巨人の勝ち頭東野を2回も持たず今季最短でKOし、さらに2番手の林にも猛打を浴びせ、序盤3回までに12点という大量点を奪い、巨人キラーの村中が先発とくれば、序盤でゲームは決まったようなもの。楽勝ムードだった。
 
 ところが味方の思わぬ大量点に気がすっかり緩んだのか、1,2回の1点づつ2点は仕方ないとして、村中は4回代打矢野に2ランを浴びるなど、今ひとつピリッとしないピッチングが続いた。球数も6回終了時で110球を超えボールの球威も衰えてきていた。

 そして7回先頭打者ラミレスにヒットされた時点で代え時だったが、続投させ、一死後長野に2塁打を打たれ、1点を返され、2死後代打由伸のとき、2球連続してワンバウンドボールを投げるなど疲労の色が表れていた。それでも代えず、結局、ワイルドピッチでランナーが2,3塁に進塁し由伸のヒットでこの回3点を奪われ、その差5点に迫られた。村中はここでようやく降板となるが、すでに球数は146球を数えた。阪神戦で中継ぎをかなり使ったためとはいえ、大事な先発をあまり無理をさせると、故障の原因になりかねない。

 序盤に大量点を上げたまま、中盤、終盤とヤクルト打線が沈黙しているうちに巨人が徐々にではあるが、序盤、中盤、終盤と次第に追い上げてくると重量打線だけに油断できない気持ちになる。8回裏ピッチャーが松岡に代わり、代打の先頭バッター松本がヤクルトの荒木のエラーで出塁したときは、嫌な気持ちになった。前回の阪神戦で思わぬ大量点を入れられたばかりだし、松岡はあまり器用なピッチャーではないので一本調子になると打ち込まれことがままある。それでも今日のゲームはよく踏ん張り1点に抑えた。

 9回はイムが2死から古城に四球を与えたが、その後を難なく抑え、7,8回の不安がまるで嘘のように4点差があれば、十分すぎる火消し役を演じ、村中に初の2ケタ勝利をプレゼントした。ヤクルトは再び借金を返し切ると同時に巨人に5連勝、五分に持ち込んだ。明日のゲームにも連勝し、一気に勝ち越したい。頑張れ、ヤクルト!
 
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 前のカード共に1勝2敗、投手陣の崩壊という形で迎えた北陸シリーズだが、打線が打っても投手陣が守りきれないという負け方としては巨人の方が尾を引く負け方をしているようだ。また巨人はストッパーを使いながら負けている。

 目下対巨人4連勝。今日勝利して対戦成績を5分に持ってゆきたい。打線は神宮で3連勝したときの勢いやつながりが夏場の疲れもあって今一つだが、このまま再び借金を増やすわけにはいかないし、上位を倒さねばCSのの望みを断つことになる。

 先発予想は藤井だ。打線としてはきわどい変化球の見極めと狙い球をしっかり絞ってバッターボックスに立つよう願いたい。先発予想の村中がこれまで同様ほぼ3点内に抑えてくれれば勝機は必ずあるはずだ。頑張れ、ヤクルト!
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 阪神が先発予想に反してチームの勝ち頭でヤクルト戦負けなしの久保を中5日で強引にぶつけてきたことは、このゲームを絶対落とせないという勝利に対する意気込みが伝わってきた。それに対しわがヤクルトはまだプロ1勝もしていない山本斉では、戦う前からハンデがあった。

 しかし昨日のように阪神のドラフト4位の高卒ルーキーが、同じルーキーでも社会人野球から入団し、すでに7勝している中澤に投げ勝ち、ヤクルト打線を1点に封じて初勝利を上げていることを考えたら、今日は山本に前夜のリベンジを期待したいところだったが、その期待は2回と持たずに連夜の阪神打線の餌食になり敢え無く潰えた。

 3連戦の初戦を館山の完璧なピッチングで勝利をつかみながら、2戦のうち1勝すれば勝ち越しという形にしながら、京セラ、神宮と阪神に負け越したのは厳しい。阪神に大きく負け越しているのは、阪神戦のぶつける投手層の薄さからかもしれないが、阪神が久保をぶつけてきたような工夫も必要だ。

 阪神首脳陣は最初から久保を中盤6回くらいで降ろすつもりでいたはずだ。それまでに出来るだけ得点を稼ぎ継投で逃げ切る算段でいたようだ。この程度の高卒ルーキーなら十分序盤で攻略できると踏んでいたに違いない。いうなれば最初から舐められていた感じがする。

 今夜のゲームは帰宅して3回あたりからBSで見たのだが、このゲームの木内球審はかなり内外角に広くカウントを取り、打者泣かせのジャッジに感じた。たとえば3回川端が見逃し三振を取られたストレートはユニフォームをかするようなボールだったし、4回ホワイトセルが自信を持って見送った外角に流れる球(ボールが城島のミットに吸い込まれた位置はベースから外に完全に外れていた)をストライクと宣告され不服そうにベンチに下がったジャッジなど見ていて憤りを感じた。

