ヤクルトはこのところ1点差ゲームでもしっかり勝てるようになってきた。こういう勝ち方を一番喜んだのが野村監督だった。昨年、そして今シーズンに入ってスタートから25試合くらいまで、ほとんど1点差ゲームは落としている。これは投手陣の踏ん張りが利かないということが一番の原因だが、決め手となる1本のタイムリーが打てない打線にも問題があった。

 ところが最近10試合を見ると、投手陣の安定が目を引く。昨年の上位チームの中日、阪神そして、足を使ったしぶとい打線の広島にも投手陣が好投しことごとく勝ち越している。負け越している首位の巨人と最下位横浜戦は投手陣がほとんど打ち込まれて負けている。村田不在中の横浜に負け越しているのは情けない限りだが、パターンが決まっていた。今シーズン非常に好調のハマの番長三浦を第一戦目にぶつけてきて、初戦勝った勢いをそのまま次のゲームにつなげている。

 そして目下負け越している巨人、横浜の2チームと対戦することなく交流戦に突入することになったことが5年ぶりの貯金8につながっている。この貯金をしっかり持ち応え、交流戦を五分で戦えるかどうかでAクラスになれるかBクラスに落ちるかを占えるだろう。毎年交流戦の成績が芳しくない巨人との差を詰めるいいチャンスだと思うし、交流戦を前にして投手陣が安定してきたヤクルトのガンバリを期待したい。
[Web全体に公開]
| この記事のURL

1件中 1~1件目を表示


1