前回、代理人と球団側との交渉が決裂し、退団が決定的だと思われたヤクルトの守護神林昌勇だったが、二転、三転の末、どうにか残留が決定したことが球団側から発表された。

 スポーツ紙によれば、27日午後イムと球団関係者が対面した後、夜になって球団側と代理人との4時間半に渡る会談が続いたが結論が出ず、日が改まった翌日深夜になって代理人から残留意向の連絡が伝えられたという。

 2年契約で来季の年棒が3億6千万+出来高払い。これは石井一(06,07)の2億5千万を超える球団最高額である。3年目は双方が合意した場合のみ延長で、14億を超えるというからかなりの高条件である。

 大リーグでプレーする日本人選手のほとんどが契約に代理人を立てているように、やはり言葉の壁がある外国人選手には本人の意思を正確に伝えるために代理人が必要になる。そのためどうしても代理人の意向が働き、契約を難しくさせている面もあることは間違いない。球団もファンのイムの残留は大きな朗報だが、結論がでるまであまりにも紆余曲折があり過ぎた感は否めない。
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 期待されて大リーグ入りした松井稼頭央も怪我や成績不振でクビになり、来季は日本でのプレーを希望していた。西武に在籍していたころの実績を考えれば、どこの球団でも欲しくなる選手であることは間違いない。

 しかも日本ならこういう選手を大リーグのようにそう簡単にクビにすることはまず考えられない。本人も安心して野球に専念できるのでその相乗効果が十分期待できる。

 松井についてはオリックス、阪神も欲しいらしかったが、金銭的に余裕があれば当然ヤクルトも欲しかったはずだ。しかし押しが強く、星野監督の要望には極力応じる楽天にはどこの球団も叶わなかったようだ。

 楽天は岩村に続き松井まで獲得し、来季の打線に格段の厚みを増した。投手陣もアスレチックスとの交渉が決裂したため岩熊の残留が決まったことで投打のバランスが取れたチームになるだろうし、Aクラス入りが十分狙えるチームになりそうだ。
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 広州アジア大会の野球で日本は韓国、台湾に次ぐ3位(銅メダル)に終わった。韓国や中国がプロ選手を参加させていることもあるが、ドラフトでプロ入団が決まった社会人選手も参加していたし、野球に関しては韓国や台湾より歴史が一番古い国としての意地をみせて欲しかった。

 因みに優勝は韓国チームだった。韓国は北京オリンピックでも優勝しているし、WBCでは日本が優勝しているが、今やほとんど差は感られないほど力は拮抗している。

 今回の台湾との準決勝戦をBSで見たが、台湾に3点を入れられ0−3のまま台湾の先発、中継ぎに0に抑えられ、やっと9回3ランホーマーで追いついたが、延長10回3−4で台湾に負け決勝に進めず、中国との3位争いに勝ってどうにか3位となった。プロ選手が不在のこともあり特に韓国、台湾に比べ打線の弱さを感じた。

 WBCでは辛うじて韓国を凌いでいるが、他のスポーツでは今や韓国に大分差を開けられてしまった。広州アジア大会での中国、韓国と日本のメダルの数を比較するとそれが明らかである。それぞれの金メダルの数は中国146、韓国55、日本30である。

 日本の10倍近い人口を持つ中国が金メダルの数がずば抜けて多いのはわかるが、日本の半分以下の人口しかない韓国が日本の約倍の金メダル数を獲得しているところに、韓国選手の指導法や意識の持ち方に違いがあるように思われる。

 北朝鮮の女子柔道選手のように相手の顔面に張り手を喰らわすような反則技を用いても勝とうとするのはもってのほかだが、より強く、より高く、より速くというスポーツの最高峰を目指してフェアー精神で最善を尽くすのは当然であり、なぜ2番ではいけないのでしょうか、という国会議員が日本にはいるが、スポーツの国際大会においてはそれは通じない。