 また両チームの打線の勢いの差が目立った。ヤクルトがノーアウトでランナーを出しながら次の打者が併殺打に倒れるという盛り上げりが一気にしぼんでしまうような攻撃に対し、阪神はランナーを出したら、そのランナーを長短打でホームに返すべく打線のつながりが非常にうまく機能していた。平野、金本、鳥谷など完全に詰まった当たりでも外野の前まで実にうまくボールを運んでいた。

 この3連戦、広島、横浜と下位チームが上位の巨人、中日に勝ち超している。ヤクルトだけが負け越したのは痛い。広島は第一戦の延長逆転サヨナラの勢いを維持し、負けはしたが最後まで巨人を苦しめ11−12の1点差まで迫る好ゲームをしている。他のチームには健闘している投手陣もなぜか虎戦になるとこうも打ち込まれている。他のチームはどうでもいいというわけではないが、虎に打線で打ち勝つのは無理がありそうなので、せめて投手力で勝ち越せるピッチャーをぶつけるべきである。
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 p.m9時過ぎ仕事から帰ったらゲームは終了していた。相手は2年目の高卒ルーキー秋山と聞いていたので序盤で攻略かと思いきや、5回交代まで1点しか奪えず、しかもクリンナップを含む上位打線で畠山以外は全くの音なし、これでは勝てんわ。

 まったくチャンスや隙のないピッチングをされたのなら致し方ないが、序盤の2,3回にいずれも満塁のチャンスでタイムリーが出ていたらゲーム展開は違っていただろうが、拙攻が響いた。いつでも打ち崩せるという油断がどこかにあったのかもしれないが・・・。

 昨夜、6−0の敗戦に真弓監督へスタンドの虎ファンから「優勝する気あるのか!」とか「辞めちまえ!」という辛辣な罵声がとんだというが、それを聞いて発奮したのか、マートンが5打数4安打4打点、鳥谷5−3−2、新井5−3−2、ブラゼル5−2−1と昨夜館山に完璧に抑えられた虎打線の主力にメッタ打ちにされては勝ち目がない。

 先発中澤は6回途中まで失点4でどうにかゲームをつくり、味方打線の反撃を待ったが、中継ぎ投手に抑えられ、6回以降ランナーさえ出せないまま、最終回デラクルスがこれまでの緊迫感を壊すような集中打を浴び、ゲームを決定づけてしまった。

 いくら速くて球威のあるボールを投げても打者の駆け引きができるようにならなくては一軍では通用しない。デラクルスがやっと使えるようになったと期待していたが、今夜の内容にはがっかりだ。それとは反対に初の一軍に上がってきた新田玄気という選手に注目している。横浜戦に初めて起用され、ストッパー山口からいきなり2塁打デビューを放ち、今日も虎のストッパー藤川からヒットを放つなど実践にとことん強いところを披露した。今後が楽しみな捕手である。

昨夜、広島にダメージが残るに延長サヨナラ負けをした巨人が今夜も10安打を放ちながら、たった2安打の広島に1-4で負けている。勢いというものはそういうものだ。
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 打つべき人(主力の3,4番)が打ち、投げるべき人(ヤクルトの右のエース)が好投すれば、ヤクルトはこういうゲームができるんだという理想的な勝ち方をしてくれた。しかも館山は104球というまさに省エネ投法だった。

 館山は怪我から復帰して前回の対中日戦(8月20日)あたりから、それまでの不安的なピッチングから完全に変わったなという感じを受けた。昨年最多勝を上げたくらいだから元々素質があるピッチャーだったが、怪我に泣き、前半思うような成績が残せなかったが、ようやくいい時の館山に戻った。

 前回の9回4安打0失点0四球で完封した中日戦に続き、今日の阪神戦も9回6安打0失点0四球というナイスピッチングで完封している。優勝争いをしている中日、阪神相手にこれだけの投球内容で連続完封できるピッチャーは今他の球団にはおそらくいないだろう。

 今日のヤクルトの先発メンバーを見たら、まさに攻撃型というオーダーだった。しかし相手のメッセンジャーをなかなか打てず、厳しいゲームが予想されたが、わずかなチャンスを4回にホワイトセルが、そして6回に飯原が一人ランナーを置いて2ランホーマーで先制、そして中押しとなる追加点を上げ、さらに8回にもこの二人がダメ押しとなるタイムリーを放ち、ゲームを決めた。

 ここぞというときに打てるホワイトセルが不動の4番にいることは前後を打つバッターに非常に効果的に働く。ある野球評論家がホワイトセルのことを非常にクレバーな選手だと言っていた。カウントを追い込まれるまでは大振りしても、追い込まれたらしっかりミート打法に切り替え、相手の球種を読んだバッティングを心がけている、と。さらに彼の真面目な性格が今の好調の秘訣だと思う。

 このゲームヒットこそなかったが、選球眼の良さと粘り強いバッティングとピッチャーへの威圧感という点でやはり畠山が5番にいるといないのでは大違いだ。それに2軍で昨日まで375厘の高打率で3番を打っていた藤本が1軍に復帰した。ヒットこそなかったが、初打席ライナー性の当たりを打つなど打撃面で期待できそうだ。川端との競争になるだろうが二人のチームへの貢献と活躍が楽しみだ。
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