広島以外のチームに全て勝ち越し、貯金13とセリーグ独走態勢に入りつつあった巨人が交流戦緒戦の日ハム戦で16点を献上し、無様の6−16という大差で敗れている。しかも突然巨人を追い出された二岡が古巣相手に大活躍、だから交流戦は面白いのだ。

 いっぽうヤクルトは先発石川が2点をリードされたが、4回ガイエルの逆転3ランで勝ち越す。ところが6回に同点にされた。その後投手陣がふんばり、7回3塁打を放った宮本を相川のタイムリーで返し勝ち越しに成功する。そして9回には川島慶の2ランなど3点を追加し、最後は守護神林が3人で抑え、好調をそのまま維持し、6連勝を飾った。セの1位巨人と2位のヤクルトは明暗を分けた。明日も日ハムに頑張ってもらって野球をますます面白くしてもらいたい。
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 岩隈、田中というパのエースを擁する楽天は打線も今シーズン非常に好調で投打のバランスがいい。発足した年、記録的な負け数でパのお荷物球団だったチームが、いまや優勝争いができるチームになった。種を蒔き、水を遣り、野村監督最後の年で花を咲かせるまでに成長している。

 簡単にヤクルトと楽天の戦力比較してみると、ヤクルトは防御率3.13で3位(1位広島2.92)だが失点は108で最少。投手陣の頑張りがうかがえる。いっぽう楽天は防御率3.72で2位(1位ソフトバンク3.70)、失点143で最少。防御率、失点ともにヤクルトが数字の上ではかなり楽天を上回っているが、打のパといわれるようにパには大砲が多いので一概に数字だけでは判断できない。

 打率はヤクルト258厘で2位(1位巨人264厘)、楽天275厘で2位(1位日ハム293厘)。今シーズンの楽天はチーム打率もいいが、打線のつながりがいいので要注意である。あえて楽天の弱点を挙げれば、絶対的なストッパーの不在である。野村監督が田中や岩隈に無理してまで完投を指示するのはそこに要因があるのだろう。しかし長期的に見たらそれがいいか疑問である。

 打線では楽天に劣るかもしれないが、わがヤクルトには好調な中継ぎ、そしてストッパーには絶対的な守護神がいるので中盤までリードを保てれば、勝率は堅いと見ている。いずれにせよセ・パ2位同士の戦いは面白くなりそうだ。
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