夜共にこれまでの中日のお株を奪う先制、そして中継ぎ抑えのがんばりでリードを守り切り勝利している。

 ランナーを2塁において8番山井のフォークを逆らわずにミートを重視したバッティングで序盤の2回貴重なタイムリー先制打をたたき出したのが巨人戦ヒーローにもなった森岡だった。ミッキーのような大きな耳が動物的な勘の良さを示している。

 昨日に続き1番にシーズン中ファームでたたき上げた山田哲人を先発メンバーに起用した。ヒットこそ出なかったが、昨夜とおなじように外野に惜しいあたりがあった。また四球でランナーに出ると青木のタイムリーで決勝のホームインするなど上田同様足の速いのが魅力だ。この男は守備もバッティングも思い切りがいいし、何かやってくれそうで楽しみな選手である。8個と四球が多く、再三のピンチを中継ぎ投手陣がよく凌いだが、一つ間違えれば逆転につながるところだった。

 先制してセリーグナンバー1の投手力で逃げ切った中日のお株を奪うようなゲーム運びで連勝したのは大きい。如何に先取点が大事であるか、またそれを守る中継ぎ、ストッパーのがんばりがうまく機能したゲームだった。出だしはよかったが突如コントロールを乱した村中を躊躇なく代え、大島に1本タイムリーを打たれはしたが、コントロールが安定していて球のキレが良かったバーネットを引っ張るなど調子がいいピッチャーを臨機応変にうまく起用できていた。こうした思い切った決断が短期決戦では求められる。

 意気込みは伝わってくるが、なかなか結果が表れなかった3番青木が、ヒーローインタビューのお立ち台に立ったのはいつ以来のことだろう。彼が真のリードオフマンになればこんな心強いことはない。バッティングフォームには疑問があるが、今はそんな余裕はない。結果だけが求められるこのシリーズ、とにかく1、2番を足の速い若手コンビにチャンスをつくってもらい、それを得点につなげて欲しい。この勢いを明日のゲームにつなげ王手といきたいところだ。流れはヤクルトの方に来ている。がんばれヤクルト!
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 石川が7回を井端のヒット1本に抑える、これぞエースという見事なピッチングで中日打線を抑えると、8回石川の代打飯原がチェンのフォークを見事に左翼席にソロホーマーを放ち貴重な先制点を奪った。

 8回から左のエース石川から右のエース館山という必勝リレー。決して万全でない館山だったが、粘られながらも苦手荒木を抑え、9回の味方の追加点を待つ。それに応えるかのように先頭打者上田がこの回からマウンドに上がった左腕高橋聡からヒットで出塁し、宮本の犠打で1死2塁。青木の内野安打で1,3塁。バレンに代わる代打藤本が詰まってセカンドゴロ。ランナー2、3塁で代わった河原からハタケが貴重な2点タイムリーをセンターにライナーで放ち3−0とし、勝利をぐっと近づけた。

 その裏、1死から館山がシリーズに入って好調の森野にソロホーマーをライトスタンドに放り込まれるが、後続を抑え、久々の名古屋ドームでの勝利を勝ちとった。これまで何度となく中日から先制され、逃げ切られて敗戦というパターンが多かっただけにこの1勝が名古屋ドームでの悪い流れを断ち切ってくれることを期待したい。この勢いを明日に生かしたい。がんばれヤクルト!
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