 電気メーカーでも日本は今韓国の企業に猛追されているが、スポーツでは韓国に完全に負けている。中国には叶わないとしても韓国には負けて欲しくない。それにはやはりスポーツへの意識改革が必要だろう。それと国の待遇面のバックアップが必要とされよう。

 
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 元ヤクルトの主力選手岩村明憲の、星野監督の「オマエと野球がしたいんや」という殺し文句で楽天入りが決まった。ヤクルトから大リーグ・デビルレイズに移籍し、1番セカンドで中距離ヒッターとして一時は活躍したが怪我にも泣かされ、パイレーツ、アスレチックスと相次いで解雇され、大リーグの厳しさを身にしみていただけに「渡りに船の心境」で、あの一言は効果覿面といった感じである。

 ヤクルトに在籍していたころは、ホームランバッターとして荒削りなところがあったが、メジャーのボールは飛ばないし、真芯に当たらないとホームランにならない。自ずと中距離ヒッターにならざるを得なかった。そこで身に付けたコンパクトなバッティングが評価を得た。しかしメジャーの荒っぽいプレーによる怪我にも泣かされ、さらに短期間で結果を求める野球に応えられず、パイレーツ、アスレチックスと次々に解雇された。日本野球との違いを思い知らされる結果になった。

 松井稼頭央も日本球界への復帰を望んでいるようなのでシーズンオフには発表があるだろう。松井のような選手をヤクルトは欲しいが、新外人の入団が決定したし、イ・スンヨブの獲得にも興味を示しているようなので球団側に金銭的な余裕はないだろう。交流戦で戦うことにはなるが岩村が同じリーグでなくて良かった。楽天での活躍を期待したい。
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 ヤクルトのストッパーイムに続きヘチョンの退団も決定的になった。イムについては交渉の行方が二転、三転したが、どうやら今回退団という最終的な結論に達したようだ。

これまでヤクルト球団と代理人との交渉が何度も重ねられ、イム本人もヤクルトに残留するのが第一希望だと言われてきた。しかし結局は契約更新に当たり、両者の契約金の折り合いがつかず話し合いは決裂、残念ながら退団という運びとなった。

 ヤクルト側が3年契約で12億円を提示したが、代理人側はそれ以上の額を要求したと思われる。球団側としては破格待遇で慰留を求めたが、代理人との間に開きがあったようだ。好成績を残した選手が高額の契約金を求めるのはわからないではないが、球団側も他の選手とのバランスもあるので致し方ない結論だろう。しかしヤクルトというチームに対する愛着があるのなら、呑んでほしかった。

 韓国サムソンからヤクルトに入団したイムは最初の年に33セーブを上げ、2年目も28、そして今季自身最多の35セーブと1.46のベスト防御率をマークし、3年通産96セーブを記録し安定した活躍を見せ、今やヤクルトの守護神としてなくてはならない存在だった。来年優勝争いに加わるにはやはりストッパーなくしては難しい。彼が抜けることは大きな痛手である。

 イムについては巨人、阪神がかねてから食指を伸ばしていたが、それに加えてストッパーの小林宏がメジャー挑戦で退団するためロッテも獲得に乗り出している。オーナーが在日韓国人のため、金銭的なモノより心情的にロッテへの入団の線が考えられる。

 いっぽう150キロの速球左腕という触れ込みで2年契約で入団した同じ韓国のヘッチョンの退団も決定的となった。今季ロッテとの交流戦では信頼を裏切る投球内容でファームに落ちるなど一軍とファームの往復だった。年間を通じて安定したピッチングが課題だったが、球団は年棒に見合う結果が残せなかったことを契約更新しない理由に上げている。

 イムが去ることになった今、彼に代わるストッパーが誰になるかが注目される。160キロ剛速球のデラクルスに期待したいところだが、課題は緩急のコンビネーションだ。ボールも重そうだし、今季は一軍での出番はあまりなかったが、直球と変化球の精度を磨き二年目の来季に期待したい。
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